【世界一流エンジニアの思考法】を読んで
マイクロソフトでソフトウェエンジニアとして勤務されている、牛尾剛さん著の【世界一流エンジニアの思考法】を読んで、自分の仕事の中でも大切にしたいと思った点をnoteに残していきます。
思いつきによる思考は悪である
業務の中で、不具合が起きた際にどのように対処するだろうか?
頭の中で思いついた方法を手当たり次第に着手しても、時間だけを消費してしまい解決するまでに無駄が多くなってしまう。
事実を1つ見つける
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いくつかの仮説を立てる
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その仮説を証明するための行動を取る
重要なのは、いくつかの証明を立てることだと思う。結局、あれもこれもと試したところで根拠がないものは失敗してしまうため、一度頭の中で整理して、解決できることを証明したうえで取り組むのが一番の近道なのである。
どんなに頭のいい人でも理解に時間がかかる
私も現在、エンジニアとして業務を行っているが、まだまだ、未熟で基礎的な部分でも詰まってしまうことがある。
エンジニアリングに限らず、楽器などにも通ずる部分はあるが、基礎練習は誰にでもできるが、習得をするには時間がかかる。
一度ですべてを理解することは不可能なので分かるまで何度もトライすることが大切なのである。
理解・記憶・反復の黄金則
まず、時間をかけて基本と構造を理解する
頭の中で「整理」された状態で記憶する
いつでも取り出せるように反復に時間をかける
何かを学ぶ際、1.の部分を軽視していたなと反省をした。土台がしっかりとしていないのに応用を学ぼうとしても、当然理解することができず、何度も何度もQiitaなどで同じ記事を確認してコーディングを行っていた。
これは、非効率で一度しっかりと理解してしまえば、時間を浪費せずに対処できることだ。
チーム運営
チームの中ではスキル、経験に関係なく、全員がフラットな仲間として振る舞う。
質問はガンガンしてOK
指示待ちではなく、主体的に行動
目上の人は、教えたくなっても我慢をし、聞かれる前に教えない
私は、特にチーム内でもコミュニケーションが難しいなと感じており、気軽に質問をすることができず、一つのタスクを消化するのに時間がかかってしまうことがある。チームとしては、皆で協力して少しでも早くいいものを開発するのが最優先なので、アウトプットして意思表示することは大切にしていきたい。
最後に
私は、昨年から未経験でエンジニアというキャリアを歩み始めました。前職とはカルチャーが全く異なり日々、驚きの連続です。
そんな中、本書を読んで世界の前線で開発を行う、エンジニアのマインドを見て非常に刺激となりました。
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