茶道(玉川遠州流)伝書【中】に記載がない細かいとこ～炉長板六段～

2024年9月17日 22:17

・長板の右半分に【水差し】
・長板の左半分の真ん中奥に【柄杓立て】と【柄杓】
・長板の左半分の手前側に【茶碗】と【なつめ】を飾ります。

《要点》
＝五段からの両器を動かす点前＝
【両器(茶碗となつめ)の移動】
・[左手]に茶碗、"右手"になつめを同時に持ち、畳の上の所定の位置に置きます。
(五段、六段)

・【薄茶一服差し上げます】と発して、一礼します。

・"右手"のひらに蓋置きを持ちます。

・一歩進んだら、襖を閉める為に、振り返り、正座します。(下図参照)

・建水から[左手]を離し、その[左手]で蓋置きを持ち直して、"右手"で右膝頭(青)に置きます。(柄杓は飾られています。)

・ #襖の閉め方を参照してください。
・"右手"で蓋置きを持ち、[左手]を使って、きちんと"右手"のひらに蓋置きを乗せます。
・[左手]に建水を持ち、立ち上がり、【長板側】に向かいます。

・長板に向かって正座し、建水を左側に置きます。
・[左手]で"右手"のひらに置いてある蓋置きを一瞬持ち、"右手"で蓋置きを持ち直して、右膝頭に置きます。

・《要点》のどちらかの作法で茶碗となつめを長板より降りた畳の上に、なつめが長板の真ん中寄りくるように置きます。(上図参照)

・"右手"の親指と中指以降で柄杓立てを持ち、人差し指は、柄杓の柄が動かないように手前側に抑えながら、柄杓立てを長板の手前側に持ってきます。
・ #柄杓立て_柄杓を参照してください。
・[左手]を丸くして、柄杓を持ち、"右手"で蓋置きを持ちながら、右膝頭に密着させ、体を【炉縁側】に動かします。

・炉縁の左角の点線に向かって体の正面を向けます。
・"右手"に持っている蓋置きを炉縁の右角の青い丸に置きます。(下図参照)

・ #柄杓の捌き方_玉川遠州流を参照してください。
・蓋置きに柄杓の"合"をポンッと音を立てて置きます。

・ #炉長板二段_玉川遠州流の⭐建水を動かすから点前が同じですので参照してください。

・長板の真ん中より、左側になつめと茶杓、その右隣に茶筅を置きます。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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