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これから

内から光に溢れて眩い。その尊さに気づきもせず、いつの間にやら失われていった。空気に当てられたのか。体内から流れて流れて、私の体は死骸でいっぱい。死んで死んで、何が残った。
死骸で満ちた身体に何ができる。求めるのは、破壊。壊して壊して、かすかな光を拾い集める。拾い集めて何を作ろう。もうどこにも隠れない。死骸でいっぱいの身体で隠れても、壊れた屑を隠しても、結局あるのは排出され、得る孤独。灯さなきゃ、灯さなきゃ、身体のなかに光を!眩くって、境目も分からないくらいの光を。

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