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最高の9日間

Buenas tardes Jueves.


趣味は旅行ですなんて言えるほど、旅行に行っているわけではないし、旅行大好き!というわけでもない。


そんな私にとって、人生初の(私にとっての)長旅が決行されたのは2年前のこと。
それ以来、一人旅の良さに気づいてしまい、ちょくちょくふらっと出かけるようにもなった。



今日は、そんな旅を通して、自分に合った旅行6選を書いてみる。


1. 一回の旅は最大でも9日間

2年前の長旅は、当初、5か所の町を転々と移動していくという計画だった。
1か所につき大体1泊〜3泊。

最初は見るもの全てに感動し、初めて見る景色、初めて食べる物にわくわくがとまらなかった。

心躍るという感覚を初めて味わったのはこの時かもしれない。

だが、次第に”飽き”と”旅疲れ”が到来する。

洗濯物の心配、洗っていない服を着ることへの不快感。朝から夜までぎっちり詰まったスケジュールをこなす義務感。
いつも寝ているベッドが恋しい、安心感を求める自分が発動してしまうのである。

なによりせっかくの旅が、”作業”になってくるのだ。
この症状が出始めたということは、消化試合の始まりの合図なのである。


結局、残りの1か所は後日行くとして、一日早く旅を切り上げることにした。
帰宅後の引きこもり生活は最高だったし、コーヒー片手に、Walmartで買ったチーズと生ハムを食い散らかしたあの時間はある意味贅沢だった。

2. 1か所の滞在期間は最大2泊

この街に行ったら、この場所に行って、この食べ物を食べて、このカフェでコーヒーを飲んで。と、あらかじめ調べておくようにしているが、私の場合は1泊で大体やりたいことリストが制覇できる。

海に行っても、ダイビング、シュノーケルをして、3泊もしたら飽きる。

浜辺でごろごろ3時間?いや無理だ。

なんてまぁ贅沢な悩みなのか。

3. 目星をつけておくこと

行き当たりばったりで入るお店は、ハズレが多い。
その場の状況判断と選択をうまくできない私は、その時の自分を頼ってはいけないことを学んだ。

静かな所で昼食を。と、入ったお店でスープを頼んだら、電子レンジの「チーン」という音が奥から聞こえたこともあった。

4. …だからといって予習し過ぎないこと

それ以降、この旅を失敗させてはならぬ、十分に楽しみたいと、YouTubeで予習するようになった。

そうなると、もはやYouTubeのロケ地巡りがメインに。

風景は予習済みだから、感動が薄い。

ロケ地を制覇することに時間を使い、行き当たりばったりでお気に入りの場所を、なんてのもない。

5. 行きたい時に行くこと

その日の気分でバスに乗って、気の向くままに旅をしたいと同僚と話したことがあった。

今となれば、あぁ、あの国に、あの場所に行っておけばよかった。なんて思うことはもちろんあるんだけれど。

行きたくない時に行った旅行ほど、思い出に残らないものはない。

6. 一人で旅すること

自分としてはこれが一番だ。

どんなときも自分でやるしかない。
アドレナリンがとばどば。
肝が座る。


旅中は、「なぜ1人なのか?」と散々聞かれた。
そのたびに、どう答えていいか分からなかった。


逆になぜ、1人で旅をしないのか?



「どこにいるかより、誰といるかですよ。」
なんて言われたこともあった。

それも分かるけれど、それでは出会えない出会いや、味わえない達成感のほうが、私にとっては刺激的で楽しかった。




旅慣れすると、非日常の刺激的なことにも慣れて、感動が薄くなる。


“慣れ”は、怖いのである。

なんでも”適量”。


さて、次の旅の計画を始めようか。


Bonito día.


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