「0.5の男」
今、私の中で現在放送中のWOWOWオリジナルドラマ「0.5の男」がアツい。
松田龍平さん演じる40歳独身無職引きこもりのマサハルが主人公。
実家で引きこもる彼は、日常の細かな連絡も母親からの付箋のメモで受け取っている。
自室でオンラインゲームをして過ごす彼は、その世界の中ではちょっとした有名人で、みんなに尊敬されている。
さて、両親のいる実家で自由な引きこもり生活を送っていたマサハルだったが、ある日、実家を妹一家との2世帯、いや引きこもりの彼を含めた2.5世帯の家にリフォームすることになりこれまでの生活が一変する。
これまでの生活が全く違うものとなり困惑、混乱するのはもちろん彼だけではなく、皆それぞれの思いを抱えて2.5世帯生活がスタートする。
引きこもりの、一人前と数えられない「0.5の男」が主人公であるのに、重苦しさやイラだちが起こらないのは家族のキャラクターがそれぞれ活かされているからではないかと思う。
特に同居することになった妹の子供たち、中学生の姪、エマちゃんと保育園に通う5歳の甥っ子レン君の存在は、誰ともかかわりたくないと思っていたマサハルの心を動かす重要な役割を担っている。
エマちゃんに至っては40超えた引きこもりのおっさんにキモいとハッキリ言うし、普通だったらトラブルになりかねない関係性なのに、これがうまくまとまっていくさまが見どころで、毎回次の展開が楽しみになっている。
レン君はマサハル呼びで、するっとマサハルのガードを潜り抜け、一緒にバグレンジャーダンスを踊るところなんて、ちびっこにとったら憧れのおじさん像そのままの存在になっている。
このバグレンジャー、ちびっこに大人気のスーパー戦隊という設定だが、主題歌やら振り付けやらがよくできている!!
ほんの少ししか登場しないのにハイクオリティ。手を抜いていない作りが最高!!
ところどころにこういうかわいさが描かれているところがたまらない( *´艸`)
それと、これもこのドラマの人気に大きく貢献していると思うドラマ主題歌
「たのしいひとり」
工藤祐次郎さんという方の作品。
まー味わい深い。
ドラマのたびにどんどんクセになっていき、昨日とうとうダウンロードしてしまった(笑)
1曲フルで聴いたらサイコーだった。口笛のカスレ具合!イケてます!!
いよいよ次が最終回。
毎週楽しみにしていたのに、また一つ楽しみが消えちゃうな・・・。
WOWOWさん、今回も素敵な作品をありがとー!!
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