RKS47ノート「ふるさとの宝物」 三輪北の宝物1ー「釈迦如来坐像」
三輪北真長寺の宝物
三輪北地区岐阜市の北東部に三輪地区があります。
自治会としては、三輪北地区と三輪南地区に分かれています。
三輪北地区の「ふるさとの宝物」を紹介します。
三輪釈迦
ヤブ 三輪北地区の宝物として最初に紹介したいのは、「三輪釈迦」として親しまれている仏像です。三輪神社のすぐ隣に真長寺というお寺がある。三輪神社と真長寺は昔もともと一緒だったの、神仏習合なんで。
ズボ あっ一緒だったんですね。
ヤブ 真長寺の別当が三輪神社です。要するに神仏習合で同じことだったんですね。それが明治時代になって神仏分離で分けられた。
ズボ 分けなきゃいけなかったんですね。
ヤブ その真長寺のご本尊が「国重文釈迦如来坐像」。
ズボ ほー、立派ですね。
ヤブ なかなか立派でしょう。平安時代の後半に造られた釈迦如来でして、高さが360センチくらいあります。これが真長寺のご本尊なんです。現在は本堂ではなくて収蔵庫を造りましてその中で保管されている。平安時代の後半ごろ定朝様式といいますけれど、典型的なそういう時代の仏さまです。
ズボ ちょっとお顔がわりとふっくらした感じの・・・
ヤブ 下膨れのお顔でなかなかいい仏像ですね。
※真長寺(しんちょうじ)は、岐阜市三輪北にある高野山真言宗の寺院。山号は三輪山。通称「三輪釈迦」。本尊は釈迦如来。
石庭は江戸時代初期に造られた枯山水様式の庭であり、京都龍安寺の石庭と同じ様式という。毎年観月会が開かれ、一般開放されています。