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月刊アウトサイダー経済(v25.1)「暗号資産という一世一遇のチャンスとAGIがもたらす未来」

持たざる凡人が資本主義で勝利していくための情報を月単位でまとめていく「月刊アウトサイダー経済」です。

後半は私個人の進捗などがメインになりますので、前半の今月のニュースと今月のインプットだけ読むのがおすすめです。もの好きな方は後半もどうぞ。

今月のニュース

凡人が資本主義で勝利するためには常に最新の世界の情報を追い、チャンスを伺う必要があります。

そんな知っておくべき世界の最新ニュースをこの章では紹介していきます。

web3/暗号資産

トランプ大統領が、自身の名を冠した公式ミームコイン「$TRUMP」の発行を発表。翌日には最高値の76.96ドルを記録し、億り人が多発することに。

また、「$TRUMP」が最高値を記録した翌日29日、「メラニア夫人のミームコイン「$MELANIA」の発行開始が発表され、これも公開後4時間で13.16ドルまで上昇するとんでもないことに。

上記二つのコインはSolanaブロックチェーン上で発行され、取引に必要となるガス代としてSOLが必要になるため、こちらも史上最高値となる293.31ドルを1月19日に記録。

ミームコインを買うだけで億り人になれるとんでもないチャンスが転がってきました。
私は残念ながら乗り遅れてしまいましたが、今年はこういうチャンスがいくつか転がってくるはずなのでなりふり構わずがっついていきます。

AI

OpenAIが提供する初のAIエージェント。

Computer-Using Agent モデル (CUA)を使って、色々操作してくれる感じらしい。

今はChatGPT Pro(200ドルのやつ)ユーザーかつアメリカのユーザー限定で提供されています。

OpenAIがソフトバンクやOracle、MGXと共同で、今後4年間で5000億ドル(約78兆3000億円)を投資してアメリカに新しいAIインフラストラクチャを構築する「Stargate Project」を始動することを発表。

個別株投資全くわからないけどAI関連の株買っときたい。

良い感じのニュース記事がなかったので個人noteから。

OpenAIのo1と同等の性能を持つとされている。
自分も現在はCursorにこのR1のAPIキーを登録して使ってますが、やばいです。

MVP作るまでに1ドルちょい(大体200円ぐらい)しかかかってないので、マジで低価格でプロダクト開発が行えてしまいます。

受託開発企業の終わりが近づいています。

SNSマーケティング

Threadsがスケジュール機能とモバイルでのアナリティクス機能を出したみたい。
Threadsも地味にどんどん伸びてるらしいので、早めに参入した方が良さそう。後述する新規の垢でThreadsの同時運用も始めるつもり。

今月のインプット

読んだ書籍

読むのは2回目なのですが、2回目でも今読むと理解できる部分が増えており、かなり学びになりました。

テクニカルの章は広告運用をやったことがなく、あまりイメージがつかなかったので飛ばし気味だったのですが、ファンダメンタル部分は学びの宝庫です。

Who、What、Howからライティングで顧客の選択肢を削って、購買に誘導していく方法などLPや商品作成にも使える内容ばかり。

詳しくは書籍をぜひ。

web3/暗号資産

a16zによる暗号資産 × AIというテーマについてのニュースレター。
主要内容は以下。

  • AIエージェントの自律性
    AIが自律的に行動するためには、人間が管理しないウォレットが必要。
    暗号資産ウォレットを持つことで、AIが市場参加、取引、調整などを自律的に行える。
    AIが所有・運営するブロックチェーンの登場も視野に。

  • 分散型自律チャットボット(DAC)
    TEE(信頼できる実行環境)上で動作する自律的なチャットボット。
    分散型ソーシャルメディアでフォロワーを獲得し、収益化、暗号資産で資産管理を行う。
    コンセンサスプロトコルで調整され、真に自律的な組織体となる可能性。

RCOFというコインについての記事。
現在のプレセール価格は0.07ドルで、2021年にドージコイン (DOGE) とソラナ (SOL) の成功をも上回るような可能性があるとのこと。

理由は以下。

  1. AI搭載のロボアドバイザー
    RCO Finance (RCOF) は、AI搭載のロボアドバイザーを使用して、パーソナライズされた投資戦略を提供。
    コミュニティ主導の誇大宣伝に依存しているDogecoin (DOGE) とは対照的であり、RCO Finance を実世界で有用なコインである。

  2. 現実世界の資産のトークン化
    ソラナはブロックチェーン分野における技術的な問題を解決することで成功。
    同様に、RCO Finance (RCOF) は、不動産や株式などのトークン化された現実世界の資産に投資できるようにし、これまで「アクセス不可能」だった市場へアクセス可能に。

  3. 低い時価総額
    低い時価総額で、RCO Finance (RCOF) は大きな成長の余地を残す。
    このようなプロジェクトに早期に行動した投資家は、アルトコインが勢いを増すにつれて、大きな利益を得ることがある。

  4. プライバシーと分散化
    侵襲的なKYCプロセスを必要とする多くのプラットフォームとは異なり、RCO Finance (RCOF) はKYCフリーのフレームワークで動作。
    これにより、分散型金融エコシステムを維持しながら、ユーザーのプライバシーが確保される。

  5. 急速な採用とコミュニティのサポート
    ソラナ (SOL) が初期の採用者を獲得したように、RCO Finance (RCOF) は急速に強力なコミュニティを構築している。
    プレセールで既に1100万ドル以上を調達しており、この低時価総額のアルトコインに対する投資家の信頼は高まり続けている。

AIの未来

物理世界で色々やってもらうのはまだまだ先だと思ってたけどこの「Cosmos」ならびにワールドモデルによって美容師とか医者も代替される可能性出てきており、本当に恐ろしくなってきました。

1. これまで以上に現実世界で結果を買うことができるようになる
2. 人による労働は、これまで以上に影響力を失う
3. ほとんどすべての分野で、労働を通して並外れた成功を収めることは不可能になる。
4. 国家、企業、その他の機関が人間を気にかけるインセンティブがなくなり、AIによる大災害が怒る可能性もある(ターミネーター的な)

将来の世界秩序とその価値観がまだ流動的であり、まだ確立されていない現在は「夢の時間」とも語られているので、本気で資本家になりに行くには今後2, 3年が勝負と言えるでしょう。

上記ポストでも話したように、労働者のままでいれば、映画ファイトクラブでもあったようにベーシックインカムで生かされる単なるデータの一つになってしまいます。

AIエージェント

AIエージェントを実装する前に見ておくと良い記事。
それぞれのフレームワークの特徴と簡単な実装方法を簡単な金融エージェントを例に紹介してくれている。

  • LangGraph: 複雑なワークフローやカスタマイズが必要な場合

  • CrewAI: シンプルなタスクや迅速な開発を優先する場合

  • OpenAI Swarm: 既存のパイプラインに組み込みたい場合や柔軟性を重視する場合

ワークフローとエージェントの定義のところからすごく面白い。
要点は以下。

  • 人間の思考過程や業務フローに合わせてワークフローを組むと、途中経過を確認しやすく、デバッグや引き継ぎが容易になる。

  • アウトプットが期待とずれた際、原因特定がしやすくなる。

  • 完全自律型の場合、予期しない方法で作業されると、失敗時のリカバリーや原因特定が困難になる。


結論:
汎用AIエージェントが実現するまでは、複雑な業務に対しては、「完全自立型のエージェント」ではなく、開発者が「ワークフロー」を定義するのが妥当。

私のブログ記事です。
AIエージェントに興味が出てきた人用に作りました。ご査収ください。

開発

ソフトウェアエンジニアリングの現状とAIの役割についてのニュースレター。

AIが開発を加速する一方で、ソフトウェアの品質は必ずしも向上していない。

経験豊富なエンジニアは、AIを加速ツールとして活用し、コードのリファクタリングやテストなどを徹底するが、初心者はAIに頼りすぎて学習を怠る傾向がある。そのため、AIは経験豊富なエンジニアをより効率化させている。

経験豊富なソフトウェアエンジニアの需要は、今後も増加する可能性が高いはず。

起業・プロダクト開発

「ライントーク通信簿」というLINEのトーク履歴から年間の振り返りができるC向けアプリのプロトタイプを4日間で開発した事例。

以下学び。

  • 部分的でもいいから作って運用で検証する

  • ユーザーに “考えさせない” を徹底する

  • 要件は限界を超えて削る

LINEでの問い合わせ、画像登録、画像検索機能を備えた「落とし物クラウドfind」を鉄道会社と提携して広めていく創業から現在までの物語。
以下学び。

  • 現場に通い詰めたり、働いたりして課題とオペレーションの解像度を上げ、解の質を高める

  • データの量に応じてサブスク費を変動している

  • クライアント側がサービスを広めるインセンティブがあるので広告費をかけずに済んでいる

  • クライアントは単なる導入企業ではなく、同じビジョンを実現するパートナー(セールスチームは、営業するのではなく、顧客に寄り添ってパートナーシップを結んでいくことを大事にしている)

コンテンツビジネス

現在は有料記事になってしまっているので引用はしませんが、てのひらさんの言語化能力、洞察力、コンテンツビジネスへの理解がものすごい。

コンテンツビジネスというXのリストには3名入れているのですが、この方はそのうちの1人です。

全てのポストと文章を読み尽くす価値のある方。

コンテンツビジネス界隈を賑わせているなまいきくんの代表Tips。
感想は以下引用ポストにあります。

てのひらさんと同じくなまいきくんはコンテンツビジネスというリストに入れている方の1人です。

個人ができうるマーケティング、コンテンツビジネスの最前線を走っていると思う。

以下学びになった箇所抜粋。

信頼を貯めて、一気に換金するのはプロダクトローンチなので、なまいきくんみたいな爆発力を起こせれば別ですが、大体の場合、信頼を貯めてる最中に顧客が枯れたり、興味の方向性が逸れたりするので、難易度は高いです。

ローンチミスるくらいなら、信頼を貯めつつ、その都度アフィで換金しておいた方が良かったよねってことです。 しかも、小さな成功体験は自信を生み、次の行動を加速させてくれるので、初心者はチャンスがあればその都度拾って、売れそうな局面が来ればすぐにセールスする、これがいいと思います。

貯めた信頼をキープし続けるのって、思ったより難しいので。メルマガや公式LINEとかであればほとんど枯れますし、有料で集めててかつほとんど毎日更新してるケツ山サロンですら、すでに何名か脱落してるわけですから。 無料で集めて、何か売りたい時にしかアクションしないリストなんて、半分以上枯れるので、大した価値はないです。

あくまで目安ですが、一撃500万円以上のマネタイズを狙ってるとかでない限りは100円のnoteとかでもなんでもいいので、売れそうであればすぐに売って、というアクションを何度も繰り返していくのがいいと思います。中身が良ければ、それにより信頼が貯まります。

信用を貯めてから稼ぐべきか?それともさっさと商品を出して稼ぐべき?

生産性

書籍「Deep Work」や「デジタル・ミニマリスト」などで知られるカル・ニューポートのブログ記事。
以下学び。

  1. 注意を一つの対象から別の対象に切り替えるほど生産性は落ちる

  2. スマホは常に所持するものではなくツールとして扱う
    ・ポケットに入れるのではなく、常に同じ場所(本棚の上など)に保管する
    ・人々が使うほど会社が儲けるようなSNSをアンイストールする

  3. ほとんどの人にSNSは必要ない
    ・仕事で使う必要があるならWebブラウザからログインし、最大で1時間だけ使うようにする。
    ・ニュースや人々とつながるより良い方法は別にある。

  4. アナログの生活を充実させる
    ・デジタルツール中毒から抜け出すためには読書や人とのコミュニケーションなどアナログの生活を充実させる必要がある。
    じゃないとデジタルツールの誘惑に簡単に負けてしまう

  5. まずは市場が求める人材になり、その後でそのキャリア資本にレバレッジをかけることで自分の理想の仕事を行う

  6. 成功するためにはまず自律的な環境を整えるべき。野心的な計画はその後に始め

  7. ニッチなコミュニティはより有益で、より無害である
    大規模なソーシャルネットワークは終わりを迎えている。人々はまだ気づいていないだけ。

これも生産性の分野で有名なDr. Hubermanによるニュースレターのポスト。
以下学び。

  1. デスクとワークスペースをある時間座って仕事をし、次に10~30分立って仕事をし、また座るように配置するのが最適
    ・スタンディングデスクを購入する必要ない。非常に優れた学者は、机の上に箱と数冊の本を置くだけで、シンプルで効果的な座り立ちデスクを作っている。

  2. 少なくとも神経化学的には、1日の異なる時間帯で別の人物になる
    ・フェーズ1(起床後約0~8時間): 分析的な「難しい」思考や、特に難しいと感じる仕事に最適
    ・フェーズ2(起床後約9~16時間): セロトニンのレベルが比較的上昇し、ややリラックスした状態になる。
    ブレインストーミングや創造的な仕事に最適
    ・フェーズ3(起床後約17~24時間): 必要に迫られた場合(試験や締め切り前の追い込みなど)を除いて、難しい思考や仕事は避けるべき。
    環境を暗くするか非常に薄暗くし、室温を低く保ちます(体が眠りにつき、眠り続けるためには体温を低下させる必要があるため)

  3. カテドラル効果(特定の脳の状態と、それらが得意とする種類の作業にアクセスするために、さまざまな場所(部屋、建物、屋内または屋外)を使用する)
    ・小さな視覚的フィールドにいるときは、思考が「小さく」なり、分析処理に集中するようになる。
    ・天井の高い空間で作業すると抽象的な思考や創造性が引き出される。

今月の進捗

  • 全体発信戦略が決まる

  • X: 2つのアカウント設計完了

  • 本アカウント フォロワー 310 → 325

  • ピンク市場のプロダクト開発 v3作成中

本アカウントの運用方針について

完全な裏垢。

基本的にはAI開発と凡人が資本主義で勝利するための情報を発信していくものの、単なる思考の垂れ流しでアウトプット用。

全くポストしなくなることもあるし、突然めちゃくちゃ連投することもある。そんな運用になるかと思われる。

設計完了した2つのアカウントについて

1つは自分で垢設計していて、2月から運用を開始しようと思っていたのだが、導線研究としてそのジャンルの垢やビジネス界隈のトップのメルマガを登録しまくっていたところ、なまいきくんの前述した教材をセールスされた。

5万円というまあ全然手が出る金額であり、この垢にかける思いは強かったので、即決購入し、次の日から教材を読んでいたのだが、これがすごい。

かなり濃密で自分が我流でやっていた垢設計がある程度は合っていたものの、半分ぐらい足りていないことがわかり、教材を買う判断をさせたほど強い思いをかけていたこのアカウントを一旦停止し、別の恋愛垢を設計し、運用していくことを決意。

ちなみに購入から1日で全教材を読み、2日目で2周目を読みながら垢設計を完了させ、運用を開始させている。 現在フォロワーは15人。

開発中プロダクトについて

若干ピンク寄りなプロダクトを開発中。
以下技術スタック。

作り方はCursorにDeepSeekのAPIキーを登録して、Roo-ClineでAI開発してる。
下記ツイートでいうv2のMVPが完成。ドキュメントを整えさせ、0からv3を作り直し中。

オーディエンスファーストということで、新しく作成したXの運用がメインになるので、開発は週末まとまった時間にガッと進めるという方向で進めている。

総資産について - 暗号資産

$TRUMPで億り人が多数出たと聞いて、以前手を出していた色々なウォレットをかき集め、所持暗号資産を再度洗い出しました。

ETHやBTCはもちろんですが、SOLやXRPも少額持っていたことが発覚し、これらは数倍から10倍程度まで膨れ上がっており、もっと突っ込んでおかなかったことを後悔。

ひとまず余剰資金はSOLに突っ込んでおき、すぐに次の$TRUMPのようなミームコインが出たら資金投入し、次の「億り人チャンス!」に乗り遅れないようにしたいです。

今月の自分語り

資金調達してスタートアップを起こしたり、外資金融に勤めるエリートサラリーマンとかもう私はなれないということがわかりました。 新卒で意味のわからないベンチャー企業に就職し、すぐにやめて起業ごっこ、そして現在はよくわからない受託開発企業で働いている時点でキャリアは終わっているので、もはや名がある企業へ転職することも難しい。

私は焦っております。
前述したAIの未来についての記事でもあったように、何も持たざる労働者に残された時間は多くないです。 この3年ほどで一気に資本家側に回らないと先ほども話したようにベーシックインカムで生かされるだけの奴隷になってしまうでしょう。

そんな私は真っ当なことをしてこの資本主義で生きていくつもりはもうないです。
今まで変な企業で技術的なことをやりながらもクライアントと関わってきたり、業務外ではブログを書き、書籍を読み、外国人の友人と関わって人生のさまざまな面で経験値を高めてきました。

キラキラ起業家やエリサラがやるような、領域や方法には一切手を出さず、がめつくミームコインに飛びついたり、ピンクな領域や若干グレーな領域でこれらの能力を活かし、完全に別ルートから勝者の道を目指していくつもりです。

AIは以前のITバブルのようですし、AIエージェントは確実に2025年を席巻するでしょう。
ただ私はここに参入するほどのスキルもパワーもないので、AIの進化については追いつつ、AIに参入するような頭の良い人が入ってこない領域でAIを存分に使って成り上がっていく。そういった方向性を考えています。

頭の良い人がやりたがらない泥臭いことを泥水すすってやっていきます。 


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