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…音を浴びに…ダンス通信番外編

古澤巖 サン・ロレンツオのヴァイオリン
〜ストラデイバリウス1718サン・ロレンツオとともに〜


当地
ハイスタッフホールに於いて
年2回開催される
このコンサート。

念願叶い
初めて
その音を聴く。

プログラムの順に…
感じたままに…


 ニューシネマパラダイス


ピアノの音から始まり…
初めて聴く
その音…

幕開けを感じる
わくわくするような
滑り出し…


夜のミロンガ


タイトルから
タンゴかな…?

想像通り…

この日のピアノ
金益研二氏の
オリジナル曲

響きとテンポに
じっとしていられなくて
モゾモゾ…

タンゴの名手と聞いて納得!

…休憩時間に…
「踊ってたね!」
本日のパートナーに
ばれていた(笑)


ビオッテイのコンチエルトより


「音が変わりました。」

  この曲を終えて
     古澤さんが
       ぽつり…


扱い始めた頃の
この名器との
苦労話を
語られた…

その口調の
愛おしそうな響き…

その響きも
胸に
深く
染み込んで…


ジムノペテイ・月の光


ピアノ曲として
ポピュラーな
この二曲を
金益氏のアレンジで…

ホールの
空気が
揺れる…


水の音と
月の光が
満ちるよう…


ゴールドマークのコンチェルト第一楽章


「休憩前に重い曲を…」
そんな前振りで始まる。

「ヴァイオリン弾きが書いたコンチェルト」
   …だから…かっこいいんです…

古澤さんのその一言に曲への想いが…

後半を楽しみに
15分の休憩へ…

ピアノソロ


金益氏のピアノソロから
スタートした後半

…キジトラーニャ…

ご近所のキジトラの猫ちゃんを
モチーフにした一曲は
スペイン風?
ハバネラ風?

手紙


平原綾香さんのこの曲を
古澤・金益両氏の手で…

古澤さんが顎に挟んだ
スカーフが揺れる…


air~フィナーレ/ゴールドマーク


フルオーケストラとソリスト

そのヴォリュームを
二人で…

どんどん
激しくなる弓使い…

複雑に…
タッチを変えるピアノ

弓も
スカーフも

音とともに
まるで…
踊るよう…

ああ…
あのスカーフになりたい…


ひばり


ラストの曲の最後…

ヴァイオリンが
ひばりの声を
鳴いた…

アンコール…チャルダッシュ…


大学を
卒業したばかりのころの
当時80歳になられていた
憧れの師匠のお話…

「かっこいいんです…
  あんな80歳に
    なりたい…と
      思いました。」


凄まじい弾き手が
数多く
生まれた
東欧…


…思い出して…
  おられるのかもしれない…


エピローグ


この日…
同行したパートナーは
長年の友人

怪我やトラブル
アクシデント続きで
もう
年内は
会えないと
諦めていたのに…

まさかのこの日…
ご一緒できて…

久しぶりの
彼女の笑顔が
この日最後の
感動でした。

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