中国歴史旅「雲崗石窟と龍門石窟」㉞「空海ゆかりの大興善寺参詣」記録者森島茂樹隊員

画像1 中国歴史旅「雲崗石窟と龍門石窟」㉞「空海ゆかりの大興善寺参詣」記録者森島茂樹隊員 一〇月三〇日(火)、今日は中国歴史旅最終日の大興善寺の見学です。光陰矢のごとしといいますが、あっという間の九日間でした。最後まで良い天気に恵まれたことが一番です。 バスを降り山門に向かう途中物乞いが四,五人いました。貧富の差が大きいのがうかがわれます。
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画像4 日本で真言宗を興した天才空海が長安(西安)にやってきた当初、この寺に滞在し恵果和尚に師事し、その後青龍寺に移り密教の教えを受けました。空海が訪れた地を我々も踏むことができることに感激ひとしおです。日本の円仁、円珍も学んだ場所です。  寺は、前院、中院、後院の三つに分かれ、前院は鐘楼と鼓楼が左右対称になっています。少し進むと金剛殿があり弥勒菩薩の左右に四大金剛が祀られています。
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画像13 また、1986年に日本の空海同志会から贈られた平和地蔵菩薩の銅像が立っています。その奥の両側に池があり右側に裕福を願う魚がおり、左側に長寿を願う亀がおり、甲羅の上に鳩が仲良く遊んでおり、微笑ましく思いました。  現在も復興途中で堂宇を再建中です。
画像14 傘おばけ?
画像15 文殊菩薩
画像16 普賢菩薩
画像17 也上人の教え  「彼を先として我を後とする思いを持って我が思いとせよ」  自分のことではなく、まず他人のことを考え、それから自分のことをお願いせよ。  最後にそれぞれ年を重ねた皆様方のお健やかにを願うと共に探検隊のますますの発展と一行の皆様方の絆が強くなることを祈願して大興善寺を後にしました。
画像18 追補  私が一番パワーを受けたのは兵馬俑です。二二〇〇年前の秦の始皇帝の強大な力が伝わって圧倒されました。そのほかにもたくさんの心に刻み込まれた感動の財産ができて感謝するとともにありがとうございました。※李さんと記録者森島茂樹さん(右端)

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