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radicalmannta
地獄の契約書2
「恋羅、この契約書にざっと目を通して
おいてくれ」
グリーンボイスのマネージャー
天海(テンカイ)が声を掛けてきた。
「はい」
恋羅はテンカイから契約書を受け取ると、
ざっと黙読した。
「なんですか、ここ」
恋羅が契約書の一文を指さして抗議した。
「なに」
「まず第一に親友をグリーンボイスに生贄として
捧げること」
「そう」
天海がニヤッと笑った。
「冗談はやめてください」
「芸能界で活躍したいんだろう」
「そっ、それは」
「じゃあ、おとなしく従いなよ」
天海が恋羅の肩にそっと手を置いた。
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