百鬼異聞録初心者講座 侍の霊のススメ

皆さんこんにちは、不知夜月(いざよいづき)です。
初めましての方のために簡単に私の事を説明すると、百鬼異聞録と呼ばれるカードゲームにて
侍の霊と呼ばれるキャラクターに全てを捧げているエセ名士帯の人です。
特に最近百鬼異聞録を始めたというような方は、侍の霊と言われてもそんな式神ランクマで見たっけ?となると思います。
そうなんです。この式神ほぼランクマでは使われないんです。
それでもこの式神が弱いかと言えばそういう訳ではなくちゃんと環境デッキ相手にも組み方次第で勝つことはできます。
今回はそんな自分の最推し式神の性能について紹介出来ればと思います。

侍の霊のキャラ紹介

侍の霊は蒼葉に属する式神で、幸運良縁秘巻から排出されます。
スタッツは3/3と高くなく、直ぐに気絶してしまいますが、このキャラの基本能力は気絶時に発動します。
その能力は気絶時に幽魂形態に変身するというものです。


幽魂形態時は戦闘区域にこの式神がいたとしても相手キャラの攻撃を防ぐことが出来なくなってしまう代わりに、相手戦闘区域の式神を無視して攻撃をすることが可能となります。
ただし、幽魂形態は気絶状態の式神が攻撃している影響で、出撃ボーナス(鼓舞、制圧)は効果がありません。また、食材を食べさせることも出来ませんし、攻撃力バフを掛けることができるカードも現状(2022年10月20日)2枚しか確認出来ていません。
幽魂形態の侍の霊の出撃を止めるには、プレイヤーを眩暈にさせるか、ほかの式神に激怒をつけるしかありません。
また、幽魂形態の侍の霊が戦闘カードを使用することを妨害する術はほぼありません。
この幽魂形態を如何に制御できるかが、侍の霊を使う時のポイントとなります。

カード紹介

ここからは、侍の霊が持つカードについて紹介していきます。
侍の霊はカード構成によって後ろ寄せもアグロもこなせる式神となります。またカードも複雑な効果を持つカードは少ないため、是非8枚全て覚えましょう!

レベル1戦闘カード 侍の心 R 
アグロ、後ろ寄せ共に2枚採用

このカードは普通に使うとただ火力1あげて殴るだけのカードですが、幽魂形態時には瞬発で使用できる(鬼火を消費せずに使用出来る)カードとなります。
ただし、後述する法術カードを使用しないと、レベル1で戦闘区域を空けての瞬発2点はあまり強い動きとは言えません
従ってアグロムーブを取るのでないならば、このカードは後半まで温存しておきたい1枚です。

レベル1法術カード 切腹 SR
アグロなら1~2採用 後ろ寄せなら0~1採用

このカードは使用することで、侍の霊を強制的に気絶させ、さらに幽魂形態の攻撃力を永続的に1上昇させることが出来ます。
幽魂形態の攻撃力が上がる点、相手が侍の霊を気絶させることを嫌っても強制的に気絶させることができる点では優秀ですが、この行動で鬼火を1消費してしまうのが大きな欠点ともなります。そのため序盤、中盤耐久が必要な後ろ寄せのデッキではこのカードの採用は見送って良いかと思います。
また、このカードを入れる分戦闘カードが減るため、その点についても注意しなければいけません。

レベル1戦闘カード 唐竹 R
アグロなら1採用 後ろ寄せなら採用無し

このカードは通常時はただ火力1上げて前殴るだけのカードですが、幽魂形態時に使用すると、形態の直撃効果を一時的に消して相手戦闘区域の式神に攻撃を仕掛けることができます。
ただし、基本的に切腹を使用していないと盤面には2点しか出すことができない上、盤面も実質空いた状態となってしまうため、返しのターンで顔がダメージを受けることが多いです。
また、後述する覚醒カードとの相性が悪く、直撃が消えてしまうせいで戦闘カードはあるのにリーサルに届かないということも多々あります。
そのため、アグロデッキならピン採用はありですが、後ろに寄せたデッキではこのカードを使うことはまず無いかと思います。

レベル2戦闘カード 不服の怒 SR
アグロなら1~2採用、後ろ寄せなら0~1採用

このカードは、相手戦闘区域にいる式神の攻撃力が2以下の場合は、ただ火力1上げて殴るだけのカードとなります。
ただし、相手戦闘区域の式神の攻撃力が3以上で、殴り合いの結果侍の霊が気絶した時には
幽魂形態となった侍の霊がもう一度この戦闘カードを使用することができます。
この場合2回目の使用は鬼火を消費しません。
盤面処理しながら顔にもダメージを通すことができる点で強力なカードではあるのですが、現在(2022年10月20日)の環境では、3/4の前に出てくる式神と当たることが少ないことに加えて、その主要メンバーである首なし、般若、妖刀姫にはダメージ無効化や根性付与などの誘発カードがあるため、結果的に自身の戦闘区域に式神が立たないまま返しのターンで大打点を食らうこともあります。
アグロデッキであれば2枚採用しても良いとは思いますが、後ろに寄せたデッキを使うのであれば入れてもピン刺しであと2点足りない時のリーサル札として使うくらいになるかと思います。

レベル2戦闘カード 怨霊斬 SR
アグロ、後ろ寄せ共に2枚必須

このカードは普通に使用するとただ火力1上げて殴るだけのカードです。
ですが増強効果を発動させることで最大で火力を+5まであげることが出来ます。
増強効果の発動条件は味方式神が気絶していることです。(ここについては後日怨霊斬のみの解説noteを上げる予定です)
そのため仮に前のターン相手に全滅を取られてしまったとしても、返しのターンでこのカードがあれば、1つ目小僧がいない限りは防御不能の大打点をカウンターで与えることが出来ます。
超優秀な戦闘カードなので、侍の霊をデッキに採用する時には確実に、2枚採用となります。

レベル2戦闘カード 滅魂 R
アグロなら0~1 後ろ寄せなら採用無し

このカードは普通に使うと純粋に火力2上昇させて殴るカードです。
ですが幽魂形態時にこのカードを使用すると
狩猟が付与されて、相手式神を処理することができるようになります。
しかし
・切腹、覚醒無しだと打点が3点しかでない
・狩猟のせいで顔面殴れない
・これ処理札としてレベル2で打つくらいなら九命猫でよくね?
等の理由からこのカードを採用する理由が基本ありません。
単純に火力が2上昇するのは強いので、採用するのであれば侍の霊が気絶していない時に使って5点出した方が強いと思います。
なのでアグロならギリギリピン刺しありだとは思います。後ろ寄せだとむしろこのカードのせいで負ける試合が増えるかと思いますので採用無しです。

レベル3戦闘カード 栄誉の終わり R
アグロなら0~1 後ろ寄せなら2採用

このカードは効果は特に説明することはないです。
ただ火力3上げて盾3ついた侍の霊が殴るだけです。
ちなみにこのカードを幽魂形態で使用しても盾が付きますが、盾が付いていてもそもそも幽魂形態では相手式神からのダメージは肩代わりしないので気をつけてください。
アグロデッキだと単純にレベル3札は遅いのでまあ入れてピン刺しだと思います。
一方後ろ寄せの場合はこの札が1番安定して高火力出せるので2枚必須です。


レベル3法術カード 覚醒・侍の霊 SSR
アグロなら0~1 後ろ寄せなら2採用

このカードは覚醒カードとなり、侍の霊の基本能力を変更するものとなります。
変更内容としては、
・侍の霊は永続的に幽魂形態となり、その対局中に復活することはなくなる。
・自分のターン開始時、自身の攻撃力を永続的に1上昇させる。
・永続的に疾走を得る
となります。
覚醒後はレベル1戦闘カードの侍の心が常に瞬発を得るため、1ターンの間に怨霊斬、怨霊斬、侍の心、疾走を使って出撃といった怒涛の攻めが可能となります。
しかもこれら全てが直撃を持つため、相手が覚醒餓者髑髏などを壁にしたとしても、それを無視して顔にダメージを入れることが出来ます。
アグロデッキでは、流石に覚醒直後の即効性は無いため入れてピン刺しだと思いますが、後ろ寄せのデッキでは基本このカードがリーサルプランとなります。

最後に

今回は侍の霊の能力とそのカードについて、簡単にまとめました。
私は侍の霊にはまだまだ環境で暴れる力があると信じています。
次回からは本格的に私が普段使っているデッキについて紹介していきますので、皆さんがもし侍の霊を使いたいなと思った時にどのようなデッキがあるのか、参考になればと思います。

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