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大好きなアーティストのお話| aiko

私の世界ナンバーワンお気に入りアーティストの話をします。

その名はaiko。

何十年経っても変わらずかわいらしい人であるところ、ステージ上で走りまくり喋りまくるエネルギー爆発のコンサート、aiko本人がペンを握り生み出されていくカラフルでポップなグッズたち。

aikoの音楽が大好きなんだけど、その気持ちの根っこの部分がとても深い。
aikoという人に惚れていて、aikoの世界観に魅了されている。

そんなaiko独特の感性が色濃く出ているのが、aikoの綴る日本語。
素敵な日本語を扱う人に出会って、日本語を母国語に持ったことをラッキーだと思える。
aikoは私の中でそんなアーティストです。

まずは皆が知る名曲「花火」の「夏の星座にぶらさがって 上から花火を見下ろして」から。
夏の星座にぶら下がっちゃう、そしてそこから花火を見下ろしちゃう。
ありきたりな想像とは一味違う、aiko色のかわいらしい情景。
そこに更にaiko色のポップなメロディーが乗る。
なんだけど!内容は胸がイタタッとなるような切ない恋の曲だったりする。
耳あたりの軽快さを裏切る内容の熱さや切実さ。
この化学反応が絶妙な寄り添い方をしてくれるんです。
道ゆくかわいい女の子たちも、心をパカっと開けてみたら焦がれるような熱っぽい気持ちがドロドロと流れ出てくるはず。
aikoの曲風は、そういった意味では恋のリアル。
歳を重ねてもブレないaikoの音楽が、一体何万人の恋する人々を肯定して包み込んで来たんだろう…。

大人気曲「キラキラ」。
一見恋のワクワクや幸福感が溢れてくるようなタイトル。
なんだけど!これもとっても健気でちょっぴり重くて切なさを覚えるような曲だったりする。
"待ってるねいつまでも、今日は遅くなるんでしょう?"
"ひとり寂しくないように、ヘッドホンで音楽聴いて待ってるね!"
"風になってでもあなたを待ってる、そうやって悲しい日を超えてきた"

んん〜〜〜〜〜!aikoのラブソングを恋愛体質という一言で片付けないで!好きな人を待つ健気な姿の中にしっかりとした芯が見える、究極のラブソングなんです。

大好きな曲「シアワセ」。
"生きてくために泣くこともある、それが私を強くするならばこれも一番の幸せなんです"
"生涯離れてしまっても、あなたの一歩になるならば幸せに思える日がくるのです"
"静かに終わりが来たとしても、最後にあなたが浮かんだらそれが幸せに思える日なのです"

んんん〜〜〜〜〜!芯っっっ!
恋愛に限らず、家族や大切な友人に当てはめてみても心が熱くなる一曲。
愛とは何かということを自分の中でしっかりと持っているからこそ、こんなに強い愛に溢れた曲を生み出していけるんだと思います。
aikoはかわいくて、かっこいい。

お次は全体を通して歌詞がどストライクな曲「終わらない日々」。
"いつでもどこでも大切だと感じたものは、全てあなたに教えたいなと思うもの"
"器量良し心上昇で輝いてくつもりだもの、すべてあなたが側にいるからできるんです"
"例えばあなたの情けないくだらないところさえも愛してゆきたい"
"例えばあなたが泣いたなら、気持ちを重ねて抱きしめて泣きたい"
誰かに対してふとした瞬間を共有したいと思えたり、いつでも味方だよ!と思えたり、私も頑張ろう!と思えたりする瞬間は日々の中の彩りなんですよね。
大切な人に対する愛が心の中にあることが、日々の中で自分をどれだけ強くしてくれているか…。

そして最後に私の一番好きな歌詞を。
とってもシンプルなんだけど、ここにタイトルの全てが詰まってるよなあと思う「キラキラ」サビ前のワンフレーズ。
"あなたを好きということだけで、私は変わった"
長く説明はしません、是非曲に乗せて聴いてみてください。

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