【盆栽】真柏を改作🪴
こんにちは、びわです。
寒いですね。。雪もちらほら風が強く引きこもりの1日となりました。
本日は手持ちの中で1番の古株、真柏の大改作をお届けします。
2012年2月
超初心者時代の微笑ましい作品です。
過去の自分に言いたいことはいくらでも浮かびますが、「微笑ましい」とだけ記しておきます。若々しく元気そうで無限の可能性を感じられるんじゃないでしょうか。この子は盆栽生活の始まりを飾る立派な記念樹です。
盆栽を眺めているビクターの犬は、盆栽を飾るときに横に添える添配のつもりで並べています。添配とは、小さな草もの盆栽や石(水石といいます)などを使ってより自然の風景イメージを高めるものですが、カジュアルな飾りならこの写真のように手持ちの小物などを使うと楽しいです。ちなみに、添配を置く位置には決まりがあるのですよ。
2016年6月
順調に生育していますね。概ね左右均等に枝が伸びて葉っぱもフッサフッサです。うんうん健康そうでなにより。春の成長期を過ぎてブロッコリー状態🥦なので葉先を積んでお手入れをしました。
盆栽には幹や枝を鑑賞するという要素もあるため、幹や枝を覆っている葉を取り除いてさっぱりさせます。写真を見る限りもう少し葉をとった方がよかったですね。しかし葉を減らすのは勇気がいることでもあり、超初心者から初心者にステップアップしたばかりの私にとってはハードルが高くここまでで精一杯でした。
2022年11月
前回の五葉松もそうですが、2017年頃から今年まで、盆栽にちゃんと向き合う時間が取れなかったことが悔やまれます。それでも耐えて生き延びてくれました。しかし、正直残念な姿です。写真が分かりにくくてすみません。
かなりの枝が枯れてしまい、真ん中あたりに空間ができています。どこに手をつけたら良いかわからない状態だったのを、
てっぺんと左の枝だけ残してバッサリとカット。そして幹にシャリを作りました。これだけ切るともう別の子に見えますね。浅植えしすぎて根が地表に出ていたこともあり、時期外れの植え替えも行いました。
2022年12月
最新版の真柏の姿です。残した2本の枝に軽く針金をかけて整えました。
最初の植え付けから10年が経ち、いくぶん風格が出ています。幹が太くなり、古木感も現れてきました。この先10年も元気でいてほしいです🙏
冬越しは基本軒下に入れるだけです。過去ビニールフレームに入れた年もありましたが、蒸れと乾きの見極めが難しく、ここ数年は覆いは使っていません。うちの環境では凍ったとしても乾かさない方が重要なようで、なんとか干からびないように見守りたいと思います。無事に春が迎えられますように。