見出し画像

『在職老齢年金に留意(ポイント投資は最強!)』60

こんにちは。
『おにぎりマン』です。
本日も、「おにぎりマン」の投稿にお立ち寄りをいただき感謝申し上げます。

「おにぎりマン」は、ポイント投資は最強!と考えています。
68歳までに、「経済的な自由」を得るため、セコセコビッチ投資作戦を継続実行をしております。
さまざまなセコイ節約・倹約(前向きな表現であれば、お得な取り組み)を実行し、小さな資金をゲットし、その資金を投資信託などに投資し、複利効果で資産を増額することを目的に活動をしております。

さて、今回の投稿ですが、我々定年間際のアラカン世代は、65歳より公的年金(厚生年金+国民年金)を受給できることになるのですが、その中で、理解を深めないと損しちゃいそうな事柄を投稿させて頂きます。

アラカン世代の皆さん、「在職老齢年金」ってご存じでしたか?
「おにぎりマン」は知りませんでした。
何だか、日本政府や財務省などから、イカサマや詐欺的な行為を強要させられているような不思議な公的年金減額制度ですね。
知らないと減額させられてしまいますね。


1.まず最初に

1-1 「在職老齢年金」で減額されない収入とは

まず最初に、「在職老齢年金」で年金カットされない収入はあるようです。
年金カット対象外となる収入が、「不動産収入」と「株式配当」です。

年金カットの対象外:在職老齢年金

知っているのと知らないとでは、老後の収入が大きく相違し、老後を豊かにそして安心して暮らすことはできなくなります。
「おにぎりマン」は知れてよかったと感じています。

このことを知ってしまうと、ポイント投資から始めて、投資に資金を割り充て、資産形成をコツコツと積み上げるは、老後を豊かに、そして安心して暮らすための必要条件かもしれませんね。
やはり、分配金・配当金収入を計画的に得ることは重要です。

そのきっかけとして、「ポイント投資は最強!」
勿論、ポイント投資だけでは、経済的な自由を得ることは、非常に厳しいです。しかしながら、その後の投資戦略、作戦は、勇気を持って投資を組み立てること、変化のきっかけになりえると考えています。
その変化は、将来の人生を「前向き」に変えてしまうと思うのです。


1-2 在職老齢年金とは

さて、「在職老齢年金」とは何でしょうか?

70歳未満の方が会社に就職し厚生年金保険に加入した場合や、70歳以上の方が厚生年金保険の適用事業所にお勤めになった場合には、老齢厚生年金の額と給与や賞与の額(総報酬月額相当額)に応じて、年金の一部または全額が支給停止となる場合があります。これを在職老齢年金といいます。

出典 : 日本年金機構

厚生年金の加入者が対象となりますね。国民年金は対象外となりますね。

つまり、「おにぎりマン」は会社員で65歳以降から支給される厚生年金は、家計の全体収入が50万円以上となった場合、その超えた額の1/2分の厚生年金は減額されることになります。


1-3 年金カットは50万円で線引きされます

次に、パターン分けが必要ですね。

年金カットルール(在職老齢年金の場合わけ)

基本月額(厚生年金)+総報酬月額相当(給与)=50万円 以下 or  以上

で線引きがされています。

ちなみに、総報酬月額相当(給与)は下記のとおりの計算となります。
総報酬額月額相当 = 標準報酬月額(給与)+ 標準賞与年÷12(ボーナス)

総報酬月額相当額の中身


1-3 参考情報として(パターンによって、総報酬月額相当額が違います!)

現行制度からすると、会社と交渉できるのであれば、『標準賞与月額』の比重を大きくできると、総報酬月額相当額を小さく設定できそうですね。

同じ年収でも、「標準報酬月額」と「標準賞与月額」のバランスの違いで、総報酬月額相当額が変化します!

◆パターン1【年収500万円の場合】
①標準報酬月額(給与) 30万円 × 12か月 = 360万円
②標準賞与月額(賞与) 70万円 × 2回   = 140万円
③合計 500万円
④総報酬月額相当額 30万円 + 11.7万円 = 41.7万円
 ※140万円 ÷ 12か月 ≒ 11.67万円

◆パターン2【年収500万円の場合】
①標準報酬月額(給与) 15万円 × 12か月 = 180万円
②標準賞与月額(賞与)180万円 × 2回   = 360万円
③合計 500万円
④賞与の場合、360万円を支給されても、上限が150万円までしか設定
 されない。

④総報酬月額相当額 15万円 + 12.5万円 = 27.5万円
 ※150万円 ÷ 12か月 = 12.5万円

【結論】
同じ年収500万円でも、「パターン1」と「パターン2」では、「総報酬月額相当額」に違いが生まれます!
知っておかないと、年金カット額が大きく相違しますね。


1-4 在職老齢年金の計算方法

日本年機構の在職老齢年金の計算方法を参照ください。

在職老齢年金の計算方法(引用 : 日本年金機構)

具体的に計算すると下記のようになるのですね。

例えば、「おにぎりマン」の場合を想定して計算をします。
①65歳からの厚生年金支給額(基本月額) : 21万円
②65歳から労働収入(総報酬月額相当額) : 45万円
 ⇒ こんなにいただけるところ紹介してください。(笑笑)

合計 66万円 となりますが、でもそうはなりません。
引用元の日本年金機構の在職老齢年金の計算方法に基づいて計算を実施すると

【計算結果(厚生年金の支給額)】
21万円ー(21万円 + 45万円ー50万円)÷2= 13万円(▲8万円)

つまり、▲8万円減額され、厚生年金は、13万円になります!
45万円 + 13万円 = 58万円(66万円ではないのです!)


2.まとめ

もし、老後にイイ就職があり、また今までの資格、経験を活かして労働を続ける場合、この「在職老齢年金の計算方法」が1つの壁になることは言うまでもありません。

日本国政府からは、年金支給の繰り下げがお得ですよってアナンスがされます。1か月支給を遅らせるごとに、0.7%の年金支給額が増額されるからいいじゃないですか?って。

年金繰り下げ増額率 早見表

でも、「おにぎりマン」は、落とし穴があるように思うんですよね。
留意が必要ではないかと。

勿論、65歳以降もたくさんの給与をいただける方々ばかりではないと思いますが、何だか腑に落ちないといいますか、腹落ちしないといいますか、不思議な気持ちになります。

以前は、この在職老齢年金の上限が28万円の時もありましたので、その時の人生の先輩方は、何のために厚生年金保険を毎月掛けていたのか?更に疑問を持つ方が多かったのではないかと考えます。

本日の投稿の冒頭に、「ポイント投資は最強!」と「おにぎりマン」はシェアしています。
「不動産収入」や「株式配当」は、年金カットの対象外であるので、そのルールを活用せねばなりません。
豊かで安心した老後生活を迎えるためにも、生活防衛のテクニック、知識は必要だと考えるのです。

本日も「おにぎりマン」の投稿にお立ち寄りいただき感謝申し上げます。
皆さまの一読、お立ち寄りが何よりの励みになります。

引き続き、よろしくお願いいたします。


いいなと思ったら応援しよう!