川谷絵音さんという人物の凄さについて
タイトルの通りです。
ここ5.6年、ありがたいことに川谷絵音さんのライブに複数回行かせてもらえたのですが、毎度毎度その凄さに圧倒されるので言葉にまとめておこうと思います。
2019年11月 心実(indigo la End) @横浜関内ホール
2020年12月 ゲスの極み乙女。(ゲスの極み乙女。)@ぴあアリーナMM
2020年11月 夜警 (indigo la End)@横浜関内ホール
2021年12月馳せ合い (indigo la End &ゲスの極み乙女) @東京国際フォーラム
2022年6月 ゲスの極み乙女。@幕張メッセ
2022年11月 藍(indigo la End)@日本武道館
2022年12月 ゲスの極み乙女
2024年12月 トウヤノマジック@横浜アリーナ
振り返ってみると7回でした。体感もうちょっとある気がしたんだけど配信があったり同じ公演に2回行ったりしてるかも?まあ大体こんな感じ。
indigo la Endは11月〜12月のイメージだね、バンドのイメージ的にもなんかそんな感じする。
まずゲスの極み乙女の時もindigo la Endの時も、開演からしばらくはずーーーーーーっと連続で演奏をしてくれるのでこちらが息切れしてしまうくらい。直近のトウヤノマジックでは一気に14曲、1時間超ノンストップで披露されて、聴いてるだけのこちらが心配になってしまうくらいだった。ああ、川谷絵音さんのライブはそういえばこうだった、と久しぶりに思い出す。(2023年のライブは行きたい場所のチケットが取れなかった)
いったいあの華奢な体にどこにそんなパワーを秘めているんだろう?ものすごく簡単にさらりと歌っているように見える。でもそもそも川谷絵音さんが作る歌はめちゃくちゃに難しいし高音も多いしいくらご自身が作った曲でも普通こんなに歌い続けられるものなんだろうか?
ステージ上でお水を飲んだり汗を拭いたり(そもそも全然かいてないように見える)する姿も全然見たことがない。(見てないところでされてるなかもしれないけど)
毎回本当にすごいなあと思うのは、「調子が悪い日、どころか調子が悪い瞬間、を感じたことが私が行った全てのライブを通しても1度もない」ことだ。音を外すことなんてもちろん一度もない、高音がうまくいかなかったこともない、声が伸びなかったこともない。とにかく音源と全く差がないものをライブで聴かせてくれる。
楽器弾きながらこれをさらっとやってのける、っていうのはいくらプロとはいえすごすぎる気がしている。この前のトウヤノマジックでは「韓国前に風邪を引いた」と言ってたけど、へー川谷絵音さんも風邪ひくんだ、と思ってしまった。それくらい喉の調子が悪そうな瞬間を一度たりとも感じたことがない。
とにかくうまい、歌がうまい。ずっと聴いていたい。ライブって大なり小なりやっぱり音源とは違う不安定なものが出るものだと思っていたから、安定感にいつも驚かされる。
かと言って表現力がないわけではもちろんなく、すごく思い出に残っているのは2020年の夜警で演奏した「藍色好きさ」なんだけど、この曲の前のMCで「自分としては珍しく直情的に書いた歌で、いろんなことがあったからあんまり歌わない方がいいと思った歌なんだけど、ファンのみんなが好きだって言ってくれて、そのおかげで歌ってもいいのかなと思えるようになった」って話してくれたことを今でも覚えている。
あとは直近のトウヤノマジックの、チューリップからの蒼糸は本当に泣けた…
蒼糸は実は1番好きな曲なんだけど過去「PULSATEはファンにそっぽ向かれたアルバム」ってライブで話してたことがあって、でもトウヤノマジックでは「PULSATEで1度潜ったから見えたものがあった」って書いてくれてたのすごくぐっときた。私はこのアルバムも大好きだから。
中途半端なところで終わったけどここまで書けたので唐突に終わり!