大阪メトロに乗って
昨日谷町六丁目に行った帰りのランチで侑さんとお店を探すことにした。
土地勘のない谷六(谷町六丁目駅の通称:たにろく)でもきっと有名なお店はあるはずなのだが、あいにくの雨。方向もわからない中で探すのは一苦労だとひとまず心斎橋に出ることにした。
大阪のキタはだいたい把握している私はミナミはさっぱりなのだ。なんとかなるかと、初めての「長堀鶴見緑地線」に乗車した。
1990年に開催された花博(国際花と緑の博覧会)のアクセス手段として造られたこの路線は、私の中では新しい路線だったのだが、知らない間にどんどん延線していたらしく、心斎橋まで乗り換えなしで行くことができた。
さて、心斎橋で降りたもののどこに行けばよいのか全く案が浮かばない。とりあえず「クリスタ長堀」という地下街をウロウロ。ちょうどお昼時に差し掛かったところだったので、近くのオフィスからランチ客がゾロゾロ。これはちょっと時間をずらす方がいいね、とゆっくりお店を探すことに。
結局、地下街では目ぼしいお店に出会えず、回転ずしでも行くかー、と大丸心斎橋店へ。レストランフロアに回転ずしのお店が入っているらしいのだ。
待つこと20分。
ところが、入店してびっくり。周りから中国語?外国語しか聞こえないのだ(;゚Д゚)
え?え?ここはどこ?と一瞬自分がわからなくなる始末。
海外からの旅行者はそんなにも回転ずしが食べたいのかい?と疑問に思ったが、下のフロアにポケモンセンターがあるんだな。そりゃーキッズたちを連れてきて、回るお寿司を食べようってなるわなー。こりゃ仕方ないね。
別の店舗ではいつも美味しいお寿司を提供してくださるこの店も、こちらの店舗ではあまりおいしくいただけなかったことが残念。私はマグロが大好物なのだけど、マグロの味がしない。侑さんとも「私たち、お寿司食べて1回も美味しいって言ってないね」と何とも残念な会話をしてしまった。
侑さんが午後から1件お仕事を入れていたのでそれまでの時間、カフェでも行って時間をつぶそうと、回転ずしからそのままカフェへ直行。雨だというのに、午後2時をすぎた百貨店はどこも混雑していた。
仕方がないので、人が少なそうな四ツ橋まで行ってみよう、と、またクリスタ長堀を歩く。この地下街はすごい。堺筋や御堂筋を横切って、長堀から心斎橋、四ツ橋まで行けるのだ。
カフェに行くなら1時間程度で終了するという侑さんのお仕事終わりまで待ってようかな、ってことでコメダ珈琲へ。
甘いものが食べたかったのでブーツグラスに入ったクリームソーダを注文。侑さんはクリームコーヒーだったかな。
大量のソフトクリームが流れ出て大変!大慌てでスプーンで掬う。メロンソーダは昔ながらの甘い味だった。懐かしい味でとっても美味しかった。そういえば確認しなかったけれど、私のベロはみどりになっていたのだろう(*´ω`)
侑さんはお仕事へ。
冷房が効き過ぎた店内に、このまま座っているのは凍えそうだったのでホットコーヒーたっぷりサイズを注文。これで侑さんを待てる♪
最後に私たちの笑ったお話を。
朝一番に阪急電車の車内放送で「京都線では、・・・」と行ったっきり何も言わなくなってしまったので侑さんと「なんもないんかい!」と同時にツッコミを入れたので顔を見合わせて笑った。
結局、忘れた頃に(そんなに時間は経ってないけど笑)祇園祭があるからしばらく混雑するよ的なことをアナウンスしてらした。
次に、地下鉄で私たちが立っているそばの座席に座っていたOL風のお姉さんが急にゴトッと何かを落とした。お姉さんが車内の床をあちこち探していると侑さんが「あの、そのバッグの中に落ちましたよ」と。続けて不自然に「いや、見てたわけじゃないんですけど、たぶん、そんな気が・・・」なんていうワケの分からない言い訳を始めた。
後から侑さんが言うに、人のことをじっと見ていたと誤解されるのが怖かったのだと。物音がしたので目をやろうとしたら目の端でスマホが落ちて床に置いてあったバッグの中にスルスルと入るのが見えたのだと。変な言い訳がおもしろくてまた笑った。
確かに侑さんの言うとおりバッグに入っていたらしくお姉さんはしきりにお礼を言ってくださった。いやいや、そんなそんな(;^ω^)
回転寿司店で笑ったのは、私が大口を開けて軍艦巻を食べようとしていた時のこと。
侑さんが「わ、逃げる逃げる!早よ見て!!」というので顎が外れそうになりながら軍艦をひと口で放り込み、侑さんの指さす方を見たら!!!
私の軍艦巻の残り1カンを乗せた皿がテーブルの上を移動しているではないかΣ(゚д゚lll)
テーブルもお皿の底も濡れていなかったので小人が運んでいたに違いない。それにしても大胆な窃盗(未遂)だった。
あー、よく笑った。
大阪メトロ、奥が深そう(*´꒳`*)