歴史探検隊中国歴史旅ノート「敦煌と太白山」④ 日誌平成30年10月16日(火)

画像1 歴史探検隊中国歴史旅ノート「敦煌と太白山」④ 日誌平成30年10月16日(火)記録者:薮下賀代子隊員  朝食は朝7時から、バイキング形式で食べ物は数多くありました。果物も豊富でスイカ、メロン、ナツメ、ドライフルーツなどありましたが、スイカが特に美味しかった。
画像2 7時45分 ロビーに集合し、ホテルを出発しました。今日は高速鉄道を利用しますが、ホテルから2017年に完成したばかりの宝鶏南駅まで数分で到着しました。駅について中に入るためには、チケットと手荷物の検査があり、さらにもう一度手荷物検査がありましたが、日本では考えられないことでした。
画像3 8時40分 和諧号に乗車し嘉峪関を目指します。 9時20分 天水南駅を通過しました。天水市は、5年前に訪問しました麦積山石窟のある都市ですが、当時は高速道路を利用して移動をしていました。  車内の温度は24度、車内は快適な温度でコート無しでちょうどいい温度でした。馬さんが、隊員18人分の湯呑み茶碗と急須と茶葉を持参していて、全員に美味しいウーロン茶を煎れてくれました。馬さんの優しい気配りを感じて美味しくいただきました。
画像4 少し気になったことがありました。探検隊は、平成29年2月に孔子の故郷曲阜を訪問しました。その時は杭州市から高速鉄道の和諧号で上海、南京を経由して泰安、曲阜に行きましたが、車内でジュースとクッキーのサービスがありました。今回も車内でサービスがあるのかな、と少し期待していたのですが、何故かありませんでした?。※写真左が記録者の薮下賀代子さん、右は愛知県から参加の小柳津順子隊員
画像5 0時50分 蘭州西駅に到着しました。ここで馬さんから昼食のお弁当を分けていただきました。サンドイッチ、ジャムサンド、そのパンの上に海苔巻き(中身はキムチ?ハムのようでした)、ゆで卵でしたが、その海苔巻きの上にマヨネーズがかけてあり、いろんなものがいっぱい入っていました。
画像6 一等車には探検隊以外には数人の中国人が乗っているだけです。その中で、私たちの目の前に座った若い中国人の男性が物珍しそうににこにこしながら私たちを見ていました。30才くらいの李さんという若者でしたが、学校の先生と言うことで、嘉峪関の学校の先生たちの指導主事として研修に行くところということでした。にこやかでなかなか優秀な先生で南城さんと写真を撮りました。
画像7 12時30分 西寧駅到着。出発までの5分ほどの時間ですがホームで喫煙タイムです。車窓からは雪山が見えますが、祈連山脈なんでしょうか?標高は1800メートルほど。
画像8 5時48分 終点の嘉峪関南駅に到着しました。李さんともお別れし、駅から5分ほどの駐車場で迎えのバスに乗りました。 ガイドさんは敦煌出身の女性の方艶青さんです。これから明代の万里長城の最西端嘉峪関城の見学をします。バスで30分程度で到着しました。
画像9 夕日の中で高い城壁に囲まれた嘉峪関城はとても印象的で、ゴビ砂漠に佇んでいるという気持ちになりました。 18時頃に夕食をいただきホテルに入りました。 7時間という高速鉄道の旅でしたが、車内の思い出や移りゆく車窓の変化に退屈をすることはありませんでした。(記録 薮下賀代子)

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