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noouchi
きじばとのさんぽ
漫画「しあわせは食べて寝て待て」
今週はぽつぽつ外出をしました。手続き関係でどれも緊張を伴うもの。そして夕方から疲れがどっと。このヨタヘロ期を脱するにはもう少しかかりそうです。
昔はこんなじゃなかったのに…
こんな気持ちになった夜開くのは漫画「しあわせは食べて寝て待て」水凪 トリ著 秋田書店刊
主人公のさとこさんは、三十代後半で難病になります。
体力が衰え、フルで働けないのに障害年金は申請できないシングル女性の貧困と悩みを、柔らかい絵と世界観でほんのり明るく描いています。
家賃の安い団地に引っ越したさとこさんが大家さんに、自分が病気をしてマンションを買う夢が消えたともらしてしまった後の、大家さんのセリフがステキです。
それ
これまでの自分と比べるからしんどくなるのよ。
こう考えるのはどうかしら
新しい自分になったのだって
お金がないならないなりに
体力が落ちたなら落ちたなりに
けっこう楽しいことって起こるわよ。
90代の大家さん、お茶目な少女がそのまま老人になったような人です。こんな老人になれたらいいな。