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THE FIRST to BE と限界受験生
推し、いますか?
推しのいる生活、どうです?最高
ですよね本当に
私は6年前から若手俳優のオタクです
名前は出さないけど、たぶん一般的にみなさんが知らない俳優さん2人がとにかく大好きで、
幸せに生きてほしいと思っています。いまもね。
でも、俳優のオタクって難しいんだよね
「時差」がとにかくあるんです。
ドラマ映画 撮影された作品は全て過去の推し
今は何してんの?これがあんまり分からない。
作品の情報解禁も、作品に向けて意気込む推しを見るのも、やっとのことで作品を見るために
公開日まで頑張る生活はキラキラしてて楽しくて毎日を生きる理由になる、でも、その分、作品を見て、少しすると、また推しの過去を見るために頑張る生活が始まる。辛い、楽しいけどね。
俳優オタク、こんな感じです。
受験生の話
大学受験 はっきり言うと辛すぎ
「なんだこの制度」…って思ってた、
でも、でもね、本当に大事、大事すぎる
やらないと分からないことってあるんだな
って初めて思えた。
私はある程度(ある程度)勉強をがんばる学校にいて、3年間きっとそこそこ勉強してた。
苦手だったし、ぜんぜんできなかったけど。
3年の夏の三者面談
先生「国公立の公募推薦受ける?」って言われた
私は、もともと行きたい大学があったし、
やめようと思った、でも、勉強すぎる受験勉強をやらなくて済むかもしれないという現実逃避の心を【挑戦】という文字で隠し、公募を受けることにした。
でも、これが本当に辛かった。
指定校じゃないから
自分の力でいかなければいけない。
地域政策系の大学だったから、みんなが
受験勉強を死ぬほどやる夏休みにボランティア
活動をして地元に関する記事を毎週書いたりした。小論文を書けるようになるために、地域活性化の本と時事問題の本を読みまくった。っていっても小論文は全然上手く書けない。先生にダメ出しされても、何が悪いのか正解がわかりにくい小論文は正解がある普通の受験勉強よりも何百倍も大変じゃん、って思った。
少しでも、楽がしたいと
思ってしまった自分を何回も殴った。
とは言いつつも、やれることは全てやった。
7月から11月まで
その大学に受かるために
本当に全てやったと思える。
でもね、落ちちゃった。
小論文?面接?
何が悪かったのか、分からない。今でも。
落ちたのは12.1
ちょっとまって?一般受験まで2ヶ月しかない。
時間がない、人生を決めるのに、時間がない。
悔しさと、不安と、焦りで、何が何だかわからない日々を送ってた。暗い暗いトンネルの抜け出しはあるのか?そんなことを考えながら、私は何を学びたいの?と言うことをイチから考え直したりした。
「ファンのコミュニティについて学びたい」
俳優オタをしていた私はガキのころからTwitterをしていて、同じファンの人とたくさん話して、たくさん刺激を受けて、たくさんいろんなことを学んだ。同じ好きなものだけで繋がってるってヤバくないですか?こういう風に本気で思ってる。
だから、こういうことが学べる東京の大学を見つけ、受かるために2ヶ月間死ぬほど、勉強をした。
がんばったね、って自分で言えるくらい。
がんばれた理由
暗い暗いトンネルを進んでいるとき、ふとたまにライトをつけてくれる存在が現れた、 THE FIRSTのみんな(詳しくは説明しないのでぜひ調べてみてください)きっかけは朝の情報番組。「ふ〜んまたこういうのね」と貴様何様だよと言われても仕方ない顔をして見ていた。
いちばん最初に知ったのは、8月の終わり、
レイちゃんとランくんが朝の情報番組でハイタッチしてるのを見て、受験勉強の辛さで涙腺が緩んでいるわたしはほんとうに泣きそうになった、
これがはじまり。
自分では気がつかないうちに、THE FIRSTの
みんなのこと調べている。ふーんかわいいじゃん
あいにく、受験勉強で忙しかったから横目でしか
みんなのことを追えてなかったけど、BE:FIRST
のデビューはちゃっかりテレビで、見ていた。
そのときはぜんぜんみんなのことも知らなかったけど、オーディション系に一切興味を持ってかなかった私が直感的に「応援したくなる目」を確実にBE:FIRST 7人は持っているなって思った。
この子たちにめちゃくちゃ人生を救われることになるなんて全く知らずに。
2ヶ月間の自分との戦い、一般受験との戦いは
辛かった、12月の一応受ける低めの偏差値の学校の年内受験では、3学部併用で全学部全落ち。
あれ?わたしって3年間勉強してきたよね?
なに、学んだ?
こう思うしかないくらい、【落ち2回】
のダメージが強すぎて、
誰もいないところでたくさん泣いた。
「どこも受からないのかな」
そこから年末年始はひたすらにひたすらに
勉強した、ここで心の救いをくれたのは、
BE:FIRSTのプレデビュー曲
みんながキラキラ歌う踊る
「Shining One」だった。
キミたちも才能があるよ、
と言ってくれる デビュー曲の
「Gifted.」だった。
苦しい戦いを勝ち抜いた彼らが歌う
この歌は、このダンスは、
ちゃんと、ちゃんと辛い人に届いてたよ。
今も、何処かの誰かに
現在進行形でちゃんと届いているはず。
共通テストも終わって、いよいよ2月、
私の本命の大学を含む3つの学校の試験が
3連であった、ライブの3連とは全然違う、
はー?つらい
地方住みの私はまず、東京が怖い、怖くて仕方がない。新宿駅の一階で「ない南口」を探しまくり、ホテルが見つからず、新宿の観光パンフレットをもらったりした。ウケるね。
怖かった。
だから、お守りに「Brave Generation」
をイヤホン越しに永遠リピートした。
歌詞にある、
「寄り道しなきゃ見えてない今日へ」
「Ah 足掻くよ もう一回」
「どこまでも 逃げる影 追いかけて」
全てが受験に2回落ちた私への応援歌に聞こえて、
ときどき聞きながら歩いていて泣いたりした。
正直、行きたい大学は落ちた自信しかなかった。
でも、「がんばれた自信」はちゃんと心に
残っていたから、いっか、十分だな、と思った。
でもね、
そんな中、「ファンのコミュニティについて学びたい」と思って、12月に初めて知った東京の大学に合格した。これでもか、って大泣きをした。
BE:FIRSTのみんなの歌がなければ、正直、精神的に弱って、心が縮こまって、合格できなかったかも、マジで。
追い THE FIRST
受験を終えた私は、追い THE FIRSTをした。
1日、1周、また2周、3周…
彼らのあの「勝ちに行く目」の
正体が知りたくて。ひたすら見た。
彼らのもがくチカラ、常に音楽を愛し、
音楽を愛す仲間を愛するチカラ、
オーディションを勝ち抜いたみんなも
そうではなかったみんなも、確実に
人間として強くなっていくのが画面越しなのに
分かる、本当に分かる 彼らが届ける歌はダンスは
確実に何処かの、もがいてがんばる誰かを
今日も救っている。
こんなことある?って話
大学に合格すると今の時代、Twitterで大学の
ハッシュタグやるじゃないですか、
あと、大学のLINEに入ったり。
そこでBE:FIRSTファン(BESTY)
の子を初めて見つけ、「私も好きです〜😭」
っていう連絡をした。
そしたら、その子がワンマンに誘ってくれて、
まさかまさかの当選してくれた。
本当に高倍率なのに、ありがとう本当に。
(ワンマン最高でした。生きていてよかったと思うってこういうことだなって初めてちゃんと思えた。一般受験のがんばりがめっちゃ形を変えて実った気がして涙が止まらなかった、最高ありがとうね。本当に。)
急展開すぎるわかります?
何が凄いかって、
公募推薦に落ちたからBE:FIRST
に死ぬほど、助けられ、BE:FIRSTが大好きなり
同じ大学に進学するBESTYに出会い、
ライブに行かせていただけた。
人生、何が失敗か分からないです、マジで。
受験に落ちたから失敗ではない、絶対に。
もし、もしも受験を控える後輩ちゃんが読んでくれてたら、もんな文章にビビっちゃうかもしれないけど、大丈夫。ぜったい大丈夫だよ。本当に怖いよね、でもね、大丈夫。ちゃんとおわりはくるし、ゴールはあるし、きみが進む道と行き先はあるよ。だから、いま自分ができることだけ、やれば大丈夫だからね。おばさんは心から応援してます。辛いときはザストを見て、Braveを沢山きいてね。無根拠じゃんとか思うよね?でもね、大丈夫。本当に。(ほんとうに誰)
公募推薦に受かってた私がBE:FIRSTを
好きになってなかったとは、言えないけれど、
地方の大学だし、ワンマンライブに行くことは
確実になかったと思う。すごいね、人生。
ワンマンで確実にBE:FIRSTを推す決断をしたので本当に人生何があるか分からない。すごいね。
若手俳優とBE:FIRST
この2つの存在を横に並べること自体よくない
のかもしれないけど、ちょっと書きます。
私は昔から、「みんなが知らない人たちが好き」
「みんなが好き!と言わないものが好き」
っていうのがあった。「低レート推し」これ。
もちろんキラキラスーパーバリバリテレビ出てる俳優さんもカッコいー!とか思うけど、
原則例外はいるけど、あまり推せない、
悔しいけど。
人気なものに食らいつくと、確実に得られるもの
が少ないのが嫌なんだと思う。みんなが知らないものが好きな状態が好き、なんだと思う。
人気があると、カレンダーお渡し会とか、ミーグリとかを勝ち抜けない、でも、勝つ人もいる、
勝った人を恨む自分を見るのが堪らなく嫌なんだきっと。
だから、みんなが好き好き言わない人を応援してきた。わたしだけが魅力を知っていればいい!
って声を大にできるだけでよかった。
それが、私の俳優オタクをする基盤だった。
でも、こんなのBE:FIRST、通用しません。
だって
彼らは「アジアの頂点と世界への挑戦権」を
目指してるから。
今も既に日本で結構みなさんが
「知ってる存在」になってるよね
本当にマジで嬉しいんだけど、私はあんまり自分に自信がないから、キミたちを素直に応援できるか不安だった。だって、応援するならずっとしたいから。中途半端にしたくないって思うから。
それが、私がBE:FIRSTを応援するうえで
自分の中で葛藤だった。だって、怖いもん。
人気になると自分が応援してていいのか分からなくなる。好きだから、行きたいライブに行けないのが怖い、好きだから、落ちた自分と当選した人の違いってなにーー!って叫びたくなるのが怖い。ひたすらに、怖かった。
3月くらいまで正直怖くて、だだっぴろに
BE:FIRST〜〜!!!!私の推し〜〜〜!!!!
とは言えなかった。
推しを通して自分を見てる
たしかに推してるだけなら、自分は何も責任を取る必要とかがない、楽じゃんね、でも、何が「大変」かって、推しを応援するって、自分を見ることになるから、だと思う。だから辛いことがあるんじゃない?ライブに落ちた自分とか、ミーグリに勝てない自分とか、お金がなくてCD積めない自分とか、推しを見るようで、意外と自分自身を見ている。
そう考えると、私は自分自身を見たくないから、
BE:FIRSTのみんなを大好きなまま応援する
自信がなかったんだと思う。自分から逃げてたん
だと思う。BESTYさんは愛が強い方が多いから(本当に最高すばらしいこと)その分、私は自分なんて、って思ってしまっていた。別に、お金があって積めるとか、好きな気持ちをモノにして表せることだけが大切なことじゃないのにね。
だから、同じものが好きな人と話すのが大好きな私がBE:FIRSTを応援するTwitterのアカウントを
なかなか作れないでいたのはこの理由だった。
(ワンマン終了後即作りましたちょろいね)
怖かったのに推す決意をした理由
ひとつは、THE FIRSTを見まくり彼らの人間性に惚れたから。素直に人として、尊敬したから。彼らは人生がかかってるのに、同じ音楽が好きな仲間と最高の音楽を作ることを常に心に置いたままでオーディションを受けていたこと、普通じゃ
できないよ、受験で人生がかかっているとき、
わたしにはそんな余裕なんてなかった。
音楽に対する愛と仲間に対する確実な愛がある彼らの人間性を私は見習う必要があるなと思った。
もうひとつは覚悟。「世界へ行く」その覚悟がちゃんとファンが見えるのってすごくない?見えるんです。道として見える。これはマジ。彼らは日々成長してて、限界を知らない、できないことを知らない、尊敬。この道を同じBESTYのみんなと一緒に歩いて見に行きたいと思った。辛いこともあるかもだけど、でも、素敵な彼らを応援したい。
BE:FIRSTを応援していたら自分も成長できる
と言う気がする、これが私がBE:FIRSTを応援しようと心に決めた理由。結局お前、自分のことかよって思われるかもしれないけど、でも、やっぱり、推しを通して自分を見るって大事だと思う。ステキなファンでいるためにもね。彼らのがんばりが、わたしのがんばりになるから、一緒にがんばりたいと思うメンバーであるから、応援することにした。怖いけどね。たくさん自分を見ることになるだろうし(他人を羨ましく思う自分が大っ嫌いになったり・お金がなくてたくさんCDを買えなかったり、そんな自分が嫌になったり…)でも、その分、バイトが大変でもがんばろうって思えたり、少し貯金がんばろうって思えたり、明日を生きようって思える。未経験でも一歩踏み出したメンバーみたいに、新しいことに挑戦してみようかなって思える。
本当に『怖くても、進め』だね。
素敵なキミたちを応援したいから。
彼らに、世界を見る景色を見せてあげたいから。
私は、今日も人生がかかる大学受験の会場でお守り代わりにリピートした「Brave Generation」
を彼らのおかげで合格できた大学へ通う電車の中で聞いている。
彼らに大きな恩返しをするために。
BE:FIRSTのみんなに出会てよかった。
もっと言えば、受験に落ちてよかった。
だって、BE:FIRSTに出会えたから。
ちゃんとキミたちは
みんなの心を動かせているよ。