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JO1の愛が詰まった28分55秒 メンバー3人の“涙”で振り返る京セラドーム公演

1月30日、JO1の公式YouTubeチャンネルに『2023 JO1 2ND ARENA LIVE TOUR 'BEYOND THE DARK:RISE in KYOCERA DOME OSAKA'』のビハインド映像が公開された。

2020年3月のデビュー以来、グループの目標として掲げていたドーム公演。夢のステージに立った彼らの、素顔を堪能できる素晴らしいコンテンツとなっている。

そんなビハインド映像で、私はメンバー3人の“涙”に注目した。感動に包まれたドーム公演を涙とともに振り返っていきたい。

書くのが遅くなってしまったが、そんなのは気にしないで進める。


金城碧海がステージに立っているだけで私は嬉しい

最初のメンバーは、金城碧海。目に涙を浮かべ、ウルウルさせながらファンに想いを伝えてくれた。

「JAMのためにこのステージに立ってるし、生きてるんだなってほんまに実感しました」

金城の口から出るこの言葉には、重みがある。なぜなら彼には、活動休止の経験があるからだ。

適応障害と診断され、約半年間表舞台に立てなかった。金城の活動休止中、JO1は初めての有観客単独ライブ「2021 JO1 LIVE "OPEN THE DOOR"」を開催。のちに金城は、「映像を見て泣いてしまった」と語っていた。

新型コロナウイルスの拡大と同時期にデビューをしたJO1。メンバー全員、ステージに立てるのが当たり前ではないとわかっている。その中でも、金城は一番実感しているだろう。

だから、「ステージに立っている」「生きている」の言葉に重みがある。

努力家で、負けず嫌い。ステージ上ではいつも全力で、ファンへの愛を惜しまない。この瞬間が永遠でも当たり前でもないと知っているから、目に映るすべてを焼きつけているように見える。

私は、金城がステージに立っているだけで嬉しい。なんなら、元気に笑っているだけで嬉しい。JO1・金城碧海が存在しているだけで嬉しいから。

鶴房汐恩の涙には破壊力がある

2人目は、鶴房汐恩。JO1の暴走担当で、ふざけることが大好き。本当は真面目だが、シャイであるため大事な場面で変なことを言って逃げるタイプ。

そんな鶴房が流す涙には、破壊力がある。普段ふざけている人が泣くのは、誰しもグッとくるだろう。

「挑戦しない人生なんて絶対に嫌なんで」

鶴房は、とにかく挑戦する人だ。彼はJO1になる前、韓国で練習生をしていたことがある。きっかけはスカウト。大阪で遊んでいたところ、突然声をかけられたらしい。

歌もダンスも習ったことがなかったけれど、当時からステージに立ちたいと夢を抱いていた。夢のために覚悟を決めて韓国へ行くが、デビューできずに日本へ帰国。その後「PRODUCE 101 JAPAN」へ参加し、JO1となった。

どんなに悔しいことがあっても、立ち上がって前へ進んでいく。自分に嘘をつかず素直になる。夢のためにはなんでもする。

鶴房のまっすぐな姿に、私はいつも胸を打たれる。本当に、JO1になってくれてよかった。

與那城奨の涙はずるい

最後は、JO1リーダー・與那城奨。なぜ彼が泣くと、私までも泣きたくなるのだろうか。

與那城はJO1のリーダーだけではなく、私たちJAMにとってのリーダーでもある。つねに先頭に立ち、私たちが進むべき道を示してくれる。不安なときには、大丈夫だと手を差し伸べてくれる。

だからみんなが思う。「奨くんがリーダーでよかった」と。

大きな背中をいつも見せてくれるリーダーは、京セラドーム公演終了後に泣いていた。「よかったですね」「よく頑張ったと思います」の言葉を残して。

あくまで私の想像だが、リーダーのプレッシャーはハンパないと思う。今回の京セラドーム公演では、「絶対に成功させなければならない」という重圧を誰よりも背負っていたのではないだろうか。

ライブ後の涙は、重圧から解放された安心感からきたものだと思う。

どっしりと構えている人が泣くのは相当なこと。だから、與那城奨の涙はずるい。私まで泣いてしまうから。


28分55秒にわたるビハインド映像は、JO1の愛がたっぷり詰まっている。JO1を知らない人にも、ぜひ見てほしい。

単独ドーム公演の夢を叶えたJO1。彼らは次、なにを目指すのだろうか。ファンとして見守りたいし、また一緒に最高な涙を流したいと願う。

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