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"ラベンダーエッセンシャルオイルの香りで彩る至福の癒し②”
①で癒しの芳香、ラベンダーエッセンシャルオイルの魅力について書きましたが、今回は「医学的な効用とその研究につい」て少し書いていきます。
ラベンダーエッセンシャルオイルは広く知られており、その医学的な効用にはいくつかの研究があります。ただし、まだまだ研究段階であり、その効用には注意が必要です。効果には個人差があり、誰にでも良い効果が表れるわけではありません。
ラベンダーエッセンシャルオイルの医学的効用とその根拠をまとめました。
あくまでも参考としてお読みください。
リラクゼーションと抗不安効果
根拠: ラベンダーオイルには、鎮静作用や抗不安作用があるとされています。これは、ラベンダーオイルが脳内の神経伝達物質に影響を与え、リラックス効果をもたらす可能性があるためです。真正ラベンダーは交感神経の興奮を鎮める酢酸リナリルを豊富にふくみ、薬理効果も高いとされています。
研究:例えば、2012年に発表された研究では、ラベンダーオイルの香りが不安を軽減し、リラクゼーションを促進することが示されました。
睡眠の改善
根拠:ラベンダーオイルの香りが、睡眠の質を向上させる助けになるとされています。ラベンダーに含まれる成分がセロトニンの放出を促進し、リラックスした状態に誘導する可能性があります。
研究:ある研究では、ラベンダーオイルの使用が睡眠の質を向上させることが報告されています。
痛みの軽減:
根拠:ラベンダーオイルには抗炎症作用があり、これが痛みや筋肉の緊張を軽減するのに役立つ可能性があります。香りの主成分である酢酸リナリルやリナロールが炎症を鎮めるので傷が早く治るうえ、傷跡も残りにくくなります。
研究:ある研究では、ラベンダーオイルが腰痛の症状を軽減する効果があることが示されています。
ただし、これらの研究結果は一般的な傾向を示すものであり、すべての人に同じように効果があるわけではありません。ラベンダーオイルを使用する際には、適切な方法で薄めたり、アレルギー反応がないか確認するなど、注意が必要です。医学的な問題がある場合は、医師に相談することが重要です。
ご興味のある方は以下に論文のURLを貼りましたので参考にしていただければと思います。
下記以外にもラベンダーのみならず他のエッセンシャルオイルについても
論文が発表されており、西洋医学においてもホリスティック(全体的)な自然療法であるアロマテラピーは注目されています。
※ラベンダーの香りと神経機能に関する文献的研究
https://www.kansai.ac.jp/pdf/kuhs_kiyo_06/14_br_yurugi.pdf
※アロマセラピーの快眠・認知機能改善効果への期待
https://kenkobunka.com/kenbun/kb53/noda53.pdf
※臨床アロマセラピーの可能性について
https://www.jahbs.info/journal/pdf/vol25/vol25_2_3.pdf
※メディカルアロマセラピー研究の動向と課題
URLが貼れなかったので、名称で検索してみて下さい。