爆ボンバーマンをレビューする


バトルモードという対戦モードも搭載されている

本作は重要なネタバレは避けていく。


〇ゲーム情報

  • ゲームハード 64(WIiUでもバーチャルコンソールが配信されていた)

  • 値段 6980円(WIiUバーチャルコンソールは1028円)

  •  ジャンル アクション

 〇ゲームの登場人物

  •  白いボンバーマン 今作のストーリーモードの主人公。通称白ボン。ボンバー星の住民

  • シリウス 何かと白ボンに協力する、やや上から目線の謎の男。チュートリアル役をしたり、古代遺跡では腕試しをしたりする。かつて住んでいた星がアルタイルに滅ぼされ、弟妹もその際に亡くして、その経緯からアルタイルを倒してくれる勇者を探してるとお涙頂戴を言ってくるが・・・?真相は?

  • アルタイル 表のラスボス。今回のキーアイテム、宇宙石(星の力を吸収し、持ち主の力を)を所有している。サポートメカにベガがいる。こっちの方が厄介。ブラックシティの主。真のエンドはあまりに無惨なものだった

  • カペラ ボンバーマン定番の敵女幹部。火の粉をバラ撒く

  • ハウト 敵キャラの幹部。バリアで気絶させて、場外へ追い出そうとする

  • レグルス 敵キャラの幹部。突進して、殴りかかろうとする。アルタイルがやられると覚えておけ!と撤退したり、結構出番が多い。幹部の中で唯一、真のエンドでも生き残る。

  • 赤ボン、黒ボンなどの様々のカラーリングのボンバーマン ストーリーモードではエキストラ。バトルモードのみ操作できる。性能はどれも同じ

〇ゲームの流れ

  • ストーリーモード 全てのステージがステージ1と3がギミックの満載の謎解きステージ、2が中ボス(敵の幹部、シリウス、ブラックシティと裏ダンジョンは巨大ボス)、4が巨大ボス、ブラックシティはアルタイル、裏ダンジョンの裏ボスの真の黒幕。1人でしか遊べない

  • バトルモード 人数とCPUを決める。従来モードかチームモードか選び、コースを選んで遊べるパーティーモード。

〇個人的評価

評価S(最高)→A→B→C→D→E(最低)の順になる

  • ストーリー A

  • グラフィック(当時基準)B

  • ゲームバランスや難易度 E(バトルモードはB)

  • 操作性E (バトルモードはA)

  • 世界観 A

  • BGM S

  • ゲームの面白さ C

  • やり込み要素 A

  • 総合評価 C

  • 適正価格 900円(バトルモードなしなら300円)

〇良い点

  • BGM、グラフィックは良い

  • 世界観も従来のボンバーマンの世界観

  •  ボンバーマン王道の古代遺跡、市街地、氷の世界、炎の世界、ラストに未来的な敵の本拠地、西洋の城のような裏ダンジョンを旅をしていく

  • 今作はいつもの敵キャラ、バグラーは一切登場しない、敵キャラが真実の敵ではないという新しい試みをしている

  •  エンディング後のやり込み要素が強く、ステージの時間内にクリアなどのゴールドカードを全て取って、アルタイルに挑むと物語の核心に行ける(ボンバーマンに多い、意味のなさそうなアイテムを集めて物語の核心に迫る裏ダンジョンに行く)

  •  カスタムモードといい、ストーリー中にカスタムを見つけられ、バトルモードで利用出来るやり込み要素もある

  • 3Dで円形に爆発するため、SFCやPSの従来のボンバーマンのは違うゲーム性

  • バトルモードも3DでSFCやPSのボンバーマンと違い、ボムが何マスまで届くバトルではなく、円形に爆破するため、軌道が読みにくく、SFCやPSの対戦にはない、白熱したものがある。正直、私はこれしかやらなかった。

  • バトルモードは従来の死んだら終わりの従来ルール、相手チームの宝石を破壊するチームバトルもあ

  • 最後は場所が狭くなったり、同点だとドローゲームもあり、白熱する

  • ストーリー、バトルともに投げるのはボム以外にも気絶した人を外に投げたり、バトルモードのマイナスアイテムを投げることも出来るようになり、新しいバトルが展開されている

  • ボムキックなども追加されている

  • ストーリーモードは謎解き要素が多く、ギミックがいっぱい

  • 難易度調整もあり、ワクワク(ノーマル)、ドキドキ(ハードモード)がある

  • ワクワクでブラックシティでアルタイル撃破エンドなら中級者でもクリア出来る

  • アクション上級者からしたらドーパミンが出そうなくらい満足な出来

  • ボムタワーやボムジャンプを極めるとマリオ64より自由度が高く色んな場所に行ける、お遊び要素がある

×悪い点

  • ストーリーモードはとにかく鬼畜難易度。ワクワクでも上級者向け。ドキドキはもうお察しください。大人でも難易度が高く、クリアできない人続出。明らかに子供向けでは無い難易度。マリオ64で120枚取れた程度ではクリア出来ない

  •  雑魚敵に軽く触れただけでもミス扱いで何かと虚弱体質なボンバーマン。高いところから落ちても死なないからスペランカーよりはマシだが、敵にちょんと当たるだけで死ぬとかはもはや謎の虚弱体質

  • マリオと違い、自力でジャンプも出来ないため、ボムジャンプを使うが、モタモタしてると爆発して、ミスになる

  • 救済モードのリモコンモードの条件がまた鬼畜

  • 耐火スーツなどもなく、とにかく虚弱体質のため爆風に当たれば即死。

  • 自力でジャンプできないくせにやたら段差ばかりのノンバリアフリー仕様

  •  大ボスもライフが高く、ハートが6つあるが、実際は12発当てないと死なない鋼の肉体のボス

  • ゴールドカードは実は120枚もあり、1つのステージに4、5枚あり、達成条件も時間内クリアはヒントありでも〜を達成するなどは完全ノーヒント。エンディング後が本番なんじゃないかと思えるレベルの鬼畜。

  • カスタムモードはコントローラパックが必須

  • ゴールドカードの規定タイムもかなり厳しい。

  •  物を壊したりすると出現するアイテムは動いて勝手に落ちることも。

  • ボス戦は一気に5枚とる必要があり、かなりダルい

〇総評

ゴエモンのでろでろ道中と並んで、64屈指のとにかく鬼畜なアクションゲーム。上級者向けで上級者には良ゲー。私のような初心者からすればクソゲーに近い評価で賛否両論になる作品。
64はクソゲーが少ないにしろ、ゲームバランスが宜しくない鬼畜ゲーは多い。
完全に人を選ぶ作品とも言える。ただ、この鬼畜を超えた先にはマリオからすればクッパの立ち位置のボンバーマンの永遠のライバル、バグラーは一切未介入の意外すぎるストーリーは必見モノ。見れなかった人はYouTubeでも観れる。
このゲーム対戦モードは秀逸で初心者にも楽しめるゲーム内容になっているので、そういった意味では良ゲーとも取れる。

〇次回予告

ポケモンピカチュウ版をレビューする。赤緑では触れなかった部分やピカチュウのみの部分をレビューしていこうと思う。



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