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【法令集2025】高さ制限

高さ制限は6種類。❶絶対高さ55条 ❷日影(別掲)❸天空率 ❹道路斜線 ❺隣地斜線 ❻北側斜線。計算問題は❹❺❻を比較して一番厳しい高さが解。但し❶が解となることもある。要注意。

【ヨシム メモ】
法55条1項は、高さの限度(10mまたは12m)が設定されています。一低、二低、田園の3つの住居系の用途地域に限っています。暗記しておきましょう。

【ヨシム メモ】
法56条1項は、一号)道路斜線、二号)隣地斜線、三号)北側斜線です。当然、計算問題も「時短」しないといけませんから、斜線勾配加算数値、及び緩和条件は全て暗記が望ましいです。道路斜線だけで解答できる問題もあるので、暗記するメリットを感じて下さい。また、ヨシムが道路斜線から計算するもう一つの理由は、加算数値が0なので一番厳しい高さになる率が高いことです。

【ヨシム メモ】
法56条1項一号)道路斜線には、水平距離に限度があることを知っていますか。「別表第3の距離(適用距離)」以下の範囲内において、道路斜線制限がかかりますので要注意です。斜線勾配と適用距離は、後掲の別表第3を参照して下さい。

【ヨシム メモ】
法56条1項二号)隣地斜線は、万が一、斜線勾配と加算数値を忘れてしまった場合、即確認が出来るようにマーカーしておきましょう。

【ヨシム メモ】
法56条1項三号)北側斜線も、万が一、斜線勾配と加算数値を忘れてしまった場合、即確認が出来るようにマーカーしておきましょう。また、用途地域ごとに加算数値を整理することがポイントです。

【ヨシム メモ】
法56条2項は、道路斜線の「後退距離の緩和」です。道路境界線より建築物をセットバックさせると、道路環境が良くなるので、当該後退距離分を水平距離に加算することがきます。後退距離の計測は「最小の距離」ですから、測定点の後退距離でないことに注意して下さい。また、「有効寸法」で計測しましょう。芯々寸法ではありません。

【ヨシム メモ】
法56条2項の脚注に、「後退距離の緩和の特例」があります。過去の本試験で出題されましたので、後掲の政令を必ずチェックしておきましょう。

【ヨシム メモ】
法56条6項は、3つの斜線制限の「緩和規定」です。脚注から後掲の政令をチェックして下さい。製図試験でも問われる知識ですから、暗記は必須ですね。

【ヨシム メモ】
法56条7項は、「天空率」です。天空率とは、3つの斜線制限を除外にする規定です。手計算では不可能なので、試験で計算させることはありません。ただし、用語の問題で出題されます。一回読んでおくことをお薦めします。

【ヨシム メモ】
別表第3は、道斜斜線の「斜線勾配」と「適用距離」です。斜線勾配は暗記して、適用距離は「最小の20m」だけ覚えておくと便利です。

【ヨシム メモ】
130条の12は、「後退距離の緩和」です。一号の物置、二号のポーチ、三号の門または塀が、当該条件に合致したものでないと、後退距離の緩和が受けられません。つまり、水平距離に後退距離を加算することが出来なくなるということです。

【ヨシム メモ】
132条は、「前面道路が2面以上の場合の緩和」です。道路幅員の広い方を「A」、狭い方を「B」とすると、
❶「2A以内かつ35m以内」の範囲内は、狭い道路についても広い幅員Aがあるものとして計算できます。
❷「❶以外のエリアで、Bの中心線から10m 超える」範囲内も、同様に広い幅員Aがあるものとして計算できます。
❸「❶と❷に該当しない」範囲内は狭い幅員Bとして計算して下さい。

【ヨシム メモ】
134条1項は、「道路斜線の緩和規定」です。公園、広場、水面が道路の反対側にある場合は、その反対側までが水平距離となります。製図試験で問われる知識ですから、暗記必須ですね。

【ヨシム メモ】
135条の2は、「道路斜線の高低差の緩和規定」です。高低差の緩和は、全て同じ計算式【(当該高低差-1m)/2】となります。よって、暗記がお得です。

【ヨシム メモ】
135条の3 1項一号は、「隣地斜線の緩和規定」です。公園(都市公園除く)、広場、水面が隣地にある場合は、その1/2外側までが水平距離となります。製図試験で問われる知識ですから、暗記必須ですね。

【ヨシム メモ】
135条の3 1項二号は、「隣地斜線の高低差の緩和規定」です。高低差の緩和は、全て同じ計算式【(当該高低差-1m)/2】となります。よって、暗記がお得です。

【ヨシム メモ】
135条の4 1項一号は、「北側斜線の緩和規定」です。(公園や広場がなく)水面、線路敷が隣地にある場合は、その1/2外側までが水平距離となります。製図試験で問われる知識ですから、暗記必須ですね。

【ヨシム メモ】
135条の4 1項二号は、「北側斜線の高低差の緩和規定」です。高低差の緩和は、全て同じ計算式【(当該高低差-1m)/2】となります。よって、暗記がお得です。

【ヨシム メモ】
135条の9~11は、「天空率高低差の緩和規定」です。高低差の緩和は、全て同じ計算式【(当該高低差-1m)/2】となります。よって、暗記がお得です。

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