GTRに乗りたい!という夢が叶いました
子どもの夢叶えますプロジェクトでは、四国中央市内の小中学生から夢を募集し、協力してくれる人とご縁をつなぎ、夢を叶える活動をしています。
夢の募集は2022年秋に行いましたが、今年度も引き続きご協力いただける方を探し、集まった夢たちを一つでも多く叶えたい思っています。
今回叶えられたのは「GTRにのりたい」という小学5年生の男の子の夢で、叶えてくださったのは、なんと、以前子どもの夢叶えますプロジェクトがきっかけで、娘さんの夢が叶ったママさんです!
そもそも、私はGTRと言うものを知りませんでした。「GTRって電車かなぁ?JRさんに相談してみようかな」と思っていたくらいです。そんなところに、そのママさんから「知り合いにGTRを持っている人がいるので聞いてみましょうか?」とメッセージをいただきました。そこでやっと自動車だということを認識し「ぜひ!ぜひ!」とお願いしました。
子どもの夢叶えますプロジェクトでは、メンバーが知り合いを当たって叶えてくれる人を探していますが、このママさんのようにメンバー以外の方が夢を叶えるための協力を申し出てくださることもあり、本当にありがたく思います。この和がどんどん広がったら、よりたくさんの夢が叶うだろうな~。
今回は、このママさんが日程調整から何から何まで、GTRの持ち主さんとやり取りをしてくださいましたが、実は車検が切れていたそうで、夢を叶えるために持ち主さんがわざわざ車検に出してくださったそうです(神対応!!)
せっかく乗れる状態になったのだから最高のロケーションで!とのことで、ママさんが場所をあちこち探してくださり、見つかったのが八綱浦海浜公園。ここは車の通りも少なく、海沿いでロケーションもよく、GTRの夢を叶えるには最高の場所でした。
そしていよいよGTR乗車当日。夢の男の子と、協力者のママさんと、私が待ち構える中、颯爽と現れたGTR。「GTRって何?」と言っていた私ですら一目見た瞬間に「かっこいい~~~~!!」と歓声を上げてしまいました。
ところが、肝心の男の子は、GTRを目の前にして緊張しすぎたのか固まってカチコチ。
お母さんによると、彼は生まれた頃から車が好きで、『 お父さんお母さん』と言うより先に『 にっさん、とよた』等の自動車メーカーの言葉を覚え、手に取る玩具も車ばかりの筋金入りの車好きとのこと。なので、ずっと憧れていた車に、まさか本当に乗れる日が来るとは思ってもみなかったそうで、招待状が届いたときは、飛び跳ねて大歓喜されていたそうです。
持ち主さんからGTRについて少しお話を聞いた後、早速助手席と運転席に乗せてもらいました。
カッコいい~~~~~!!
さらには、持ち主さんの運転で、海沿いをドライブ。
レーシングカーとのことで、ブウォ~~~ンという音がこれまたかっこいい!海沿いの道を何往復かした後、すっかり打ち解けたのか、男の子からはGTRに関する質問が飛び出しました。持ち主さんも目を細めて丁寧に答えてくださいました。
なかなか市場に出ない車だし、メンテナンスにお金もかかるので、所有するのは大変そうですが、男の子には「将来GTRの持ち主になる」という夢が芽生えたようです。
最後は、GTRをみんなで見送り、「かっこよかったね~」とうっとりしながら解散。帰り際、夢を叶えてくれたママさんが、娘さんが通う学校とコンビニがコラボしたパンをお土産にくださり、娘さんも新たな目標に向かってがんばっているんだな、とじ~~んとしました。
私たちは子どもさんの夢を応援することでその喜びを共有させていただいています。これは何にも代えがたい幸せな体験で、だから辞められない子どもの夢叶えますプロジェクト!
その日の夜、男の子のお母さんからこんなメッセージをいただきました。
「本日は、息子の長年の夢であった『 GT-Rに乗りたい』を叶えて下さってありがとうございました✨今日は緊張していたのもあり、少し大人しかったですが、帰りの車の中では『 最高だった‼️今日の事は絶対に忘れない‼️』と喜びを爆発させてました。より一層、GT-Rが好きになったとも言ってます。
今日の事が、息子の人生の良い道標となってくれると思います。本当にありがとうございました✨」
う、う、うれしすぎる(TT)
夢をきっかけに、子どもたちは家族や知り合い以外の大人と出会います。この世代を超えた出会いが、子どもたちの今後の夢につながる大きな力になってくれると思います!
夢をつないでくださったママさん、GTRに乗せてくださった持ち主さん、最高の夏休みをありがとうございました!!