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SNSとどう付き合う?~炎上との向き合い方~

はじめまして、もしくはこんにちは!
元アイドルマネージャーのSくんです!



梅雨が明けた!と思ったのもつかの間、なくなったはずの梅雨前線が復活!
ところによっては豪雨にまで発展していますよね……。

あれ?気象庁が梅雨明けしてなかったっけ?と思った方も多かったのではないでしょうか?

実は、気象庁は梅雨明けを宣言していないんです。

と、いうのも梅雨入りや明けの「宣言」自体は1995年に廃止されています。
しかし、宣言を行わないことに対して気象庁に抗議が殺到

その抗議に対応する形で気象庁は1997年以降、梅雨入り・明けの「発表」を開始させたのです。

そのため、「梅雨入り・梅雨明けしたとみられる」という発表の仕方がとられているんですね。

余談がやや長くなってしまいましたが、私がみなさんに伝えたかったこと。

それは「民衆の声が大きな影響力を持つ」ということ。

いったん廃止になった制度が大衆の声を受け形を変えつつも再開したように、世界はそれを構成する人々の声によって動かされています。

世界は大きく見るならもちろん地球全体ですが、小さく見るなら人の周辺環境

現代においては、SNSも小規模な「世界」と言えますね。
中でも、TwitterはVtuberの視聴者層を考えるなら特に見逃すことはできない世界です。

ということで!
今回は「SNSの活用法」について主にTwitterをメインにお話していこうと思います。



  



1.SNSと炎上


Twitterという場において切っても切り離せないもの。
それは「拡散」

いいことも悪いことも拡散されるのがSNSですが、やはり悪いことの方が拡散されやすいものです。

そう。
悲しいことに、いいことをしても拡散はなかなかされないというのが現実。

特にTwitterでは負の要素を含んだものの方がリツイートされやすく、いわゆる「バズ」り「炎上」しやすいのです。

Twitter利用者の中にはバズりやすい話題を探しては日常的に炎上させている、なんて方もいます。

そんな環境だからか、発言ひとつで炎上する方。多いですよね?

呟き自体はありふれたものでも、それに添付していた画像一枚がきっかけで物議を醸すこともあるのがTwitter。

今も毎日のようにちょっとしたことが不謹慎だと晒上げられ「炎上」させられてしまっています。

ただ、中にはこういった炎上を自覚的に引きおこしている方も。

いわゆる「炎上商法」というやつですね。

わざと炎上を狙うだけあって成功したときの拡散力は高いものの、それを行った側のイメージは確実に悪くなってしまいます。

Vtuberや配信者が行った場合、既存の視聴者が離れていくことも考えられます。

まさに諸刃の刃だと言えるでしょう。


ただ、炎上商法を狙わず過激なことや違法行為をしていなくても何がきっかけで炎上するかわかりません。
ある程度の炎上は常に覚悟しつつ、そこからどう立ち回るかも日頃から考えておく方がいいでしょう。




 


2.SNSの拡散性


配信者が炎上してまで拡散を求めるのは、もちろん多くの人に知ってもらうきっかけを求めてのことです。

話題性、ということもありますが単純にRTやいいねが多いツイートはTwitter内のおすすめに上がりやすい仕組みになっています。

さらに、バズったツイートに関連して表示される「ツイートをさらに表示」で、いいねやRTがツイートが表示されるので一度拡散が始まると直接自分のホーム画面に流れてこなくても、目に留まりやすくなります。

そのため、自然とたくさんの人に見てもらえることになり、また日頃あまり関わってこなかった範囲の人たちにも見つけてもらえるようになるのです。



ということは、どういうことかというと。

SNSの拡散を利用してお金を稼いでいる人も当然出てくる、というわけです。

ココナラなどで「拡散」と検索してみるとわかるかと思いますが、100RT100いいねで1000円なんて出品がけっこうな数見つかります。
そして、それを購入したらしい方もちらほらいらっしゃるようでした……。

ただし、こういった拡散の購入はわかりやすくバレやすいもの。

知られてしまえば、それこそ悪いイメージがつくことになります。
そして得てして、そういった悪印象はなかなか払拭することが難しいのです。

自分だけは大丈夫、と過信することなくリスクは避けていくことが無難でしょう。

「拡散」という形のないことを売り物にする方もいるほど、とにかく「拡散力」が重視される現代。

だからこそツイートひとつにも気を付けていく必要が出てくるのですが……

逆転の発想をしてみると、評判を気にせずどういった形でも有名になろうとしているのなら、炎上はむしろ大歓迎かもしれません。

ただし、その場合、悪印象ではなく実際に悪いことをするわけですので、批判だけでなく反対意見や時に罵倒さえも気にすることなくいられるなら、となってしまいますが……。

自分はSNSをどう運用していくのか、良識やスタンス、キャラクターに合わせてまず一度、考えてみるといいかもしれません。

そのうえで、多少のことは気にしない、と言い切れるなら炎上もまた、有名になるための近道だと言えるでしょう。






3.裏垢ってだめなの?


ただ、たいていの配信者・Vtuberの方はそこまで割り切ってSNSを運用することはできません。 

悪いことに手を染めることはどうしても良識が咎めるもの。

さらに言うなら、周囲の人にはできるだけいい印象を持たれたいですよね。

そのためには過激な言葉や行為を避けることもそうですが、ネガティブなつぶやきもなるべくしない方がいいでしょう。

日頃のちょっとした後ろ向きなツイートがフォロワーに不快感を与えるだけでなく、誰かを傷つけることに繋がってしまう可能性もあります。

そんなに日常のツイートひとつにも気を付けなければならないのなら、いっそ非公開アカウント、いわゆる裏垢をつくってしまおうか……。

と、みなさん一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

断言します。
 


裏垢は絶対にバレます。  


いくら非公開にして信頼した人だけに見られるようにしていても、誰かがスクショを撮っていれば外部の人にも見ることができるのです。

もしあなたが無事に有名になったとして、信頼していたフォロワーがお金で買収されて非公開アカウントの中身が流出してしまうことも考えられます。

基本的に、裏垢は炎上の火種になるものだと思った方がよいでしょう。

ちなみに、フォローフォロワー0の非公開アカウントだったとしても、Twitterの不具合によって内容が公開されてしまうことがあります。
注意するに越したことはありません。


隠していることはいずれどこかで必ずバレてしまうものなのです。

あのヒカキンさんもご自身の動画で「LINEでさえバレると思った方がいい!」とおっしゃっていました。
だからこそ、ヒカキンさんはどこでも誰に対しても丁寧に、礼儀正しく対応されるのだそうです。
そこがあの人気につながっているのでしょうね。

また、Vtuber特有の事象ですが、いわゆる前世や魂のアカウント、もすぐに知られてしまうと思うべきです。

たとえ今は使っていないものであっても、発言内容などの一致から探し出されてしまいます。

その過去のアカウントから荒探しをされる可能性もありますし、過去の発言を切り取られてさらに改変されてしまうことだって起こり得ます。

そういったアカウントが存在する方は特に注意するべきですし、必要に応じてアカウントを消すことも考えた方がいいかもしれませんね。




 

4.まとめ


1.配信活動に炎上は身近なもの
 自分も炎上するかもしれない、という意識を常に持つこと!

2.拡散はお金でも買えてしまう時代
 ただし、簡単にバレるもの。
 自分のスタンスやキャライメージを今一度考えた上で行動しよう!

3.裏垢は絶対にバレる……。
 ついついSNS上で愚痴を言いたくて裏垢をつくってしまいがち。
 が、絶対に自分だと悟られてしまう。フォロワーが買収されることも!
 内容によっては炎上は避けられない……。


今回はSNSと炎上についてお話させていただきましたが、配信業自体がとにかく炎上しやすいもの。

SNSで炎上するような方は、もちろん配信中の失言でだって炎上してしまう可能性があります。
そして、多くの場合、そういった言動には自覚がないものです。

みなさんも活動が本格的に始まる前に、あるいはまだ大事になっていない今のうちに自分のこれまでの言動について見直しておくべきかもしれませんよ?


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