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積雪量 観測地点について(秋田県)

12月中旬になり北海道や東北では積雪量が増えてきた。
積雪量を確認するために、気象庁の積雪データをよく利用する。


秋田県の積雪観測地点は14地点あり、記載順に

能代 (能代市)
鷹巣 (北秋田市)
鹿角 (鹿角市)
五城目(五城目町)
阿仁合(北秋田市)
秋田 (秋田市)
雄和 (秋田市)
角館 (仙北市)
大正寺(秋田市)
本荘 (由利本荘市)
横手 (横手市)
矢島 (由利本荘市)
湯沢 (湯沢市)
湯ノ岱(湯沢市)

となっている。

観測地点マップ(気象庁より)


全県満遍なくカバーしているように見えるが、大館と大曲がないのが昔から不思議だった。
共に内陸であるため積雪量はそれなりに多く、県内でも都市規模は相対的に大きいはずだ。(大館市は旧市町村単位では県内二番手、大曲市も新幹線駅があり主要都市)
大館の人は鷹巣か鹿角、大曲の人は角館か横手のデータを見るのだろうか。
県北は住んだことがないのでわからないが、県南に関しては積雪量は
横手>>大曲>角館といった感じで、実際はけっこう違う。

大館、大曲に観測地点がない中、大正寺と雄和(ともに旧雄和町)にあるのはなぜなのか。こんな近くに2つもいらないだろう。しかも雄和が観測地点として統計を取り始めたのは2018年と最近だ。

雄和は秋田空港の関係者や利用者のために新たに採用した?と考えられなくもない。ただ、もしそうなら大正寺は廃止して、もっとニーズがある別の場所で観測してもらいたい。

調べたところこれといった理由や情報は見つけられなかった。
今後の改善に期待したい。


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