「おばぐるま」と晩秋の妙見山
先月末、母と母の友人たちで結成されているグループ「おばぐるま」の皆さんを妙見山へお連れした🚗🍁。
結成から36年を経た今でも、アクティブな活動はあまり変わらない様子なのがすごい(グループのリーダー的存在の最年長者は81歳✨)。
「おばぐるま」というのは当時中学生だったワタシが勝手につけた🤭。
昭和62年、ジャスコで働くパート仲間のおばちゃんたちが、春夏秋冬連れ立ってあちらこちらへ出かける様子を見ていて、なんとなく浮かんだグループ名。
「おばちゃんたちが車で出かける…。乳母車ならぬ、オバグルマ!!誰か座布団プリーズ!」と謎の大喜利を頭の中で展開させる癖は今も変わらないかも(笑)。
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今回の妙見山行きの件は、10月に母から頼まれた。
妙見の森ケーブルとリフトが今年の12月3日で運行を終了するという情報をテレビで見て知ったらしい。
母「長い間北摂に住んでるのに妙見山に行ったことないねん。アンタ連れて行ってくれへん?私の友達三人も一緒に…🙏。」
ピヨコ「うん、まぁエエけど…😅。てか、長年の
『おばぐるま』の活動で一度も行かなかったことが不思議やわ。さんざんアチコチ出かけてきたやろうに。情報によると廃止が決まってからお客さんがわんさか押しかけてるみたいよ。最大二時間待ちとかなんとか…。」
母「そらそうやろなぁ。テレビで放送したらそら皆行くわなぁ。今の今まで行かなかったくせに廃止になると知った途端に『最後やからケーブル乗りに行こか!』みたいな感じで🤭。」
ピヨコ「正直、ワタシらも今年の4月に初めてケーブルとリフトに乗ったんよ。それこそ地元に近い行楽地やのにさ。桜🌸が満開やったからめっちゃキレイやったんよ。あんなエエところやったとは思わなかったわ😂✨。」
この約3ヶ月後に能勢電鉄がケーブルとリフト及び周辺の事業の廃止を国土交通省に申請。
当初は来年6月に廃止予定だったのが繰り上げられ、今日12月3日に廃止が決まった。
このブログを書いている時にあがってきたニュース↓
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先月に妙見山へ行った日は、おばぐるまの皆さんには早めの集合をお願いした。
山上のカフェ「ステッリーナ」に11時に🍴予約を入れていたので、ケーブルの始発(10時)に乗らないと間に合わないだろうし、とにかく山のふもとの45台しかない駐車場に停められないと困る…ワタシには珍しく入念に計画を練った😂。
さすが早起きに慣れているおばぐるまのメンバー✨。
当日は誰一人遅刻することなく、指定した時間に集合場所に来てくれた(ホッ💨)。
ダッシュボードに掲げた自作のプレートは
いざ、出発🚗💨。
あいにくの曇り空だったものの、紅葉のドライブを楽しみしながら約30分で妙見の森ケーブル黒川駅に到着。
無事、駐車場に入れたことに安堵したけど、ケーブル乗り場には既に列ができていた👀。
列に並びつつ、順番にトイレ🚻を済ませるおばぐるまのテキパキとしたルーティンワークに感動しながら始発の出発を待った。
約20分ほど早く出発してくれたケーブルに乗り、キレイな🍁景色に興奮氣味の乗客。
ここからはリフトに乗るため、ふれあい広場駅までゆっくりと歩いていく。
そして、いよいよお待ちかねのリフトに乗る時がきたぞ、母よ!!
36年前、13歳だったワタシは今や中年。
おばぐるまの皆さんは高齢者と言われる年齢になったんやね。
それぞれにこの三次元で喜怒哀楽を経験しながらも、変わらず明るく歳を重ねている姿が嬉しかった。
家事をこなしてパートで働き、あらゆる面で家族をサポートしてきたおばぐるまの皆さんをワタシは尊敬します。
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たくさんの人を乗せ、楽しませてくれた妙見の森ケーブルとリフトは今日で長い歴史に幕を閉じた。
残念やけど、これも諸行無常…。
今回、おばぐるまの皆さんを無事にご案内できて良かった。
皆さん、そのパワーでまだまだ三次元を楽しんでほしいな。
長年にわたり、妙見の森ケーブルを支えてこられた皆さま、ありがとうございました💐。