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片流れ屋根・雨漏りの原因と修理方法

割引あり

ローコスト住宅を中心に、金属葺きの片流れ屋根の家が増えています。
それに伴って、屋根からの雨漏りが増えています。
雨漏りの原因として、主に目につく場所は、片流れ屋根の棟、出がすくない軒です。プロの目からみると、片流れ棟板金に水切がないことも要因の一つではあると感じます。「塞いである=水は入らない」と思いがちですが、そんな事はなく、目視では分からないくらいの隙間がある(生じる)ので、液体である雨水は簡単に侵入します。

雨漏り対策は、大学でも教えてくれない。

雨漏りを起こさない家にするには、十分な知識を持って工事にあたらないといけないのですが、このような細かなことは専門的な学校でも教えてくれません。「教わっていない=分からない」ということが建築では何ら不思議もなくまかり通っています。
また、ほとんどが木造建築であるので、設計でも細かな雨仕舞(雨漏りが起こさないような設計)が指示されることもなく、設計も施工もハウスメーカー自身が行っている物件も多いので、いざ雨漏りが起きても直すことが出来ない・・・ということが起きます。

頼りの屋根工事会社も・・・・

建築会社の多くは、自社の責任はされおいて、雨漏りが起きると屋根工事会社や防水会社にその責を押し付けることがあります。
屋根工事会社の中には、いろいろと研究をしているところもあり、片流れ屋根の雨漏りについて原因と対策を解説しているHPなどもあります。しかし、その内容を見ると、分っているけど、屋根工事の範疇を出ておらず、今一歩足りていません。(素人が見たら、よく分かっていると錯覚するレベルです。)

根本的に雨漏りが起きづらい造りとするためには

出来れば新築時から、これからご紹介するように施工してもらえれば、よっぽど劣化を放置しない限り、雨漏りはしません。

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