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2024.10.14
昨日は出勤して、新たに提起された訴訟2件について訴状やら資料やらを読み込んで、主張の大まかな、自分なりの見取り図みたいなものを作った。1年半いまのポストに従事してきて、このプロセスこそが今のポストにおける最重要業務であるような気はしている…その段階で合理的な方針を示すことができなかったら、所管部署の担当さんの努力を正しい努力にして、最小経費最大効果を実現させることができないので。かつまた、きのう取り組んだ2件はいずれも訴状の分量が大きく、うち1件は質的にも重ためというのか、そういう案件だったので、その意味でもがっつり、ほんとにここ最近の軽量級の新件とは比較にならないくらいの勢いで読み込みを行ったのは正しい取り組みだったと思う。そんで、2件ともに共通して言えそうなのは、ボリュームは大きいけど原告の主張がそこまで整理されていないというか、一見ふつうに主張できているようでいて、よくよく読んでみると主張が主張の体をなしていないような感じもあり、にもかかわらず所管部署は、おそらく読みの浅さに起因してそのことに気づいていない(ように思える)感じなので、俺が彼らを啓蒙してやらんとね、と調子こいている次第。