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悲しいかな。結局、先輩の態度次第で景色が変わる。



うちは子どもが多いマンモス園なので、学年に2クラスあり、

同じ学年の先生との関係性がその1年を地獄か天国かを決める。


同じ学年同士、活動内容から部屋の壁面に至るまでを全く同じにしないといけない。
園内の同じ年齢でクラスによって差をうまない、同じ経験をする、という理由で。

1、2組が月交代で1ヶ月を仕切る。
毎日の活動内容やねらい、壁面や制作あそびをするにあたっての準備物。

上手くいく人となら、なんてことない、と思う。
今年度は、参観も七夕も水遊びも運動会もハロウィンも、楽しいはずのことが嫌いになって終わっていっている。
地獄。

今年度、私と同じ学年の先生は、以前(私が任期付だった頃)は、いい先生だった。
ボスグループに入れず地味な立ち位置で、ボスからキツイ事を言われては泣いていた。
私が担当行事の準備で残っていると気にして手伝ってくれた。
他のことでも、そこまでしてくれなくていいのに、そんなに周りばかり気にしなくていいのに、と思っていた。

それがだ。

「正職」「新人」という人種には優しくしてはいけない、仲良くしてはいけないというルールでもあるのか、突然、豹変した。

もともと、
よく言えば、「気がつく」。悪く言えば「気にしすぎ」の彼女は、自分と同じくらいに私が気を回さないと、とても不機嫌になるようになった。
ドライな関係の逆を求めてきて、さらに、ボスグループに忖度をしながら私と関わってくる。


豹変したての時は、衝撃、戸惑い、悲しみ、傷心。


しかし、日が進むにつれ、毎日の顔色を見るようになった。
「私何か怒らせることをしたかな」と考えた。
分からない、恐怖、関わりたくない、嫌い。

私にだけ見せる恐ろしい言動に、メンタルがすり減って
長期の胃痛に苦しみ、リンパが腫れた。

家では、流しに食器が溜まる。洗濯物が溜まる。
冷蔵庫の中で食材が腐る。あちこち埃っぽい。

「部屋は住人の心の状態」まさにそれ。

時間的に余裕はある。
残業しても19時に園が閉まるので、その10分後には家にいる。
持ち帰り仕事があっても、家事をする時間は苦労してやりくりせずとも取れる。

しかし、心がしんどいと何もできなくなる。
家という安全地帯でホッとしておきたい。
家にいる、その安全を噛みしめつづけたい。

休日には体調を崩す。
仕事ができず滞る。時間が経つのが怖い。


そんな落ちている私でも、、、


相手の態度が良い時は、急に景色が変わる。

頭が軽くなる。
急に仕事の道筋が立って見通しが良くなる。
溜まっていたTO DO があっという間に終わる。
人生がイージーモードに感じられる。



振り回されている自覚がある。

私は優しくされないとやる気が出ないの?

くやしい。

しかし私は辛い毎日より、こっちの景色の中にいたい。
真実に気づかずバカなまま、心穏やかに過ごしたい。







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