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『会社を踏み台にしていいんじゃない?3(会社の非常識男は、世間の常識男か?)』43

こんばんは。『おにぎりマン』です。

いつも『おにぎりマン』の投稿に立ち寄って頂き感謝申し上げます。
下記目次で投稿を始めさせていただきます。


1.『おにぎりマン』会社では「非常識男」!


1-1 『おにぎりマン』の変遷

某地方都市で高校卒業まで過ごし、その後、関東方面の大学に進学し、学卒となり、現在の会社に就職し、同じ会社で勤めて参りました。
そして今、残り3年半で還暦を迎え、一旦定年退職を迎えるアラカン世代のオジサンです。
60歳以降の「サラリーマン生活」をどうするか?
真剣に思い悩んでいます。
「おにぎりマン」の人生の選択は2つ用意されています。
 1つ目  : 定年し、嘱託社員として65歳まで継続するか?
 2つ目  : それとも、他業界へ再挑戦してみるか?

きっと、「おにぎりマン」と同じ思いのアラカン世代の方々は多くいらっしゃるのではないかと想像しています。

今、大学を卒業し、転職することもなく、30数年勤務し続けてきたこの生き方が、本当に正しかったのか?自問自答を繰り返しています。
30数年、真面目に働いてきましたが、3つの自由(経済・時間・精神的)を獲得できませんでした。
一方で、既に、3つの自由(経済・時間・精神的)を得ている方々に対して、羨望と嫉妬の感情が激しく生まれています。

勿論、経済的にも自立し、ささやかながら家族と共に歩めた人生は幸せでもありました。これはウソではありません。

「自己肯定感」「自己満足感」を100%満たせたか?
同時に3つの自由(経済・時間・精神的)を手に入れているか?
30数年サラリーマン生活を継続してきたにも関わらず、全くできていない。非常に遠い存在だと痛感しています。
そのなんとも言えない「ゾワゾワした気持ち」になります。
そのゾワゾワした気持ちをなくしたいと思うようになりました。

サラリーマンでは多少のお金を得ることができるが、お金持ちになることはできなかった。そもそもサラリーマンはお金持ちには縁が遠いことを気付かずに働いていたと。無知であったと。
「おにぎりマン」は何をしていたのか?
自問自答してしまうのです。
自分を責めてしまうのです。
もっと早く、サラリーマンには限界があるんだと気が付くべきであったと反省しているのです。


56歳の誕生日を迎え、「人生は一度きり」、何かに挑戦すると改めて決心しました。このまま時間だけが無常にも過ぎていけば、強く後悔してしまうと。
『56歳からの挑戦』と称して、挑戦シート(羅針盤)を作成し、タイムバケットを決め、1つ1つ実践、実行に移し始めています。

「note」への投稿も、行動変容の1つになります。
今、「note」への投稿を心から楽しんでいます。


1-2 『おにぎりマン』への変身のきっかけ

50歳を過ぎたころ、上級上司より、毎日のように、『お前は「アホ」か?』の罵倒を繰り返され、その洗礼言葉は、毎日のシャワーのように続いていました。罵詈雑言の嵐でした。
その罵詈雑言は、職場のメンバーの前で行われ、スケープゴード(生け贄)でもありました。生身で変身前の「おにぎりマン」を吊し上げることにより、組織は従順になりなり、各々が声をあげる事はなくなります。

上級上司からは、「お前の代わりならいくらでもいるんだよ。」との言葉もあり、このままでは、変身前の生身の「おにぎりマン」は、使い捨てだなぁ〜。と感じていました。

入社以来大好きであった会社生活に、一定の限界が近づいていると認識させられました。

今では、「考える機会」をいただいたと、感謝しています。

この時より、変身前の生身の「おにぎりマン」は、会社生活の出口戦略を考えるようになりました。
また、サラリーマン生活の出口戦略って何か?
を自問自答し、日々考えるようになりました。

そして、『おにぎりマン』に変身し、『おにぎりマン』として生き、後悔しない人生を歩みたいと誓いました。

『おにぎりマン』として3つの前提を成し遂げようと決心しました。
  ◆ 何かを成し遂げる
  ◆ やり尽くした人生にする(後悔しない)
  ◆ 誰かの為でなく、「自己満足感」を得る

そう決めると、定年退職が迫る中、妙な焦りと焦燥感に苛まれ始めました。

1-3 アラカン世代の皆さんは、どのようなサラリーマンの「出口戦略」をお持ちですか?


皆さんは、サラリーマンの「出口戦略」をお持ちですか?
「おにぎりマン」は、まだ具体的なサラリーマンの出口戦略が決まっていません。決められていないですね。残念ですが、具体的なイメージも描けていません。「暗中模索・五里霧中」状態です。本当に霧の中です。

残酷にも、時は刻々と過ぎていき、定年退職というまさにその日がまもなくやってきます。その前日になり、明日からの生活をどうするか?どう過ごしていくか?と悩むより、今から具体的に明確なビジョンを準備をしておき、描いておくことが得策だと考えるのです。

この霧を晴らすために、56歳からの挑戦と称して、挑戦シート(羅針盤)を作成し、思考を見える化しました。思考を現実化すると決めました。

決めるだけでは、進みません。

「note」をきっかけに、取り組んで試行錯誤してるさま、格闘しているさまを正直に、包み隠すことなく、「note」に綴り記録したいと思いました。

変身前の生身の「おにぎりマン」と同じような失敗をしないよう、その道標を記したいのです。
是非、アラカン同世代の皆さんとシェアをしたいのです。

2.『おにぎりマン』世間では「常識男」!


2-1 不動産経営の取組み開始

5つの収入源を確立するための格闘が、50歳を過ぎて始まりました。
5つの収入源とは、下記の表のとおりです。

5つの収入源

2段目の「不動産事業・経営」です。
現在、挑戦中です。

某地方都市に、新築RC1棟を保有し、不動産事業・経営中です。
お陰様で、満室経営できており、安定的な経営ができています。

『おにぎりマン』の会社では、「副業」は認められているか?認められないか?は微妙であるため、『おにぎりマン』は次の2つの対策を打ちました。
工夫しています。
1つのノウハウになります。

 1つ目  不動産管理会社(合同会社)を設立・法人化
 2つ目  代表社員 「おにぎりマン奥さん」


将来、子供たちが経営を引き継ぐのか、財団法人化し、世間の皆さんのために利用いただくかは、「おにぎりマン」「おにぎりマン奥さん」のいづれかが他界した際に考える予定です。
遺言を残します。


2-2 銀行との融資交渉で本領発揮!

「おにぎりマン」の場合、銀行との融資交渉が2度行われました。
 1つ目  予備審査
 2つ目  本審査

当然ですが、予備審査が通過しなければ、本審査のステージに移行することはできません。
「おにぎりマン」は、まずは30数年の勤続年数とサラリーマン属性(会社・借金なし など)で、運よく予備審査を通過しました。

予備審査を通過したため、その後は、下記資料の6つの資料の準備を怠ることなく行いました。
全ての資料が重要なのですが、「おにぎりマン」夫婦で、時間を掛け苦労し、汗をかいたのが、「5.マーケット調査」です。
調査をし、資料をまとめる上で、創意工夫は、「数値的な表現ではなく、視覚的にわかり易く簡単に」をテーマにまとめ上げました。

会社を踏み台にしよう!
対策準備「銀行融資交渉」

融資審査の本番に臨みました。
2時間以上のプレゼンテーションをさせて頂き、質疑応答をし、融資審査が無事終わりました。
結果はどうなるか?は、本審査が終わった段階では、五分五分でした。


2-3 融資担当者の評価に驚き

融資審査の本審査のプレゼンテーションが終わり、「おにぎりマン」夫婦はは不安な時期を過ごしていました。
本当に融資が下りるのか?許可されるのか?
「おにぎりマン」夫婦として、銀行の融資審査のプレゼンテーションは初めてのことで、銀行側の融資審査員たちが、また融資決裁者が、どのように受け留めていらっしゃるのか?
どのような判断が下されるのかは、知る由もなく、不安な日々が続きました。

数日後、「おにぎりマン」宛にメールが、銀行のご担当者からあり、近日中に電話を頂けることになりました。
銀行ご担当者からの電話を頂いた際、「おにぎりマン」は驚きを隠せませんでした。

銀行ご担当者   : 「おにぎりマン」さんご無沙汰です。連絡がしばらく
             空きまして申し訳ございません。
             先日の融資本審査のプレゼンテーションお疲れさま
             でした。
「おにぎりマン」 : お世話になりました。
           初めてのことで非常に緊張しましたよ。
           無事プレゼンが終わってホッとしています。
銀行ご担当者   : 「おにぎりマン」さんの市場分析、特にマーケット
           調査のプレゼンは、非常に興味深く、好評
でした
           よ。私の上司の反応は上々でした。
           私にとって、この融資は、非常に大型案件です。
           年度末の締めもあり、注力融資なのです!
           ですから、「おにぎりマン」さんがしっかりとプレ
           ゼンをしていただけたので、私としても非常に嬉し
           かったです。ありがとうございました。
「おにぎりマン」 : ・・・・・。
銀行ご担当者   : 結果は、今は言えませんが、プレゼンが良かったこ
           とだけは伝えておきますね。
           追って、融資結果は別途連絡しますので。

と言われ、電話が切られました。

銀行は、融資予約はできないでしょうから、正式に決定するまでは軽はずみな言動はできないのだと思いますが、マーケット調査のプレゼンの評価が高かったと電話越しに伝えられたのは、正直、意外な感想でした。

数日後、再び、銀行ご担当者から電話連絡がありました。

銀行ご担当者   : おめでとうございます。
           無事、融資決裁が完了しました。
          「おにぎりマン」さんの奥さまの会社に、融資させて
           いただくことが正式に決定致しましたことをご報告させ
           ていただきます。
           勿論、「おにぎりマン」さんが、連帯債務者である
           ことが条件
です。
「おにぎりマン」 : ありがとうございます。本当に感謝申し上げます。
                                        長い付き合いになります。
           引き続き、ご指導、ご鞭撻をお願い申しげます。
      
「おにぎりマン」夫婦に大きな転換点がやってきました。


2-4 新たな気付き

会社では評価されないプレゼンテーション(非常識男)が、銀行の関係者には非常に好評で、特に、「市場調査・マーケティング(常識男)」が、大型融資の雌雄を決したとなると、「おにぎりマン」がサラリーマン生活で培ってきた「プレゼンテーション・資料作り(ppt)・マーケット調査」能力は、新たな気付きでもありました。

「おにぎりマン」自身が、客観的に自分の能力を過小評価し、見えていなかったことを理解しました。


3.まとめ

3-1 総括

会社を踏み台にすると聞くとネガティブなイメージをまず最初に持ちますよね。でも実際はそうじゃない。

例えば、「踏み台」があれば、一般人もバスケットのダンクシュートが決めれるイメージです。
一般人は、「踏み台」がなければ、簡単にはダンクシュートは決まらないですよね。逆に、プロや上級者は、ダンクシュートを決めてしまいます。
一般人も、「踏み台」さえあれば、ダンクシュートするチャンス、可能性は格段に増します。
会社という存在を上手く利用して、「踏み台」にして、セルフデザインを成長させれば良いと考えるのです。
会社の研修制度を活用して、自己啓発、自己研鑽、自己経験を増せばいいんじゃないかと思うんです。
遠慮することないですよね。

費用も会社持ちにしちゃえばいいんですよ。それは我々の権利だから。

セルフデザインを向上させることは、会社にも便益があるますし、人材は利益の源泉なんですから、人材を疎かにする会社は人材が育つことはないですよね。
更にステップアップする準備を着々とすることが正解だと、定年間際になり気付いた「おにぎりマン」です。

また、会社と従業員の関係は、フィフティフィフティであるべきだと思う。

どうも給与をいただいているから「鎌倉殿と御家人」の主従関係が存在しているかのような錯覚に陥るのですが、そうじゃないんです。
従業員は「人的財産」を浪費していますし、人生の「時間」も削り取られています。

また、人間関係では、会社との関係の中間に上級上司も存在するため、更に複雑化します。精神的な苦痛も想像を絶します。

いつまでも、会社との関係が上下関係である必要はないと「おにぎりマン」は考え直しました。健全な関係に戻しましょう。
もし会社側が戻さないならば、今は我慢の時ですが、将来、充分に自己啓発、自己研鑽、自己経験を積み重ねて、会社を「踏み台」にして、大きく飛び立てばよいのだと思います。

何故ならば、会社と従業員の関係は、フィフティフィフティであるべきだからです。何ら躊躇する必要はないと考えます。


3-2 お礼

長文の投稿に最後までお付き合いを頂き、本当に感謝申し上げます。
引き続き、「おにぎりマン」の気持ちを note に綴って参ります。
是非、お時間が許すまで、お付き合いを頂けると本当に嬉しいです。

下記に、以前投稿した2つの「会社を踏み台にしていいんじゃない?」シリーズを載せておきますので、是非、一読いただけると嬉しいです。
よろしくお願い申し上げます。


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