茶道(玉川遠州流)伝書に記載がない細かいとこ~茶碗~
⭐春夏秋冬に合う茶碗
春 秋 冬
筒もの茶碗
夏
広がっている茶碗
夏=平茶碗を使用する…ということではありません。筒もの茶碗も使えますが、涼しさを演出するおもてなしで使用します。
⭐お茶会では…⭐
お茶会では、1の茶碗(始めに点前を披露する茶碗)という呼び方で"筒もの茶碗"を使用します。
柄のある茶碗
"柄がある茶碗"を"2の茶碗"と呼び、水屋(茶席の用意を行う場所。準備してくださる裏方を務める方の名称にもなっている)の方から静かにお点前される方の近くに運び込まれてます。
茶碗を裏返しにして作者名を拝見するのもお茶会の醍醐味の1つで、有名な作者さんの名前が書いてあったり、記号が彫ってあったりします。
秋
秋は、古いものを大事にしましょうみたいな季節で、画像のようなヒビの入った茶碗に、金色等で修復してお茶会で使用したりします。SDGS推進の今の時代に合っていますね。
~正面はど~こだ~
柄つきなので、正面判りやすいですね。作者が左側に書いてあるので、茶碗を起こせば、自分側から柄が見えますね。それが正面です。
高台(こうだい)が欠けている茶碗もあります。"切り高台"と呼ばれ、この欠けているところが正面になります。
※他にも作者さんによって、名前以外の沢山の目印があります。
最後まで見ていただきありがとうございます。
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