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”薔薇に魅せられて” バラの花と優雅な花の贈り物ローズエッセンシャルオイルの魅力②

"優雅な花の贈り物、ローズエッセンシャルオイルの魅力"
前回は大好きなイングリッシュローズについて書きました。
②ではローズエッセンシャルオイルについて綴っていきます。


1.花の優雅な香りが心を包む、ローズエッセンシャルオイルの素晴らしさ

 ローズエッセンシャルオイルは、その繊細で優雅な香りにより、心と体に深い癒しをもたらすことで知られています。
贅沢なオイルは、穏やかな香りと幅広い効果によって、美と癒しの融合を提供します。
 ローズエッセンシャルオイルは抽出法により、ローズオットーとローズアブソリュートの2種類に分かれます。詳細については後述します。
 ローズエッセンシャルオイルの甘く上品な香りは、シトラス系のネロリエッセンシャルオイルの香りとはまた違った魅力にあふれています。

2.心を満たす花の香り

 ローズエッセンシャルオイルは、その甘く優雅な花の香りが特徴です。この香りは心を優しく包み込み、リラックスした気分を促進します。ストレスや疲れた心を癒し、ポジティブな感情を引き出す力があり、穏やかで幸福な気分に誘います。
 女性の性の肯定とセクシャリティを取り戻す力があるといわれている為、自分の魅力を再認識し、心を自信で満ち溢れさせてくれるのかもしれません。
 ハンガリアン・ォーター(若返りの水)
 14世紀ごろ評判になったもので、これを使ったハンガリー王妃は70代にして、ポーランドの王子にプロポーズされたというエピソードが知られています。この「若返りの水」は、ネロリとローズの芳香蒸留水とローズマリーなどのエッセンシャルオイルで作られており、女性の魅力を引き出す力があったのかもしれません。

3.美肌や身体への贈り物

 ローズエッセンシャルオイルは、肌にも素晴らしい効果をもたらします。
保湿力が高く、抗酸化作用があるため、肌の乾燥を防ぎ、若々しい輝きを与えます。抗炎症作用もあり、肌トラブルの軽減に寄与します。
スキンケアに取り入れることで、健康的で美しい肌を手に入れることができでしょう。
 また、ローズエッセンシャルオイルにはホルモン分泌を調整し、更年期障害や月経前症候群(PMS)などを和らげると考えられています。
ローズオットーの香りで、唾液中の女性ホルモン(エストロゲン)濃度が有意に上昇したという報告もあり女性特有の悩みのへの活用が期待されています。

4.感性を刺激するロマンチックな効果

 ローズエッセンシャルオイルは、その独特の香りが感性を刺激し、ロマンチックな雰囲気を演出するのにも最適です。リラックスしたムードを作り出し、心地よい時間を共有する際に贅沢なアクセントとなります。愛を象徴する花の香りが、特別な瞬間をより鮮やかに彩ります。
 ローズエッセンシャルオイルは、花の香りがもたらす美と癒しの融合です。その穏やかな香りと多彩な効果によって、日常生活に華やかな彩りを添え、心と体を優雅に癒します。

5.2種類のローズエッセンシャルオイルと使われる品種

 ローズエッセンシャルオイルには2種類あり、それぞれ抽出法・使用されるバラの花も違っています。
・ローズオットー・エッセンシャルオイル
・ローズアブソリュート・エッセンシャルオイル

エッセンシャルオイルに使われる品種は主に3品種あります。
・ダマスク種
  もっとも香りがよい品種。ブルガリアの「バラの谷」で採れるものが
 有名ですが、トルコやイランでも盛んに栽培されています。
 以前トルコに行ったときに、ハンドクリームや乳液、香水などがたくさん
 売られていましたが、その時はトルコでバラが栽培されていることを
 知らなかったので、なぜこんなに多種多様なバラのの製品があるのだろう
 かと不思議に思ったものでしたが、納得です。
・ガリガ種
  赤バラの祖ともいわれる品種で、薬用に利用されるバラの代表。
 フランスではアポセカリーローズ(薬局のバラ)と呼ばれています。
・ケンティフォリア種
  ケンティフォリアとは100枚の花びらという意味で、重なりあった
 花弁の奥にはダマスク種に似たバラらしい香りがあります。

  (品種の記述の一部は「アロマ&ハーブ大辞典」より引用)

長くなってしまったので、ローズオットーとローズアブソリュートの魅力については③で綴ろうと思います。
気品ある香りで心を優しく包み込み、リラックスした気分にしてくれる
ローズエッセンシャルオイルの魅力を、性別も超えて伝えられたら良いなと思います。





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