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最後に言いたいことは「すごいじゃん」
やりたいことをやろう。
なんて思っている人生100年時代の折り返しを過ぎて数年。
はて、やりたいこととはなんだろう。
やりたいこ、したいことが思い浮かばない。
海外旅行
国内旅行
語学勉強
なんとなく思い浮かぶのはそのくらいだったりする。
でもこれ!というものでもない。
海外旅行は円安のせいか、どれも高いし、
国内旅行は場所が思い浮かばない。
語学なんていうのは、その本気度が試されるくらい生半可では習得できない。毎朝のDuolingoで十分なのが今の自分。
女性は高卒や短大卒が圧倒的に多かった私の時代。
それでも私の周りには大卒の女性たちが多かった。私もその一員になれたはずなのに、遊び呆けていた私は自分でそのチャンスを蹴り飛ばしてしまった。目的もないのに大学に行ってどうするんだ、みたいなかっこいいことを言っていたような気がするけど、結局勉強したくなかったんだろうなぁ。
成績は(大学に行けないことはない程度に)悪くなかったのに。
高校生にとって新宿コマ劇場広場が天国だったあの時代、
六本木は大人すぎてとても近寄れなかった時代。
勉強しないで大人にならなくたって、楽しければそれでよかった。
いいんだか悪いんだかよくわからない時代。
でも、結局人生折り返し数年で大学生をすることにした。
やりたいこと、っていうとちょっと違うけど、
何かをやり遂げたい、っていう気持ちは大きいのかもしれない。
私は、これまでの人生の中で何かをやり遂げたことってないんじゃないか。車の免許と大型バイクの免許くらいじゃないかな、教習所を途中でやめなかったのって。(自慢にもならんけど)
そんな私なのに、通信教育の大学生活を選んでしまった。
卒業率がすごく低いってこと、どこを調べても書いてある。
孤独だとか、不安だとか。ネガティブなコメントももれなくついてくる。
おいおい大丈夫なのか、自分。
でも大丈夫、と胸を張って言えるわけではないけど、
始めて8ヶ月経ったけど、やったらやった分だけちゃんと形になって返ってくる、ということがわかっただけでも、できるんじゃないか?って気にさせてくれた。先生ありがとう。(この辺りの感覚は高校生のまんま)
やりたいこと、したいこと。
大卒の資格を取りたい、ということではなく、
あのときの勉強嫌いの自分を驚かせたい。
人生何があるかわからないから、やりたいこと、したいことをやっておく。
それはとてもいいことだ。お金だって自分のものなら遠慮しないで使えばいい。それで後悔するのもそれはそれだ。
やりたいことは死ぬまで生きること。
ちゃんと生きること。
最後に自分で自分を「すごいじゃん」って言えるように。