「自己紹介」4年間大学で看護師の勉強をして不安障害になったヒキニートの話

あいさつ

はじめまして。あいめいと申します。
この度初めてnoteに投稿させていただきます。
私は文章を書くのがあまり得意ではないので、読みにくいかと思いますが、このnoteを通して同じように苦しい思いをしている人の心を少しでも軽くできたらなと思っています。

希死念慮など暗い話も書いています。ご注意ください。
追加で聴きたい話などコメントに書いていただけましたら幸いです。誹謗中傷等はご遠慮ください。

私が看護師になろうと思ったきっかけ

私は幼いころ小児ぜんそくで小児科に通っていました。点滴や吸入、背中に貼るタイプの咳止めの薬などがかかせなかったことを覚えています。
私が高校生になって進路を決める時、一番印象に残っていた職業が看護師でした。通っていた病院の看護師さんが優しくて気さくで、いつも安心できました。そこから、私は看護師になりたいと思うようになりました。

なんだかこう書くと面接を思い出しますね。

厳しい実習


実習とは実際に病院に行って、1人の患者さんを受け持たせていただいて、看護師さんや教授、指導者さんと一緒に患者さんにケアをしていき、病気の状態をとらえる考え方や、患者さんに合った個別のケアを考え実施する力を身に付けます。最初は患者さんとお話をする程度なのですが、3,4年生になると医療的なケアをさせてもらうことも増えます。そして実習班というのが組まれて、同じメンバーと1年半くらい同じ病院の科をめぐっていきながら実習していきます。私にとってはこの実習班が地獄の始まりでした。

初めは足を引っ張らないように気を遣っていたのですが、あまりの不出来さに目をつけられてしまいました。話しかけてもそっけない返事しか返してくれなくなり、助け合いながら実習をこなしていくための班が、いじめの温床のような存在になりました。
そこからは毎日の実習の苦しさがさらに増して、メンバーにも頼れない不安や、看護師だけでなくてすべてに見張られているような気がして、家だけでなく病院でも涙が止まらなくなり、希死念慮が現れて、レポートを書きながらベルトで首を絞める夜が続きました。

ある時、実習班の担任の教授に、大学の保健課に行くように勧められ、そこから心療内科に通うようになりました。
別に鬱というほどのことでもなく、先生には不安障害と診断されました。

実習生に対する看護師の冷たい態度

普段から病院で働いている看護師さんからしたら、実習生なんて業務が増えるだけの邪魔者です。
それは分かっているのですが、一応、新人教育も看護師の業務内容に入っていると講義で教わった身としては納得いきませんでした。

真摯で優しい看護師さんもいるのですが、私はたびたび冷たい看護師さんを担当に引き当てていました。

忙しそうに個室の病室に入っていくので声を掛けられずにいたら、今何時だと思っているのと叱られたり、患者さんのお腹の管がつまりかけていたので報告したら、観察が足りない、根拠は何?関係ないよねと言わました。次の日同じ状況になったため、しっかりと観察したことも含めて報告したらため息をつかれてしまいました。教授が実習生の時はメスが飛んできたりしたそうですが、私はこの程度でも心がまいってしまって、看護師さんには怖くて話しかけることが出来ず、ろくなケアの実施もできず実習が終わりました。

壊れた心はもとには戻らない

なんとか実習を終えて、卒業論文も書き終えてなんとか卒業できましたが、実習が終わってもこんなメンタルでは病院勤めなんて、とてもじゃないけどできないと思い、私は教授と話し合って看護師になるのを諦め、違う仕事に就くことにしました。

私はアクセサリーが好きだったので、ファッションジュエリー系の会社の検品作業の仕事に就職しました。ですが、ここでもちょっとした指摘や指導が怒られているように感じて、泣いてしまう日々でした。
そんな中、他の人の重大なミスを自分のせいにされてしまい、あまりの叱責にその次の日も、その次の日も涙が止まりませんでした。結局仕事を続けるのが難しくなり、初めての仕事は2ヶ月で辞めました。


仕事を転々とする

アクセサリーの仕事を辞めてからは、ホテルの清掃員になったり、一度は病院で働きたいと頑張り看護助手になったりしましたが、どれも長続きしませんでした。(看護助手は一日で辞めました)
こんな私はもう何もできないと思い、ドラッグストアで大量の市販薬とアルコールを買って、ODをしてしまいました。いわゆる薬の大量服薬による自殺未遂です。
大好きなぬいぐるみを抱きしめながら、意識がなくなるのを待っていましたが、途中で頭がピリピリとしだしたところで怖くなって飛び起きて、トイレで吐きました。その後帰ってきた親に叱られながら水を飲んでは吐いてを繰り返して、3日寝込んで生き返りました。
もうODはしないと思いますが、今でも希死念慮は消えません。

今の生活について

現在はメンタルがほどほどに回復して、アパレル店員のバイトをしていたのですが、目眩と吐き気がおさまらなくなり、さらに1日休んだら次の日から仕事場に行くことができなくなってしまい、先日泣く泣くバイトを辞めました。いずれは看護師としてクリニックで働きたいなと転職を考えていたのに、月に一回吐き気とめまいで職場で嘔吐する状態が2週間続いて、心の次は体にガタが来るのかと絶望しました。
そのため今は働く勇気も出ず、家でヒキニートをしています。憧れていた看護師像は消え去って、今は悲しさと悔しさでいっぱいです。


まとめ

看護師になるために必要なのは、学力でも人を思いやる心でもなく、強靭なメンタルだと私は思います。どんなに頑張っても、自分がなりたい職業と自分がなることができる仕事は違うのだと思い知らされました。

看護師を目指していてこのnoteにたどり着いた方は、どうか実習期間中は絶対によく寝て健全な精神を保つように心がけてください。どうかあなたが苦しい日々を乗り越えられますように。

ここまで読んでいただきありがとうございました。もしよければコメント等していただけますと嬉しいです。

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