ギャンブル依存症から回復までの道のり①

道のりでは近況を報告していこうと思います。

11月中旬に3回目の離婚危機を迎えています。

今後どうしていくか話し合いの結果

ギャンブルをしない

口で言うのは簡単ですが、やめ続けるしかギャンブル依存症を克服する道はないのです。

そのためにどうするのかを考えます。

1.両親に報告をする
2.自助グループに参加する
3.電話相談窓口を利用する
4.趣味を探す
5.転職を考える

今の所上の5つを実行している最中です。

1.両親に報告をする
今まで嫁が黙っていてくれたこと自体が奇跡的なのですが、さすがに今回はということで、まず嫁が自身の両親に相談しました。

結果はもちろん怒りと悲しみです。

嫁の両親はかなり近くに住んでいて、普段からとてもお世話になっています。息子の面倒を見てくれたり、ご飯に連れて行ってくれたり、いろいろ買ってくれたりと言い出せばきりがないくらいに良くしてもらっていました。

それをすべて裏切ることになった訳なので当然の結果です。ただギャンブルをしているときはお金を借りても勝って返せばバレないとしか考えていません。これが一番恐ろしい部分だと思います。

そして3日ほど前に直接謝罪に行きました。お父さんに関しては「帰ってくれ」と一言だけ。顔も見たくないということでしょう。お母さんは「今後のこと(離婚)については娘に任せるけど、子供のためにも改心してほしい」と言われました。

正直殴られるくらいの覚悟でいましたが、怒られることもなく悲しみだけって感じでした。それが逆に自分の胸に刺さりました。

その2日後、自分の両親にも報告しました。少し離れたところに住んでいるので嫁とともに電話しました。

内容を伝えて「子供も小さいのに何をしてるかわかってる?」などいろいろと言われました。自身の実家は昔会社を経営していましたが数年前に倒産してお金が全然ない上に父親はがんで余命1年、母親はパートですが膝が悪く余り働けないのでお金を借りれる状況ではありません。

そのこともわかっているのに、自分はギャンブルで大金を使ってしまっています。勝ったらどうにかなるとしか考えていません。

自身の両親にも怒られるより、悲しませるという感じで胸に刺さりました。必ず克服しようと思いました。近いうちに実家に帰り、詳しい報告をする予定です。

両方の両親に報告することで、さらにギャンブル依存症であることの自覚が芽生え、悲しませてしまった分、これから更生していこうと強く思えました。

思うだけではだめですが、第一歩が踏み出せたと思っています。

残りはまだ実行できていないので、その都度報告していこうと思います。


近況
ギャンブルをしなくなって10日ぐらい経ちますが、特にしたいとは思っていないです。

パチンコ、パチスロは何年もしていないので店の近くを通ってもなんとも思いません。

競馬も最近あまりしていなかったので、馬の名前もわかりませんし、CMなど見ても特にしたいとは思いません。

競輪についてはあまり自分で予想していなかったので、選手についてもよく知らないのと、自分で見ない限りあまり情報も入ってこないので、特にしたいとは思いません。

今の所はこんな感じです。ただ、またギャンブルしたくなるんだと思います。その時にどうするのか、ちゃんと向き合って取り組んでいきたいと思います。

また報告します。

読んでいただいてありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。



追記
どちらの両親にも怒られなかったことについて少し追記します。

自分が中学1年生の頃、タバコ吸っているのが見つかり呼び出されたことがあります。何かの授業中にクラスの数名が呼び出されて先生に怒られました。たしか土曜日で授業は午前中で終わりだったと思います。

親に話さないとと思っていましたが勇気がなく話せないまま、家族で買い物に出かけました。

ショッピングモールの駐車場に付き、車から降りようとすると自分だけ父親に呼び止められ「ちょっと行くところあるから助手席に乗って」と言われ、母親と兄弟は車から降りました。

「どこの行くの?」と自分が聞くと「どこにも行かない、タバコ吸ってたらしいな」といきなり言われ怒られると思い胸がちくっとしました。

しかし父親は怒ることなく「お父さんも高校から吸ってたからせめて高校からにしろ」と言われただけでした。※もちろん高校生は吸ってはいけません
父親なりに思春期の自分に気をつかってくれたのだと思います。

そういわれて涙が止まりませんでした。自分は悪いことをしたんだと実感しました。そこから大人になるまで吸うことはありませんでした。現在も吸っていませんが。

あの時に怒鳴られて殴られていたらまたすぐに吸っていたと思います。怒られるよりも、怒られない方が胸に刺さった出来事でした。そしてその時に自分が父親になったら子供が何かしたときにこうなりたいと思いました。

でも37歳になっても中学の時のまま、その時よりも大変なことをしてしまっています。

そんなことを思い出して情けない気持ちでいっぱいになりました。

でも、依存症であることを自覚しました。もう信頼は戻ってこないけど、今から更生することはできるはず。

これからは嫁のため、子供のために必死で働いて返していくしかないと思います。

そしていい夫であり、いい父親になれるように、ギャンブルは2度としないことを誓います。

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