番外編〜恋とは何か〜
2023年11月から1月にかけて私は吉田ゆかりさんの〈エネルギーパートナー講座0期〉を受けていた。
それは理想のパートナーを現実に出現させる、という意味不明で興味深いものだった。
その過程の中で見えてきた、自分に必要なものが
①自己主張する
②シンプルに解決する
③女を使って良い
なのであった。
①自己主張
長年の長女体質で自己主張はしないのが基本で生きてきた為、本当は自分はどうしたい?がわからないまま歳を重ねていた。
周りに合わせて、輪を乱さないことが何より大事なので「何でも良いよ」が自然と口癖になっていたし何を食べたいかどこに行きたいかもいまいち分かっていなかった。
これ良いなぁと思うこともシャボン玉の様に消えて忘れるを繰り返していたことに氣が付いたのである。
②シンプルに解決する
いつも限界ギリギリまで1人で抱え込み頑張ることがデフォルトだった為、ここまで精一杯やったけれど他にはもうなす術がありません!というところまで行って初めて助けを求めるに値すると信じていた私。
普通に考えて、すでに手一杯なのに頑張り続けるから体を壊したり、常に時間に追われて焦っている中交通違反の取り締まりにあって免許停止になる、免許センターに行って忙しすぎる流れを断つ、みたいなおかしな癖があった。
私自身の(もうこれ以上は頑張れないよ、もっと休みたいよ、もっとゆっくりペースがいいよ)という感覚を大切にすることにした。
回り道は、もうしなくて良いよね。
③女を使う
私は小さな頃から可愛いと言われていた。
その一方で、容姿がからかいの対象になる子を見て、自分は女であることを武器にしてはいけない、
ズルしちゃ駄目だとずっと頑なに信じていた。
なのでぶりっ子するとかあざとく振る舞う様な人をどこか軽蔑する様な、生きる世界が違うような感覚で生きていた。
でも、そこを禁止する理由はどこにも見つからないということにも氣が付いた。
これは②と通ずる部分がある。
1月15日
昨日、たまたまテニスの会長のお店にお酒を買いに行く用事があったので今回の課題①自己主張をする、を実行することにした。
毎年秋に開催される町内駅伝大会に出たいと伝えたのである。
昨年はテニスサークル会長が、私の地区の駅伝監督であったので、今年もその可能性が結構あると踏んでの直談判だ。
年始の箱根駅伝が如何に面白かったかと、それが私の走りたい熱に火をつけたこと、自分は走りたいんだということ、うちから会長の家までちょうど1.5kmなので今から練習すれば私は戦力として劣らないのでは無いかという算段があることなど。
会長は
「いいんじゃない、イケると思うよ♪」
というフラットな感じだった。
しかも昨日はHさんに会えると思っていたら前日にHさんインフル罹患の連絡が流れた。その際に、Hさんが練習をしている他のメンバーにはみなさんが合流する旨伝えてあるので普通に来てくださいとのことだった。
私は考えた。
・息子たちが体調を崩し始めている
・風邪などを引いて1月27日のテニスの新年会に響いたら嫌
・Hさんに会えないならこんな極寒の中、朝からテニスする意味ない
と思い練習はパスすることにした。
そこで見えてきたこと
/
目の前に現れる男性は人物そのものということではなく、あくまでも私の理想の人はこんな要素の持ち主というサンプル抽出をさせてくれるに過ぎない
\
という世紀の大発見をしてしまった!
今回の例で言えばHさんが好きなのではなく、
Hさんの
・色白で透明感半端ない感じ
・スポーツはキレッキレのバタフライナイフみたいなのに人柄はとても穏やかなところ
・会話が端的で無駄がなく、本質的な部分を伝えるところ
・面白いことは素直に笑う
・目を見て挨拶する
・細面(ほそおもて)
・華奢
・透き通って見える(濁りのないオーラ)
自分の中の理想像がより細かくわかった!
私ってやっぱり幸せものだなぁ♡
とワクワクウキウキしてしまった。
するとどうだろう。
その晩、どうしやうもなき本音にも氣付いてしもうた。
わたし…やっぱりロリータファッションが良い。
黒とかじゃなく、ピンクのワンピースにフリフリエプロン(小学生の頃母がフェリシモでさくらんぼ姫の会というので三姉妹おそろでくすんだピンクのパフスリーブのロングワンピースに白のフリルエプロンを買ってくれて今でもよく思い出すほどあの世界観が好きだった。でもやっぱり非日常感めちゃあるから、田舎だし目立つからあんまりは着られずにサイズアウトした。)が着たい。
私はやっぱりどうしてもそういうのが好きなんだよね!って今朝母にも伝えた。
すると母は、ちゃんと真面目に
「うん、そうなんだね。好きだよね。」と答えてくれた。わかっていたよという感じだった。
もうやるしかない!