成木街道
こんにちは!あら50りっぷです。
成木街道がすっかりルーチンのトレーニングコースになっている。小沢峠を越えて名郷を周回して帰るコースが、ポタリングとして一食分の腹減らし?にちょうどいい強度だから。
…いや、正直に言えば、激坂区間が小沢トンネル前の一箇所ですむからです、はい(笑)、、、
今週はなんとも悩ましい気温域で、何を着ていくか迷うところ。
メッシュの厚手ベースレイヤーに、新型のRapha Proteam Midweight Aero Jersey ロングスリーブをあわせてみる。2018年モデルは長袖部が風を受けない後側のみメッシュに変更になった。進行方向は防風しながら、後ろから熱を逃がす蒸れない超スグレモノ。
Midweight Jersey は裏生地が若干起毛しているためBrevet Gilletを重ねるだけで十分な保温性がある。真夏だとインナー無しでもつらいだろうが、秋はインナーを調整すれば幅広く対応できる長袖ジャージだ。
帰りが遅くなったときのために、極薄コンパクトなCastelli Superleggera ウインドブレイカーも念のため持っていくことにしたけど、これが大正解だった。
しばらく乗るのをサボっていた脚は疲労知らずの「さら足」状態で、気持ちよくペダルが回る。あっという間に成木三叉路に到着。美しいブラッシュアルミフレームの輝きを写真を撮ったり、サイコンマウントの角度調整をしたり。ポタライドは時間にしばられないこののんびりした自由さがいいのだ。
小沢峠へは緩斜面が続くが、普段より2枚重いギアが踏めている!速度も確実に早い!カーボンフレームのしなりとは違う、アルミ独特の反発が脚に気持ちいい。踏み込まずに、腸腰筋を意識して太腿を上げることだけに集中しながら、静寂の峠道を登っていく。
【Specialized Allez Sprint Discのインプレッション】
フレームサイズ520は少し小さいかな? と購入時に不安を感じたけど ⤵
乗ってみれば完璧に身体にフィットして、踏めば踏むだけストレス無くバイクが進む。ディスクブレーク用に強化されたカーボンフォークの剛性が絶妙で、全体的にアルミフレームの剛性も高いはずなのに、ハンドルに荒い路面の振動があまり伝わってこない。Vittoria Corsaの25Cタイヤにしたことで多少の振動減衰効果があるのかもしれない。
Allez Sprint Disc は、シッティングでもダンシングでもリズムが取りやすく、短い登りはアルミ特有の反発で越えていける感じ。カーボンフレームのほうがフレームはずっと軽量なはずなのに、登りで重量を感じさせない走りはすごく気持ちいい。
フレームサイズが小さいのでかなり高めに見えるサドル高も、ステム=ハンドル間距離も抜群のベストポジション。ステムはオンシーズンは110mmだが、冬から春にかけてのトレーニングは100mmで体慣らし。カーボンステムも振動減衰に一役買っているか?
薄日が射して、青空と「桜」の実に見事なコントラストだ。
去年は自粛自粛で桜散策どころではなかった。二年ぶりの鮮やかな桜に本当に癒やされる。
小沢峠をえいやっと勢いで越えてトンネルを抜けると、モーターバイクの走り屋が撮影会をしていた。ワインディングの下りでディスクブレーキのコントローラブルな効きを確かめながら、名栗川の側道を走って、恒例の尾須沢交差点のあずまやへ。
終点名郷までの片道5キロは緩斜面の登りで、これまでは途中で一度たれていたのに、Allez Sprint Disc では背中を押されているかのように快調に進む。
大腿筋にダメージを溜めることなくスムーズにペダルが回せる。一番斜度のあるポイントもスピードを落とさずに通過できて、最期のひと登りで折り返し地点に到着。陽射しを遮られた初冬の道はさすがに気温が下がり、掲示板では14℃を示している。
自販機には楽しみにしていたホットおしるこ缶が無く⤵仕方なくココア缶で我慢することにする。バス停には冬桜が咲いていた。
体が冷えたので極薄ウインドブレイカーを重ね着したら、これがちょうどいい。やはり持ってきてよかった!下り基調を下ハン姿勢で下る。
今回もレストランHAMAを横目で見ながら通過するが、時間外「準備中」の札が…いつになったらここの美味しいハンバーグを食べられるのだろう?なぜか? いつもタイミングが合わない。
いつもの補給地点のセブンイレブンに到着。今日は補給はせずに持参したクッキーを食べる。日が沈むのが早くなり、あたりはすっかり暗くなり気温も下がってきたので、帰途を急ぐことにする。
【bryton 310 インプレッション】
bryton310は2年間愛用しているが、表示も計測も非常に迅速で高感度。さらに日没前の時間帯からバックライト常時点灯モードに切り替わり、明るい液晶画面で速度を見ながら走るのは初体験!
帰宅後に充電もあっという間に終わったので、半日程度の使用ではほとんど電池を消費しないのかもしれない。普通に使えるね、これ。
獲得標高を積算したり、簡易的に消費カロリーを計算してくれるのも面白い。STRAVAにもアプリのワンクリックで転送完了…。
でもデータのBluetooth転送速度はお世辞にも早いとは言えない。USBでPCにつないで転送したほうが早いかも。GPS計測なので、トンネル内ではあたりまえだが速度表示が00になる。
終盤はリアライトが充電不足なのを知らず、途中で使えなくなってしまって心細かったが、程なくして大河原交差点の真っ暗な地元道を通過して飯能駅へ。53kmのポタライドは無事に終了。筋肉痛もほぼなく、首、腰の痛みも感じない。
今日はウエアの選択が大当たりで、日昼の高い気温の登りから日没後の肌寒い気温までレイアリングでカバーできた。大成功。カステリのSuperleggeraウインドブレイカーのおかげで体幹が冷えを感じることもなかった!
背面のカラーがフラッシュイエローなのも車のヘッドライトで認識しやすいと思われ、安全面でも◯。
ネーミングで選んだカステリ製ウインドブレーカー”Superleggera”