茶道~みんなでお茶会に行ってみよう🎵~服装から座る場所まで~
お茶会は敷居が高いと思ってらっしゃる方も多いと思いますので、お茶会へ参加する時のマナーや役つきの方は何をされているのかに触れてみたいと思います。
服装
男性…袴orジーンズ以外のズボ ン、白い靴下
女性…季節に合った着物orジーンズ 以外のズボンor座った時、膝が隠れるくらいのスカート、白い靴下
持ち物
懐紙(かいし)
大皿からお菓子を取って、あげておく和紙。
菓子切り
お菓子を切ったり、お菓子を食べる時に使います。
※懐紙と菓子切り、持ってなくても大丈夫ではないかと私は思いますよ。茶道は"おもてなし""気配り心配り"を大事にしますから、なんとかなります。
お茶会の説明
茶道口
点前を披露する方や関係者の出入口になります。
正客(しょうきゃく)
一緒にお茶会を楽しむ、この席(お茶会のお部屋を数える時、使う言葉。一席、二席と呼びます。)のリーダーになります。
末客(まっきゃく)
最後に座るお客様にも重要な役割がある時もあります。
にじり口
お客様は、右下に書いてある"にじり口"(今は、普通の襖の戸です。)に係の者が立っていますので、立ちながら、チケットをお盆の上等に置きます。
床(とこ)
まずは、畳の上に座って、季節の花や掛軸を拝見します。(この席に入る方は前の人の身振りを真似してください。)
お点前
お点前する一畳に道具が飾られてあるので、床の場所から移動して道具を座りながら拝見しますが、主に"正客"の方が後々の行いのために行います。
正客(赤い印)の仕事は、お客様の代表として、道具の名前や花の名前等を亭主(お茶会の主催者の事です。)お訊きする役割があります。
末客(青い印)は時と場合により、仕事がありますが、薄茶(抹茶)を初めて御馳走になるお茶会に参加される場合、先頭から3番目以降末客席まで、座られても大丈夫かと思います。
茶道の醍醐味(楽しみ方)
抹茶とお菓子を食べる…ことが一番クローズアップされていると思いますが…。
⭐珍しい茶碗が自分の元にやってくるかもしれないワクワク💖
⭐お菓子がその時期に合ったものを準備してくださるので、正月、節分、ひな祭り、端午の節句、七夕等、工夫されたお菓子を視覚的に楽しめる💖
⭐花の名前を主客が亭主に聞いてくださるので、珍しい花を観賞出来る。(私は"つくばね"には驚きました。)
⭐掛軸に書いてある内容が亭主の説明で理解できる。
⭐茶道の道具を間近で拝見できる。
こういったことも、頭に入れて楽しんでみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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