【ポケカ考察】ミライドンにおける夜のアカデミーは「弱い」
どうもこんにちわ。JCS抽選落ちたのを永遠に引きずっているノイです。今回はデッキ紹介ではなくポケカ考察になります。人それぞれの考えがあると思うので(こんな考えの人もいるんだな)程度にご覧ください。
今回の考察に至った経緯
まず初めに、私は栃木の宇都宮らへんで活動している高校生のグループ「ポケカ部」に加入しています。そのポケカ部内で【ミライドンデッキに夜のアカデミーを入れるのが強い】という話題になりました。それを聞いて私はいくつかの理由を元に逆に【夜のアカデミー】は弱いのでは?と思いました。
なので今回はミライドンデッキにおける【夜のアカデミー】の弱さを考えていきます。
夜のアカデミーとは
【夜のアカデミー】は新しく出るスタジアムで、
効果は簡単に言うと『手札を1枚山札の上に置く』となっています。
なので手札の【基本雷エネルギー】を山札の上に置き、【エレキジェネレーター】でエネルギーが確定でつくのが強い!というのがポケカ部内での主張でした。
なぜ弱いのか
まずはじめに、雷エネルギーが18枚入ったミライドンデッキでは、【エレキジェネレーター】を使用し山札から5枚見たときの雷エネルギーの数を調べました。
結果、
【0枚】の確率 16.81%
【1枚】の確率 36.01%
【2枚】の確率 30.87%
【3枚】の確率 13.23%
【4枚】の確率 2.83%
【5枚】の確率 0.24%
となりました。
エレキジェネレーターは最大2枚までエネルギーをつけられるので、エレキジェネレーターを使用し2枚付く確率をみてみると、【47.17%】となりました。
つまり、47.17%で元から2枚付く予定なので47.17%で【夜のアカデミー】を使用する意味がなくなります。
さらに、1枚ヒットのときに、がめくった5枚のうち、最後の5枚目が雷エネルギーの場合【夜のアカデミー】を使用してもエネルギーが付く枚数は変わりません。1枚ヒット&その時に5枚目が雷エネルギーの確率は【7.2%】なのでその%も足すと、【54.37%】になり、54.37%で【夜のアカデミー】を使用する意味が無いのです。
さらに【ミライドンex】のタンデムユニットや【ペパー】などで山の雷エネルギーの純度を高めるとさらに【夜のアカデミー】はさらに意味がないカードになる確率が上がります。
しかし逆に考えてみると【45.63%】で夜のアカデミーの効果は働き、エネルギーの付く枚数が1枚増えます。50%でエネルギーが付く…そう考えると似ているカードがありますね。そう、【エネルギーシール】です。【手札に雷エネルギーとエレキジェネレーターがある場合に使用できるエネルギーシール】と考えると、弱くないですか?さらに複数枚引いたとしても1ターンに1回しか使えませんし、ペパーなどでサーチもできません。
唯一強い点といえば、スタジアムなので相手のスタジアムを剥がせる点と、サポートなどを【夜のアカデミー】を使用して置いとけば手札干渉の対策になることです。
しかしスタジアムを剥がすなら【タウンデパート】を貼り【緊急ボード】や【森の封印石】などを持ってきたほうが強いですし、手札干渉の対策としても相手が手札干渉を打たなかった場合、自分のターン始めのドローが無駄になります。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
まぁ、自分個人の考えなので【夜のアカデミー】を入れるな!と言っているわけではありません。ポケカは楽しくやるのが一番です。
しかし強さを求めるなら…という記事になります。
自分はこのスタジアムをいれるならタウンデパートか、雷エネルギーの数を増やします。
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