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岡山県で未成年が緊急避妊薬(アフターピル)を処方してもらう方法(改訂版)
2023年11月28日から全国の一部薬局で厚生労働省による「緊急避妊薬販売に係る環境整備のためのモデル的調査研究」が始まりましたが、未成年の利用は難しいことを受け、岡山県内で未成年が利用できるアフターピルの入手方法をまとめました。
以下の方法では1を推奨します。
緊急避妊薬(アフターピル、アフピル)とは
避妊に失敗、または避妊をせずに性交した場合に利用できる避妊方法の一つ。
性交から72時間以内であれば高い確率で妊娠を阻止できますが、100%ではありません。
吐き気、頭痛、眠気などの副作用が起こる場合があります。
性病は予防できません。
保険適用ではないので基本全額自費。
高額ですが、緊急性の高い薬でもあるので、支払いについて病院や薬局で相談してみることをお勧めします。
緊急避妊薬の入手方法
その1:「おかやまアフターピルプロジェクト」を利用
どうやって?:岡山県内の登録された薬局内でオンライン診療を受け、その場で服用する
どこで?:県内の26の薬局(2024年4月9日時点)
いつ利用できる?:薬局によって異なる(詳しくはHPまたは一覧表に)
お金は?:9,500円、または10,500円(平日19時以降、土曜13時以降及び日曜・祝日の場合)
プロジェクトが行っているクラウドファンディングのサイトには『現在、中学生・高校生、性被害にあった女性には、無料で緊急避妊薬を服用していただいています。』とあるので、対象者は相談してみることをお勧めします。
誰でも利用可
保護者や相手の同意書や同伴は不要
本人確認ができるもの(免許証、学生証、保険証など)が必要
多くの薬局で、特に日曜祝日は来局前の電話を推奨しています。
大まかな流れ
サイトで近くの薬局を確認。電話をすると尚良い
↓
薬局へ向かい、受付に緊急避妊薬が必要なことを伝える
↓
問診票を記入(印刷できる場合は先に書いて持ってきても良い)
↓
本人確認(学生証など)
↓
オンライン診療を受ける
↓
その場でアフターピルを服用
↓
会計後帰宅
おかやまアフターピルプロジェクト|岡山県内薬局で緊急避妊薬を服用出来ます
アフターピルプロジェクト加盟薬局
こちらにもまとめています。
2024年5月31日までクラウドファンディングも行われています。資金不足だそうなので、支援のほどよろしくお願いします。
その2:病院・クリニックを受診
どうやって?:病院・クリニックで処方してもらう
どこで?:主に産科、婦人科または産婦人科のある病院・クリニックで。(厚生労働省の一覧表に掲載されている病院・クリニックならば薬がある可能性が高いです。)
いつ利用できる?:原則診療時間内。病院・クリニックによって異なる。
お金は?:病院・クリニックによって異なる。安くても7,000円。高いところでは20,000円弱。
病院によっては在庫がないこともあるので、事前の電話を推奨します。
すでに処方箋がある場合、方法1で紹介されている薬局への来院も可能です。
緊急避妊に係る取組について(厚生労働省)
オンライン診療でのピル処方|岡山市北区の産婦人科ウィメンズクリニックかみむら
(この病院の医師はおかやまアフターピルプロジェクトでもオンライン診療を行なっています)
未成年の利用ができない・難しい・おすすめしない選択肢
緊急避妊薬販売に係る環境整備のためのモデル的調査研究
厚生労働省の調査研究の一環として緊急避妊薬を試験販売している薬局で買う、という方法。処方箋なしで薬局で購入できる。
16歳未満は利用不可。
16歳と17歳は保護者等の同意と同伴がないと販売されない。
岡山県では岡山市内の3店舗ほどに限る。
「研究への参加同意や機微な情報も含む質問やアンケート等への協力をいただける場合にのみ販売が可能」、との記載あり。
薬局へ事前電話が必要
身分証明書とスマホが必要
緊急避妊薬販売に係る環境整備のための調査事業(厚生労働省医薬局医薬品審査管理課委託事業)
オンライン診療
アプリやサイトによっては会員登録やクレジットカードの登録、年齢制限など、未成年はそもそも利用できない場合があります。緊急避妊薬の処方の場合は対面にしている病院も多いです。
安全性が確かではありません。
郵送なので72時間以内に手に入らない可能性があります。
適切なアフターフォローがされない可能性があります。
以前紹介していた、一般社団法人ソウレッジによる緊急避妊薬の若者への無償提供「おひさまプロジェクト」は2024/03/31で終了しました。
性被害に遭った場合取ると良い行動
性被害や性暴力に遭った場合に、取ると良い方法があります。詳しくは以下のサイト(THYME)が参考になります。
取ると良い行動(一部)
安全を確保する
#8891 または 086−206−7511 (岡山県の性暴力被害者相談専用電話)に電話をかける
覚えていることをメモに残す
証拠を残す(シャワーを浴びない、着ている服を個々に袋に入れる)
病院に行く(他が難しくてもできれば行った方がいいです。)
警察に行く(被害の内容によっては病院の費用を警察が負担してくれる制度があります)
性被害に遭った際に参考になるサイト
性被害に遭ったら|性暴力被害者支援情報プラットフォームTHYME
(性被害に遭った場合の対応を診断してくれたり、証拠のメモを作ることができます)
もしも性被害に遭った時、取ると良い行動|THYME
(性被害に遭った際取ると良い行動が一枚にまとめられています)
性暴力被害に遭ったら、性暴力被害者支援センター「おかやま心」に相談を(岡山市)
ひとりで悩まないで〜性暴力被害者支援センター「おかやま心」に相談を(岡山県)
犯罪被害者への支援 - 岡山県ホームページ(警務部県民広報課)
性犯罪被害に遭ったら? - 岡山県ホームページ(警務部県民広報課)
CureTime 性暴力の悩み、相談してみませんか?