日本経営品質とは?

今日は愚妻の誕生日であった。

サプライズに日比谷花壇に8:00〜12:00到着で花を注文してあった。
昼の13:00にまだ到着しない。

ヤマト運輸さん地区担当の社員ドライバーさんに電話をしても荷物は来てないとの答え。
日比谷花壇に電話をして13:40に到着した。
配達の方は地区担当ドライバーではなく、別の委託ドライバーさんであった。理由を聞くと、地区担当ドライバー(ヤマト社員)さんの荷物の積み忘れであり営業所内に積み残されていたと言う。
以前に比べヤマト運輸さんも委託ドライバーさんの比率が上昇している。

私の現役時代アウトソーシングと言う言葉が生まれたが、今や死後となりそれが当然のようである。終身雇用、これが日本社会の常識だった頃から、成長戦略会議、竹中平蔵、デビッド・アトキンソンの勧める資本主義は人をものと扱い、奴隷化する政策である。非正規雇用で経営品質劣化は明確化である。外国人にはそれが分からない。なのになぜ、外国人が内閣会議にいるのか?(竹中は外国人?)
竹中、アトキンソン、引込め!
外部委託ドライバーさんも素晴らしい人であった。まだ救われた。

日比谷花壇は返金を申し出、私は断り、金の問題ではなく債務不履行として損害賠償を要求した。問題化しなければ同じことの繰り返しだからだ。

ヤマト運輸には、
三越の専属配送業務を袖にして宅配を始めた小倉会長のコンセプトを見失っていないか?
目先の売上のためにサービスを蔑ろにしていないか?
コスト削減で外部委託にすれば人は育たず、結果的に特にはならない。
現場がてんやわんやになってのミスはマネジメントの責任ではないかと思う。
キチンと給与を払い、キチンと仕事をすれば客は金を払う。
それを勘違いした結果が日本が30年間賃金が上がらない理由だ。
目先の利益優先でサービスは犠牲、少しの利益で見えない損失は莫大、それでは本末転倒です。
ヤマト運輸の経営品質劣化は日本の劣化であると思う。
と意見した。
1分後には電話があった。ほとんどの人は何も言わず去って行く。ご意見感謝とのことである。

意見をしてくれることのありがたさは、お互い様である。

明治天皇が崩御されてからも、大正天皇は、
例大祭おいては、今だけを想うのではなく、戦地にて絶命された時までも想いを馳せることの重要性を命じられたと言う。

仲間に思いを馳せる、ヤマト運輸さんがなくなれば、困るのは国民である。

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