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未来バレット アンフェアスタンプ採用型

 こんにちは。くろと申します。

 シティリーグS4において未来バレットを使用することになり、その際にした考察を綴っておこうと思います。

 ※私のメモ程度の物だと思って気軽に見てください。

シティリーグ結果

S4宝島高蔵寺B 4-2 12位

 上記のリストがシティリーグS4で実際使用したものになります。
 結果は4勝2敗で、オポネント等の計算により決勝トーナメントにはいけませんでした。

 結果は残念でしたが、今後のデッキ考察に活かせる経験はできたと思っています。

 対戦内容
 1.リザードンビーダル 後攻⭕️
  サイド4枚先行されるも、イバラ、デヴォリューション、アンフェアスタンプで捲り。
 2.古代バレット(悪軸)後攻⭕️
  トドロクツキexに対して非exのテツノイサハが活躍。
 3.ルギア 後攻⭕️
  先2アッセンブルスターされるも、アンフェアスタンプの返しにボス引かれず、ネオラントにごっつぁんプリファイで勝ち。
 4.パオジアン 後攻❌
  お互い見合う展開。サイドもお互い進まず、時間切れで両負けするのを防ぐために投了。
 5.タケルライコ 後攻❌
  タネ、弱点なし、高HP、高火力の前になす術なし。
  ペパーになかなか触れず、アンフェアスタンプを序盤に打てなかったことが敗因。
 6.未来バレット 後攻⭕️
  後攻が取れたこと、後1でアクセルピークが打てたことが勝因。それ以降は順当に。

未来バレットのデッキタイプ

 当時、「未来バレット」と呼ばれるデッキは大きく分けて2種類ありました。

 テツノカイナをメインアタッカーとし、エレキジェネレーターによるエネルギー加速やヘビーバトンによる後続のアタッカーを育成。主にごっつぁんプリファイによるサイド追加取りによってサイドレースを有利に進め勝利を目指すデッキ。

 対戦相手のデッキに合わせてメインアタッカーを選定し戦うために数種類のタイプのアタッカーを採用。相手のメインアタッカーの弱点を突くことで試合を有利に進め勝利を目指すデッキ。

 私は②を好んで使用しています。
 ①より比較的デッキ構築に個性が出せるところが好きで使用していました。
 シティリーグ予選6戦目に対戦した相手のデッキは①でした。

シティリーグに向けて

 シティリーグS4以前から自主大会等で未来バレットは使用していましたが、シティリーグの日程が新弾(クリムゾンヘイズ)の発売直後ということもあり、デッキ構築を見直す必要がありました。

シティリーグ以前の構築

たみポケチーム戦 使用デッキ

 シティリーグ以前の自主大会で使用した構築です。
 たみポケのチーム戦で個人成績は5勝2敗、チーム成績は4勝3敗でベスト8でした。

 後1アクセルピークの再現性と、強い盤面を作ってからの手札干渉、そしてテツノイサハexとリブートポッドの相性を活かしたアタッカーの継続を強みとしていました。

新弾発売に伴うデッキ変更

 新弾発売に伴い採用したいカードが3枚ありました。
 1枚目にテツノイサハ

ダブルターボ対応

 非ルールかつ、リザードンexを倒すために十分な火力を持つカード。(打点補助は必要)
 今までリザードンexデッキとの対戦では、かがやくリザードンを2回使用されて負ける展開が多かったが、このカードで相手への要求をやや重くできる。
 盤面にテツノカイナと同時に並べることにより選択を迫ることもできる。

 2枚目にテツノイバラex

ダブルターボ対応

 火力もそこそこ、特性が強い。
 強い場面を見極めて局所的に使う狙い。
 このポケモンでデヴォリューションを使えたら強いと思った。

 上記2枚に共通することは、ダブルターボエネルギーを使用できること。
 ダブルターボエネルギーを前向きに採用できるということは、デッキ構築に大きな影響を与えそうです。

 3枚目がアンフェアスタンプ

 改めて説明する必要もなく強いカード。
 デッキに1枚しか採用できないaceスペックなので、構築次第。
 未来ポケモンは、ワザに必要なエネルギーが多く、エレキジェネレーターやリブートポッドに頼りがちなので採用するならその部分の調整が必要。

 この3種のカードを採用し、かつ②の原型を保ったデッキを作成した結果↓

デッキリスト

こうなりました

 テツノイサハとテツノイバラexを採用することは難しくありませんでした。

 問題はアンフェアスタンプの採用です。

 エネルギー加速手段であったリブートポッドからアンフェアスタンプに変更したことにより、後半のアタッカーが育成しづらくなりました。
 多くのデッキにロストスイーパーが標準的に採用されている環境ではヘビーバトンや学習装置の様なカードだけで後続のアタッカーを作り続けることに無理がありました。

 そこで白羽の矢が立ったのがこのカード

まさかの

 草エネルギーの採用増やして、エネルギーに触れる構築にすればなんとかなるのでは?
 そんな淡い期待から始まりました。
 
 慣れてくると意外にやれる。
 早い段階で草エネルギーを1〜2枚トラッシュに送ることで、大地の器とエネルギー回収の両方を当たり札にし続けるのです。
 試合中に0〜1度ある「ナタネで加速するしかない」タイミングを想定しながらエネルギーを管理するだけです。

 なによりミュウexが現実的にアタッカーにできる点はおもしろいと感じました。
 
 新弾でゲッコウガexガチグマexが登場したことも構築に影響がありました。
 発売直後である程度使用する人が多いだろうと予想をしていました。

 ゲッコウガexに対してミュウexのゲノムハックでしのびのやいばをコピーし、ゲッコウガexを一撃で倒すことができる上に、ミュウexは闘抵抗があるため、まけんきハチマキがあっても倒されません。
 ぶんしんれんだをコピーしてからデヴォリューションに繋げることもできるでしょう。
 
 ミュウexはナタネの活気及びダブルターボエネルギーの採用により使いやすくなったことと、ゲッコウガexに対しての有利カードとして使えるという2点において優秀だったのです。

 ガチグマexに対しては、以前からミラーマッチやアルセウス系統で強く使えるテツノイワオ使用し、連続で攻撃できないガチグマexのデメリットを活かすため、アンフェアスタンプで要求を重くしようと考えました。

このように
 新弾で採用したいカード
 新弾で対策したいカード
 を検討したときに、完璧とは言えないにしても回答を得ることはできたわけです。

 あとは細々とした構築バランスをチームメンバーとの練習で調整していきました。

実際に使用した感想

 「めちゃくちゃ強いわけではないけど、そこそこ使うの面白い」みたいなデッキになりました(笑)
 例えると
 ハプニングが無ければシティリーグの予選は突破できそうだけど、優勝できる構築って自信もって言えるわけではない。くらいですかね

 なにより構築する過程が楽しかったので良いのです。

最後に

 ここまで読んでいただきありがとうございました。
 考えていることを全て言語化し、記事に書くのは膨大な時間がかかってしまうので、大幅に内容を省略していますが、今後も暇を見つけてこの様なメモ書きや、私の主観で「おもしろいデッキ」について考察していこうと思っています。

 

 

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