生態系サービス支払いとは?環境と企業の在り方について考える。
こんにちは!
株式会社グーニーズグループの石田です!
10月3日に※総合地球環境学研究所主催の「生態系サービス支払い」に関する勉強会に参加しました!
勉強会には、環境保全に積極的に取り組む企業や専門家が集まり、資源をどのように価値づけていくかなどディスカッションを行いました。
生態系サービス支払い(PES)とは、自然が提供するサービス(例えば、きれいな水や空気、森林の保護など)を数値化し、その恩恵を受ける人々や企業が支払いを行う仕組みです。
生態系や地域保全を検討し始めた理由は、急速に進行する野生生物の絶滅や、適切な管理が行われないと森林が枯れてしまうという現状にあります。
これらの問題に対処するためには、適切な管理が必要ですが、多大なコストがかかり、日本国内全体での森林の整備や保全にかかる費用は、年間で数千億円規模とされています。
日本には美しい自然がたくさんありますが、その裏では多くの人々が見えないところでしっかりと管理し、保全活動を行ってます。こうした努力のおかげで、私たちは豊かな自然を楽しむことができるのです。
このように恩恵に対価を払う「生態系サービス支払い」はとても重要です🌳
世界で進む環境への投資
近年の世界的な動向として環境意識が高まる中、環境に配慮しない企業は、輸出規制の対象となると言われており、企業にとっても環境への配慮や積極的な取り組みが重大化されます。
投資家も、環境へ配慮した企業を評価する傾向が強まり、環境投資という新たなビジネスが生まれています。その一例として、ESG投資があります。
企業の環境投資
ESG投資とは、「環境(Environment)」、「社会Social)」、
統治・統制(Governance)」の3つの要素を考慮した投資手法です。
環境負担を低減し、社会に優しい企業に投資することで、企業は長期的な成長を目指すことができ、持続可能な社会の実現や、経済的リターンを得ることができます。GX(脱炭素)や生態系支払いサービスもこの中に含まれます。
環境投資は、ヨーロッパをはじめ世界で推進され、日本でもこのような民官共に取り組みが始まっています。地球温暖化や気候変動に対する重要な対策であり、今後環境に配慮した企業や、農林水産業が注目すると推測されます。
弊社は、環境に配慮した取り組みの一つとして、アップサイクル(食や文化などの地域資源を活用)を導入し、地域の活性化に取り組んでいます。
アップサイクルとは、規格外品や古くなったものを新たな価値のある製品に変えることを指します。これにより、廃棄物の削減や資源の有効活用が促進され、フードロス解消や環境への負担を軽減することができます。
アップサイクル事例としては、生産過程で発生する規格外品や副産物を新たな商品にしたり肥料として活用するなど農家さんのサポートをしています。
また、酒蔵では伝統製法を守りつつ、商品パッケージをリニューアルし、現代のニーズに合った製品を提供しています。
このように企業様や地域循環型農業を推進される生産者さまのサポートもさせていただいております。
おわりに
昨年、地元の漁師さんにお話をお伺いしたところ、海の中で磯焼けが発生し、漁獲量が減少していることがわかりました。さらに温暖化の影響で、以前は取れなかった南国の魚が取れるようになっているとのことです。
生産現場では、地球温暖化の影響を強く感じており、その深刻さに衝撃を受けました。そして最近は、環境に配慮した洗剤やシャンプーを選んだり、植林活動の一つである「どんぐり貯金活動」でのどんぐりを拾い貢献し始めました。
この記事をよんで少しでも、自然や環境配慮に関心をもっていただけたらいいねやコメント、共有お願いします(^^)/
また、新たな学びを随時シェアしていきますので、フォローも忘れずに登録お願いします♪
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました✨
\Xもはじめました🌟フォローお願いします♪/
公式HP:https://goodneeds-group.net/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?