三児の幼稚園児ママが、一般入試で看護学校に合格までの道のり


私が看護学校に入ろうと決意した時、子供達は3人とも幼稚園児でした。そ育てしながら、一般入試で看護学校に合格しました。限られた時間とお金の中でどのように勉強したのか、具体的にお話しします。

1. 看護予備校に通うための資金をバイトで貯めた

看護学校の一般入試は独学でも挑戦できますが、効率よく合格を目指すために40万円かけて看護予備校に通うことを決めました。とはいえ、家計に余裕があったわけではないので、バイトをしながらお金を貯めることに。幼稚園に子どもを預けている間や、夫がいる時間を活用し、短時間のバイトをコツコツ続けました。最初は勉強との両立が大変でしたが、「看護師になる」という強い目標があったので、モチベーションを保つことができました。

2. 隙間時間を活用して効率的に勉強

育児と家事の合間にまとまった勉強時間を確保するのは難しかったので、隙間時間を最大限活用しました。例えば、
• 朝の支度中に英単語アプリを活用
• 料理中や洗濯物を畳む時間に、看護学校の頻出問題の解説動画を流す
• 寝かしつけ後に30分だけ数学の問題を解く
• 移動時間や待ち時間に暗記カードをチェック

このように、少しの時間でも積み重ねることで、意外と多くの知識を身につけることができました。

3. 英語は単語から重点的に学習

看護学校の英語は難しい長文読解よりも、基礎的な単語や文法が問われることが多いと分析しました。そのため、英語の勉強は「単語力強化」をメインにしました。具体的には、
• 1日10~20個の単語を覚える
• 付箋に書いて家の至るところに貼る(冷蔵庫、洗面台、トイレなど)
• スマホの英単語アプリを活用して、すき間時間に繰り返し学習

この方法で、短期間でも効率よく語彙力を伸ばすことができました。

4. 数学は中1からやり直し

看護学校の数学は中学~高校レベルの範囲ですが、私は数学が苦手だったので、中1の基礎からやり直しました。特に、
• 計算問題(四則演算、分数・小数の計算)
• 文字式や方程式の解き方
• 関数や図形の基本

を重点的に復習しました。市販の中学数学の参考書を使い、毎日少しずつ解くことで、苦手意識を克服していきました。

5. 過去問を分析して出題傾向を把握

看護学校ごとに出題傾向が違うため、受験予定の学校の過去問を徹底的に分析しました。
• 何年分かの過去問を解き、どの分野がよく出題されるのかを把握
• 苦手な分野があれば、その部分を重点的に勉強
• 解けなかった問題は、解説を読んで理解し、類似問題を探して解く

この方法で、効率よく出題範囲をカバーできました。

6. 面接対策は仲間と繰り返し練習

看護学校の受験では面接が重要なポイントになります。私は予備校の仲間と一緒に面接練習を繰り返しました。
• 志望動機や看護師になりたい理由を明確にする
• 想定される質問をリストアップし、何度も声に出して練習
• 姿勢や表情、話し方にも気をつける

また、実際の看護師の仕事についても調べ、面接で説得力のある回答ができるよう準備しました。

まとめ

3人の幼稚園児を育てながらの受験勉強は決して楽ではありませんでした。しかし、隙間時間を活用し、効率的に学習すること、目標を明確に持ち続けること、そして仲間と協力して乗り越えることで、合格を勝ち取ることができました。

「看護師になりたい」という夢がある方は、時間がなくても諦めず、できることからコツコツ続けることが大切です!

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