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パレスチナ問題って説明できる?|平和だなんだと言うくせに。

どうも、草冠です。



今回の記事はちょっと重たい話。


の前に、僕のTwitter、もう全くもって伸び悩んでる。

何かをしないとなと思うけどいかんせんフォロワーも少ないし…


もしフォローしていない人がいたら、もれなくフォローして欲しい。

そうすれば面白い事が起こるかもしれないよ?



では、今回はガザ地区紛争、イスラエル軍とハマスの戦争の話です。



ニュースではよく見るけど実際何でこうなってるのかは僕自身、よくわかっていなかった。



宗教観の違いとか、歴史上のもつれみたいなのが原因にあるのは何となくわかる。



でもその程度の解像度で見るこのニュースは、全然自分へのインパクトが重くないんだ。



「戦争なんてやめればいいのに…」

くらいにしか受け止められない。



でもほとんどの人がそうなんじゃないかな。



「戦争止めて仲良くやろうよ。」

「殺し合いは一番良くないよ。」

「戦争なんて…」



その意見はもちろん正しい。



人の命が暴力に奪われてしまう。



それはあってはならない事だ。



そんなことは現場の人間だってわかっているはずだ。



だけどやめられない。



現にやめられていないわけだからね。



どうして戦争をやめられないのか。


何故彼らは同じ人間なのにここまで激しく争っているのか。



その背景を紐解いていきたいと思う。


そもそも、この背景を知らないで「戦争なんて…」って思う資格もないと思うんだ。



例えばだよ、

目の前で少年たちが殴り合いの喧嘩をし始めたら、確かにそれは急いで止めに入る。


そんな事は、パレスチナ問題でもやったんだよ。


でも一旦止めても喧嘩のいざこざがずっと燻り続けていて、僕らの見てない所で彼らは目が合うと喧嘩してる。


そんな状態になった彼らに、

「一旦喧嘩やめて、話し合いしよ?」

って平和ボケした説得をただただするのって筋違いだと思わない?



さて、今回の記事はこちらの記事やWikipediaを参考にさせてもらった。


Wikipediaに関しては見たことのない情報量になっちゃってるね。


それだけ問題の根深さを物語っている。


この記事では自分の中に落とし込んで、わかりやすいように表現を変えているから、

ちゃんとした事を知りたい方はぜひ読んでおいてほしい。


では行こうか。

イスラエルという国家について



「イスラエル」という呼び方自体は通称で、

正式な名称は

「イスラエル国」

という。



位置は西アジア、所謂「中東」と呼ばれるところにあり、

北はレバノン、北東はシリア、東はヨルダン、南西はエジプトと国境を接している。



この国の特徴として挙げられるのが、中東と言えば発展途上国、

経済は世界的に見れば下位に位置しているのかなと言うのが僕のイメージだったけど、

意外にも一人当たりのGDPは14位とかなり高く、実は先進国に分類される。


ちなみにこれは2022年のランキングで、その時の日本はと言うと32位。

結構すごくない?



ちなみにカタールやアラブ首長国連邦も上位にランクインしているので、

おそらく原油の産出ってのが大きい要因と思われる。


けど正確な事は言えないので、是非知っている人がいたらコメントで教えてくれ。


もう一つわかりやすい特徴として、イスラエルは自国を次のように定義している。

イスラエルは基本法の中で、自らをユダヤ人と民主主義の国家であり、ユダヤ人の国民国家であると定義している

Wikipediaより


つまり、イスラエル国民は基本的にはユダヤ人ってことだね。



「ユダヤ人」っていう民族の定義も結構あいまいではあって、

「ユダヤ教を信奉する人、およびその子孫」っていう認識で今回はいこう。



元々、このイスラエルがある地域は(周辺国も含めて)パレスチナと呼ばれ、

そこには「エルサレム」という都市があった。



「聖地エルサレム」



優秀なあなたなら聞いたことがあるかもしれないね。



うん、僕も聞いたことはあった。



「アサシンクリード」ってゲームでなんか出てきてた気がする。



何かこの背景を知ってからもう一度、あのゲームやりたくなってきたな。



そんなことは置いといて...



この都市は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3つの宗教の聖地となっているのはご存知だろうか。



それぞれの宗教における最重要地点がエルサレムになってしまっていて、

それが今回の戦争問題だけでなく、本当に色んな問題の原因になっちゃっているんだけど…



それはもう本当に記事がややこしくなってしまうので、ここでは割愛する。



とにかく、そんな都市がパレスチナにあり、ここに集まったユダヤ人がこの都市を首都としてイスラエルを建国した。

(正確にはイスラエルが首都だと主張しているだけで国連は認めていない)



だから、「イスラエルの国民はユダヤ人だ」ではなくて「ユダヤ人の皆でユダヤ人の為にイスラエルを建国した」という認識なんだね。



さて、イスラエルという国、どんな国かわかりましたでしょうか?



簡単にまとめると

- ユダヤ人が集まって建国した国

- 中東に位置する先進国

- 首都はエルサレム(と主張している)

という事です。


しっかり頭に入れておきましょう。


もっと歴史は複雑ですが、詳しく知りたい方は参考記事を読んでみてくださいね。

パレスチナに元々いた人たち。


さて、先ほどイスラエルの成り立ちはユダヤ人たちが集まって建国したと言いました。



そう、ユダヤ人たちは元々パレスチナにいたわけではありませんでした。



時代は第二次世界大戦。



その当時、ユダヤ人が激しい迫害を受けていたのは皆さんもご存知の所だと思います。



そんなユダヤ人たちが集まってきたんですよね。



そしてこの地に建国を宣言した。



「この国は純粋なユダヤ人たちの国だ」と。


平穏の地を手に入れる為に。


自分たちの権利を守る為に。


そうすると、元々パレスチナにいた人たちはどうなるのかと言うと、もちろん反感を覚えます。

周辺諸国にはイスラム教徒やキリスト教徒が沢山いますから、

「何を勝手に俺たちの聖地を首都とか言ってんだ」

ってなりますわな。



はい、実際そうなって、イスラエル建国の翌日に周辺諸国から、総攻撃を受けた。



そこから何十年にも続く泥沼の戦争が始まったというわけ。


もちろんこの間には話し合いでの解決が図られ、

それぞれの大使や大統領がアメリカ大統領の目の前で握手、

「仲直り」が出来たかに思われた時期もあった。


でも、残念ながら当時の政権代表が暗殺されるなどでその平和も遠のいてしまった。


更に、元々パレスチナにいた過激派の人々の中から

反イスラエル組織という立ち位置で「ハマス」という組織も作られ、これが今の戦いに繋がっている。

それぞれの強い想い




ユダヤ人たちが、
「自分たちだけの国を作りたい」
と思う気持ち、

これは歴史を振り返るとわからないでもない。



いや、おそらくは経験もしていない僕なんかがその気持ちの深さを知る由もないのかもしれない。



それほどに、歴史上、彼らはひどい仕打ちを受けてきた。



同じ人類とは思えない扱いを受けてきたのだ。



その苦しい生活の中で唯一縋った宗教の聖地に救いを求め、ようやくつかんだ平穏。



このコミュニティに異人が紛れ込めばその平穏が崩れるかも知れない、

だから出来るだけその要因を排除しようとするわけだね。



一方でもともと聖地の近くに住んでいた人からしたら、自分たちの神を奪われたような気分になるんだろう。



この気分も僕には計り知れないけど、自分の家族が突然奪われれば命をかけて取り戻そうと戦う。



そう考えれば、お互いここには譲れない戦いがある。



それに、既に暴力によってお金では取り戻せない実害が出てしまっている。



だから、話し合いなんかではもう止まれない状況になってるわけだ。

最後に


田舎論争に続き、根深い紛争問題を今回は調べてアウトプットしてみた。


まぁ〜、ここに書いた事以外にももちろん禍根があって、

色々複雑な要因が絡み合って今を形作ってるので、この記事が全てではない事をご理解くださいね。



他にも「なんか聞いた事はあるけどよく分かってないんだよなぁ」って事、リクエスト受け付けるので気になる事があったら気軽にコメントください!



やるかどうかは保証できませんが!笑



強い日本を作りたい、そんな草冠プレゼンツでした。



じゃ、次回の記事をお楽しみに。



前回の記事はこちら

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