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脳内シネマ

オーディブル利用開始から数日経過した。
通勤時間も出勤前の朝のタリーズタイムも、お昼休みもずっと聴いている。一昨日は家に一人きりだったので聴きながらキッチンに立った。
両手がふさがっていても本の内容が頭に入ってくるなんてすごい。
そういうものだとわかってはいたけど、実際に使ってみると便利さが沁みる。

そういう訳で今は音楽から離れてしまっている。これは少し残念な点だ。
あと、音楽を聴きながらだと文章が読めるが、オーディオブックだとそれができない。楽しみにしているnoteの記事が読めないのだ。
さらに通勤時間で気づいたことは電車が通過するたびに音が遮断されること。
これまでは通過電車の激しい音でも音楽が聴こえないなんて思わなかったのだけど、オーディブルはダメだ。話が分からなくなる。
不思議に感じたが、そもそも電車の通過音で実際は音楽も聴こえてなかったのだな。ただ、音楽はフレーズを知っているから勝手に脳が再生し続けていたのだろう。

さて、数日オーディブルを続けて気づいたことがある。それは本よりも脳内で映像化されやすいということだ。
特に今聴いている「模倣犯」は先日映画を観たばかりだからそれに引っ張られている部分もあるかもしれない。

・・・いや、どうなんだろう。

脳内の登場人物が全て映画に出られていた俳優さんというわけではないのだ。人物像はハッキリ見えているようで顔は誰なのかわからないような。でも風景の描写などは鮮明に再現されている。それがおもしろい。
耳から入ってくる音がそうさせるのか。かといって、音読の声だけで効果音などはないし、全て空想の世界なのだ。
音声が入ってくるというのは感覚が鋭くなるのか、文章を読むのとは異なる脳の働きを実感している。
しかし既読の物語だから映像が浮かびやすくなっているところがあるかもしれない。全く初めての話なら映像化されるのだろうか。人物像も浮かぶのだろうか。

まだまだお試し期間は始まったばかりだ。3か月をかけてじっくり検証しよう。お試し契約をした日は、ひと月の利用料金が高いと感じたが、本契約に向けて(というか、契約継続に)気持ちが動いている。
オーディブル、いいんじゃない♪ってものすごく感じている。

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