3歳5ヶ月 発達グレーゾーンの息子の運動会の様子
先日、ずーくんの運動会がありました。
事前に先生から
「ダンスは踊っていませんね…。」
「棒立ちしていますが、ポーズだけは決めています!かわいいですよ〜!」
と聞いていたので内心ヒヤヒヤ…。
何もできなかったらどうしよう…。
ダンスの他にもかけっこ競争と鉄棒でのブタの丸焼き、跳び箱からジャンプをする障害物競争をする予定。
どれもこれもずーくんには難しいのではないかとドキドキしていました。
ただでさえ早生まれ(クラスの男の子の中では一番誕生日が遅い)のずーくん。。
いや、どんな姿だって頑張ったねって褒めてあげよう!!!
そう心に決めて、当日を迎えました。
まずはかけっこ。
4〜5人くらい名前を呼ばれて「はーい!」と返事をしてから、一斉にゴールテープめがけて走ると言うものでした。
ずーくん、名前を呼ばれると
固まっており
「お返事できないかぁ…」と思っていると
ゆっくり、そーっと手を挙げました笑
マイペースだなぁ笑
そしてその手は裏表逆でした笑
あれぇ〜
「はーい!」は元々普通だったはずなんだけどなあ。。
もしかして、手を裏表逆にするのがブームなのか??
もしかしたらわざとやっているのか?
そんなことは今日はとりあえず置いておいて
ゆっくりながらもしっかり走り切ることができました!!
その姿に、何故か涙が出てきた私です笑
目から汗が…状態。
泣こうと思ってないのに涙が止まらなかったですね笑
ああ、立派になった!なんて上手なんだ!よかった!よかった!!!
冷静になると他の子はもっと上手ですし、走るスピードは速いですし、「はーい!」も辛うじてできてた感じなんですけど
それでもとても嬉しかったですね。
すごくかっこよく見えました。
そんな感じで障害物競争も先生にサポートされながらもなんとかクリア。
そして問題のダンス!
ここ最近、保育園の帰りに「今日ずーくんね、ちゃんと白い線で止まれたんだよ!」
と報告するのが日課だったずーくん。
ダンスの入場の際、最後尾のずーくんは
小股で入場すると白い線のところでピタリと止まりました。
なるほど!これのことか!
とても上手でした!
そして
サビの難しいところはただのジャンプで補いながらも手振りやしゃがむところなどばっちりタイミングを合わせて踊れていました!
できてるじゃん!できてるじゃーん!!!
確かに、確かにもっとできている子はいる!
でもできていました!少なくとも、踊ろうとはしていました!
そして周りをよく見て、色んな真似っこをする、最近公園でよく遊ぶコミニュケーションがとっても上手な男の子が、偶然にもずーくんのダンスの真似をしたことで
まるでそれが正解かのように溶け込んでいました。奇跡!
コロナということもあり、入園以来保育園の行事がどんどんなくなっていたため
今回の運動会が2度目の保護者が見に行ける行事になりましたが
本当によく成長しているし頑張ってました!
先生、できてるじゃん!うちの子、ちゃんと踊ってたじゃん!!
と(はっきりは言えないけれど)挨拶しに行ったところ
なんとか、
一週間前に飛び跳ねるようになったとのこと。
先生方の指導のおかげで、あのような姿を見ることができたのだと思うと感謝の気持ちでいっぱいです。
そしてずーくんが通う年少さんのクラスには20人以上の子供たちが通っており
今回の競技のできもそれぞれでした。
少しも間違えずきちんとできている子もいますし、ずっと先生に抱っこされている子もいました。
真顔で何もできない子もいましたし、保護者にびっくりして号泣している子、そうかと思えばおちゃらけて反対向いてジャンプするなんていう芸達者な子もいましたね。
「発達」という専門分野から見ると、「障害がある」となってしまうかもしれない子も
一つの集団の中で見れば個性ではないかと思ったり。
どんな子だって得意なことと得意ではないことがあるんですよ、きっと。
うちの子ができない難しい部分のダンスをコミニュケーションが得意なお友達の真似っこが隠してくれたみたいに
助け合って、補い合ってこれからも集団生活を乗り越えていってほしい。
今回の運動会は私にとって希望を持てるイベントになりました。
ところでトップの画像ですが、運動会の日に、ずーくんが初めて書いた顔の絵です(^^)
3歳5ヶ月で顔が描けるようになりました!
日々成長ですね。