茶道(玉川遠州流)伝書【中】記載がない細かいとこ～炉長板五段～

2024年9月17日 22:16

・長板右半分に【水差し】
・長板真ん中の奥に【柄杓立て】と【柄杓】、柄杓立てのかなり手前に【蓋置き】、柄杓立ての左手前で、右側の水差しと同じくらいの位置に【茶碗】を飾ります。

《要点》
＝一段～四段と五段の
柄杓立ての置場所の違い＝
・柄杓立ての位置が
【長板の左側半分からみて
二等分した中心の奥側】
(一段、二段、三段、四段、六段)
・柄杓立ての位置が
【長板全体からみて
二等分した中心の奥側】
(五段、七段)

・【薄茶一服差し上げます。】と発して、一礼します。

・なつめを茶碗を持つように、[左手]のひらに乗せて、"右手"で支えながら、L字の入り口は、左足(青)から、I字の入り口は、右足(赤)から進みます。

・長板の前に正座し、なつめを長板の前の真ん中より左側に"右手"で置きます。
・その"右手"で茶碗を持ち、[左手]に持ち替え"右手"で支えながら、長板から降りた左側に置き、支えの"右手"から外して、[左手]を外します。(下図参照)

・水屋へ戻ります。

・建水を[左手]に持ちます。

・一歩進んだら、襖を閉める為に振り返ります。(下図参照)

・正座して、建水から[左手]を外します。(柄杓と蓋置きは飾られてあります。)

・ #襖の閉め方を参照してください。【長板側】に向かいます。

・長板の前に正座し、建水から[左手]を離したら、"右手"でなつめの右側面から蓋置きを取り、右膝頭へ蓋置きを【仮置き】します。

・"右手"親指と中指以降で柄杓立てを持ち、人差し指で柄杓が動かないように手前側に抑えて、長板の手前側に柄杓立てを動かします。
・ #柄杓立て_柄杓を参照してください。
・[左手]に柄杓を丸く持ち、"右手"に【仮置き】していた蓋置きを持ち、右膝頭に体重をのせて【炉縁側】に体を動かします。

・ #炉長板二段_玉川遠州流の⭐柄杓を捌くから点前が同じなので参照してください。

・長板の真ん中より、左側になつめと茶杓、その右隣に茶筅を置きます。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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