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空を飛んで感じたこと。
湿氣が身体につきまとう朝。
毎朝、ボンちゃん達をベランダで見送っている。
手を振りながら、石垣島に帰ってきたなぁ、と感じる。
北海道の朝は寒かったなぁ。
仙台は涼しくて氣持ちよかったなぁ。
今回、わたしは、5泊6日の旅をしてきた。
この長さは、じぶんのひとり旅の中でも最長かも。
飛行機も苦手だったけれど、交通手段が飛行機と船しかない離島なので、もう楽しもう!と思って乗っている。
飛行機に乗ると、当たり前だけど、見える景色が全然違う。
上空から見下ろす日本。
本当に、本当に、美しい。
毎回、感動しちゃう。
特に、帰りの飛行機で感じたんだけど、日本って本当に山々と森と田んぼの国。
どんなに都会と言われる集落も、空からの高い視点で見れば、ギュッと密集してるただの塊で、その周りを囲んでいるのは圧倒的に自然。
緑、緑、緑。
コントラストのある緑は田んぼ。
黄緑だったり、若草色だったり。
田んぼの色とりどりで規則的な長方形は、まるで地面を紡ぐパッチワークのよう。
その周りを、うねりのある深い緑の山々が続く。
深い深い緑の中にも、山々の起伏がはっきり見えて、とても美しかった。
富士山が雲の上に浮かんでるのを見た時には、思わず写真を撮ってしまったし、日本人のDNAには、間違いなく山への信仰が刻み込まれていると思う。
あと、八百万の神様信仰かな。
これも大好きな考え方。
ずーっと昔から、自然を敬い、畏れ、共に生活してきた日本人。
ここがベースにあるから、わたしたちは四季を感じることができるし、虫の声も聞こえるし、風の音も聞こえるし、森のざわめきも聞こえる。
それを風流に感じて、芸術にも昇華できる。
飛行機に乗って空から日本を見るたびに、自然の美しさに感動し、日本人の感性に思いをはせ、日本人でよかったなぁ、と思う。
飛行機に乗るのも、楽しみになってきた。
次はどこへ行こうかな。